幾つかの特典映像を見る限り、クストリッツアの撮影現場は、どうも雰囲気がよろしくないようです。
数年前のノースモーキングオーケストラの来日コンサートでも、クストリッツアは愛想を振りまく事も無く淡々と演奏をしていました。
陽気であると同時に何処か陰気な作品達が生みだされる理由は、生まれ育ったサラエボという環境に因ることが大きいのはそのメッセージ性からも明確ではあります。
しかしながら、監督である前に人としてあまり楽しい人間では無いような気がしてならないのです。
撮影後にその場所が気に入ったからといって、村ごと買い取って自分の村にしまうというのものも、何か違うような気がします。
映画監督としては大好きなのですが。。