両面テープは性質上、10℃以下の場合粘着力が低下します。
身近なものだとセロハンテープもそうですが、粘着面を触ったときに温度が高い時の方がベトベトします。
テープの固着はそのベトベトが重要です。
粘着力が低い状態で取付を行った場合、十分に固着することができません。
そのため、取付直後は付いているように見えても、時間が経つにつれて「浮き」や「剥がれ」が起きる場合があります。
以下の条件が整っている場合は、冬季の場合でも通常より圧着・固定を通常より十分に行えば問題なく作業が可能です。
■ガレージなどの室内で作業時の温度が15℃以上に調整できる場合。
■車の暖房を使用することで取り付け箇所の温度を15℃以上に調整できる場合。
以下条件に当てはまるタイミングでの作業は、粘着力が極端に低下するため絶対に行わないでください。
■気温が0℃以下
■取り付け後3日の間(作業日含む)に雪や雨が降る可能性がある
原則として気温が低い場合の粘着力低下は避けられませんので、暖かくなってからの作業をおすすめいたしますが
どうしても取り付ける必要がある場合もあると思います。
その際の対処方法をご紹介いたしますが、あくまでも多少改善される程度のもので十分な固着を保証するものではございません。