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冬季の取付作業についての注意事項

気温が低いと両面テープの粘着力が低下します

両面テープは性質上、10℃以下の場合粘着力が低下します。
身近なものだとセロハンテープもそうですが、粘着面を触ったときに温度が高い時の方がベトベトします。
テープの固着はそのベトベトが重要です。
粘着力が低い状態で取付を行った場合、十分に固着することができません。
そのため、取付直後は付いているように見えても、時間が経つにつれて「浮き」や「剥がれ」が起きる場合があります。

冬季の取付作業はおすすめしません

基本的に当店では気温が15℃以上のタイミングでの取り付け作業を推奨しています。
11月を過ぎると毎年「両面テープが浮いてきた」といったお問い合わせが暖かい時期に比べて大幅に増加します。
できる限り冬季の取り付けは避け、日中の気温が安定して15℃を超えてからの作業をおすすめいたします。

気温が低い時の取り付け方法について

冬季でも取付作業に問題がない状況

以下の条件が整っている場合は、冬季の場合でも通常より圧着・固定を通常より十分に行えば問題なく作業が可能です。
■ガレージなどの室内で作業時の温度が15℃以上に調整できる場合。
■車の暖房を使用することで取り付け箇所の温度を15℃以上に調整できる場合。

取付作業を行ってはいけない状況

以下条件に当てはまるタイミングでの作業は、粘着力が極端に低下するため絶対に行わないでください。
■気温が0℃以下
■取り付け後3日の間(作業日含む)に雪や雨が降る可能性がある

どうしても作業したい場合

原則として気温が低い場合の粘着力低下は避けられませんので、暖かくなってからの作業をおすすめいたしますが
どうしても取り付ける必要がある場合もあると思います。
その際の対処方法をご紹介いたしますが、あくまでも多少改善される程度のもので十分な固着を保証するものではございません。

対処方法

ドライヤーやヒートガンを使用し両面テープおよび取り付け面を温めてからお取り付けください。
※ドライヤーの近づけすぎやヒートガンの温度が高すぎる場合、樹脂の変形や塗装に異常が起きる場合があります。様子を見ながら調整してください。
全体を取り付けたら再度接着面を温めてから十分に圧着を行ってください。
粘着に不安が見られる場合は、温めと圧着を繰り返して十分に密着させてください。
低気温時の取り付け作業で「浮き」や「剥がれ」が発生した場合、製品の不具合ではございませんため当店では交換などといったご対応は出来かねます。
ご理解いただいたうえで作業をお願いいたします。