ごあいさつ
KOZLIFEでお買い物中の皆さん、こんにちは。和田健司と申します。
この度、KOZLIFEさんでエッセイの連載を始めることになりました。
KOZさんと初めてお会いしたのは2011年、今から10年程前です。僕はコンセプターという聞き慣れない仕事をしていまして、企業や製品などの企画を考えたりそれをデザインしたりする仕事をしています。平たく言うとアイデアマンのような仕事です。実は、約1年をかけて2012年にKOZLIFEのWEBサイトがリニューアルオープンしたのですが、その頃からのお付き合いで、裏方として色々と企画を起こしたり商品を開発したりしてきました。皆さんがご存知のLOVE FOOD LOVE LIFEというコンセプトやロゴデザイン、STIIKのお箸も企画段階から一緒に作り上げてきました。
日常生活からふと何か「気づくこと」って、ありますよね。
僕は仕事柄、物事を斜め45度から見つつ色々な「気づき」を見つけ与えていく事を日常的にしています。例えば全然見向きもしなかった製品が、何か視点が変わるだけでぐっと魅力的に見えたり、その逆もありますね。そんな「!」な瞬間を文章や写真を通して皆様にお伝えできたらと思い、お手紙のようなエッセイを隔週でお届けしようと思います。
KOZLIFEでのお買い物がもっともっと楽しくなりますように。
和田健司
ー INDEX ー
それは、すべての人に平等に与えられるもの。2020年に入り、世界が大きく変わった。
当たり前だったことがそうではなくなった今、どんな時間を過ごしていったら良いのでしょうか?
大きな時間の変化の後残ったのは「自分」という存在への興味。
それはどのように生まれ、どう育てていけばよいのだろうか。これから来る時代に備え、考えておかなければならない事とは?
人間の三大欲求のひとつである「食」。KOZLIFEのコンセプトの半分でもあります。
僕達は生きている限り食べなければいけません。「食べる」ことから垣間見える色々な「気づき」を追っていきます。
今目の前にある世界は、すべて人間がつくったものです。
ならヒトをよく知れば、生活はもっと明快に、もっと楽しくなるはず。いざ、人間の魅力を見つける旅へ。
好きと嫌いは紙一重。人間は感情が絶えず変わり続ける生き物です。
嫌いだった物が好きになったり、その逆も。そこを行ったり来たりしながら贈る感情達のエピソード。
人生は旅のようなものである。止まらない時間の中で、どこかに進んでいかなければいけません。
予期せぬ出会いや発見の連続でお贈りする旅の景色達。
いまだに、教わることが多いデザインの世界。実は英語の“design”にあたる日本語には、ぴったりしたものがありません。
僕のちょっと変わった視点でお贈りする、わかりやすくて不思議なデザインの世界へようこそ。