京橋ワイン本店

世界最高峰ワイナリーの一つ、ペンフォールズ

1844年、イギリスから移住してきた医師クリストファー・ローソン・ペンフォールド博士が南オーストラリア州マギルで、妻メアリー夫人と共に医療用として酒精強化ワイン造りを開始したのが、ペンフォールズの始まりです。

やがて、夫のクリストファー博士が医業により時間をかけるようになったことから、メアリー・ペンフォールドはワイン事業に専念することになります。その後、妻メアリーから直接指導をされたアルフ・ビーシー、腐食を防ぐためPHメーターを導入したレイ・ベックウィズ、そして当時オーストラリアに存在していなかった長期熟成ワイン、「グランジ」を生み出したマックス・シューバートなど、熱意あふれる偉大なワインメーカーたちに支えられ、格別かつ大胆なワイナリーへと発展しました。

創設から170年以上を経たペンフォールズは、比類なき傑出したニューワールドワインとして世界中で認められ、ワイン&スピリッツ誌の「ワイナリー・オブ・ザ・イヤー」を歴代最多の29回受賞するなど多数の受賞歴とともに、世界最高峰ワイナリーの一つとして知られるようになりました。

「グランジ」生みの親 マックス・シューバート

マックス・シューバートは、ペンフォールズ初のチーフ・ワインメーカーであり、ペンフォールズのアイコンワイン、「グランジ」の生みの親です。そして、20世紀のオーストラリアのワイン造りにおいて、最も重要な人物の一人です。

マックスは、メッセンジャー・ボーイとして1931年にペンフォールズに入社。当時の経験豊富な科学者やワインメーカーたちと一緒に仕事をしながらワイン造りの技術を学びました。
マックスは醸造学を正式に学んだことはありませんでしたが、彼の実践的な経験、天性の探究心、そしてリーダーシップは、ワイン造りに革新をもたらしたのです。

マックスは1982年まで取締役会の一員を務め、1994年に亡くなるまで、ペンフォールズに欠かせない存在であり続けました。

※写真はマックス・シューバート

多くのコレクターを魅了して止まない「グランジ」

グランジは、世界を代表する最高峰のワインの一つで、初代チーフ・ワインメーカー、マックス・シューバートにより、1951年にマギル・エステートで初めて造られました。

当初は、長期熟成タイプのオーストラリアワインが市場に受け入れられず、ワイナリーからも製造を中止するように命令されますが、マックスは隠れて醸造を続けます。

それから月日は流れ、グランジが脚光を浴びるようになったのは1960年のこと。長期熟成の魅力を発揮したファーストヴィンテージがようやく評論家から高い評価を受け、晴れて正式に醸造が再開されたのです。

その後グランジは現在の輝かしい地位を着々と築き、1955年ヴィンテージが米誌ワイン・スペクテイターの「20世紀における最も偉大なワイン12本」の一つに選出されるなど、その地位は不動のものとなっています。

『成功を夢見るすべてのワインメーカーは、豊かな想像力を持つべきである』マックス・シューバート

ワイン・メイキング哲学 『ペンフォールズ・スタイル』

マルチ・リージョン、マルチ・ヴァラエタル。これがペンフォールズの特長的なワイン・メイキングの哲学です。

グランジを筆頭に、ペンフォールズのワインはマルチ・リージョン、マルチ・ヴァラエタルが大半を占めますが、これはペンフォールズの大切な醸造哲学で、一貫したクオリティとスタイルを保ち続ける要となるものです。その哲学はシャンパン・メゾンにも通ずるものがあります

ワインメーカーたちは、最高品質のワインを安定して造るため、区画や地域、品種に縛られることなく、確立されたペンフォールズのワインスタイルに最適なブドウを自らの足と自らの目で探し求め、選果からブレンディングに至るまで注意深く見守ります

ワインの生産量はブドウの品質次第のため、求める品質に達しない場合は、生産量を減らすこともあります。

4代目チーフ・ワインメーカー ピーター・ゲイゴ

ピータ・ゲイゴは1989 年に、ワインメイキング・チームに加わりました。

当初はスパークリングワイン造りに携わり、のちに赤ワインのワインメーカーを経て、2002年にチーフ・ワインメーカーに就任しました

ペンフォールズのワインメーカーは「カストディアン(守り人)」と呼ばれ、確立されたペンフォールズの「ハウス・スタイル」を表現することが求められます。

そのため、170年以上にわたる歴史上、チーフ・ワインメーカーはピーターを含めて4名しか存在しません

ピーターが「守り人」として細部にまでこだわることで、グランジをはじめとする、長きにわたってリリースされ続けているワインはそのスタイルと品質を保ち続けています。一方で、近年リリースされたワインは、慣習にとらわれない柔軟な発想で、ペンフォールズの「幅」をより広げているのです。

『これまでのワインメーカーが築き上げてきた素晴らしい功績を引き継ぐことが私たちの使命です。しかし、同じことをただ続けるのではなく「これまでとは違う何か」、「ユニークな要素」を加えることで初めて実現できるものです。これはグランジを世に送り出したマックス・シューバートのヴィジョンでもあります。』ピーター・ゲイゴ

※写真はピーター・ゲイゴ

人生の節目に華を添えるブランド ペンフォールズ

これまでペンフォールズのワインメーカー達が受け継いできた、確固たる品質へのこだわり、一貫したスタイルは、様々な場面に彩りを与えます。

ペンフォールズは、いつもの食卓はもちろん、大切な人への贈り物や友人たちとのパーティー、そして何かを成し遂げた自分自身へのご褒美としても最適なワインです。

また、ペンフォールズの母国オーストラリアでは、子供の誕生や記念日に合わせて、グランジやビン389をコレクションにする家庭が多いと言われています。

コレクションしたワインは子供の成人を祝うために開けられ、親は熟成した味わいに我が子の成長を重ね、子は初めてのワインの味わいに少し驚きやとまどいを感じながらも、大人だけが味わえる醍醐味を知っていきます。

ペンフォールズは、人々の成功や喜びの場がとても似合う、〝人生の節目に華を添える”ブランドです。