天候と気温や湿度を見て、塩かげんを決めプレミアム小麦粉を練り込む。(伯方の塩の加減が毎日調整され、銀四郎めんの出来が左右される重要な作業)
こね上がった生地を、手首位の太さに切り出し、桶に渦巻状に巻き込み、何本かを合わせ、太い縄上に仕上げる。
親指位の太さになるまで「ほそめ」作業を繰り返し、乾きとひっつきを防ぐため銀四郎めんの特徴である生搾りごま油を表面に塗る。
よりをかけながら、銀四郎めんを細くのばし、二本の竹棒に八の字状に巻きつけてゆく。
(寝びつ)で数時間熟成させた銀四郎めんを引き伸ばし、さらに(寝びつ)にもどし熟成(うまし)を行う。
熟成後、程良い頃合いをみて銀四郎めんをハタにかけ約二メートル位まで引き延ばす。
延ばし上げた銀四郎めんを徐々に乾燥させながらひっつかないよう一本一本丁寧に箸で分けてゆく。
乾燥の終わった銀四郎めんを切り台の上で切りそろえる。