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特集:Alexander Gelman / アレクサンダー・ゲルマン

デザイナー、アーティスト、音楽家、哲学者、著者、プロデューサー、教授・・・多くの肩書きを持ち、多種多様なフィールドで活躍を続けるアレクサンダー・ゲルマン。 今回のトリコ・レポートでは、アレクサンダー・ゲルマンを特集します。
 

世界で最も影響力のあるアーティスト

1967年、神経外科診断装置の技術開発者の父とロケット・宇宙開発の数学者であり科学者である母のもとに生れたゲルマン氏は、幼少のころから芸術に関する英才教育を受けはじめ、16歳の若さで大学に入学してデザインを専攻します。その後、ニューヨークを拠点にグラフィックデザイナーとしてのキャリアをスタートすると、あっという間に世界のトップデザイナーへと登りつめます。 独自の思想と哲学を基に、数多くの有名企業(ナイキ、デル、スウォッチ、MTV、、、)や行政機関とのコラボレーションは数多く、誰もがどこかでゲルマン氏の作品を目にしているのではないでしょうか。 また、今でこそ当たり前となった企業ブランディングという広告手法の確立や、広告デザインの分野における「ミニマリズム」の導入において、先駆けとしておおきな貢献を果たしたのがゲルマン氏と言われています。そして、2001年、32歳の頃にはニューヨーク近代美術館(MoMA)に「あらゆる表現(メディア)において世界で最も影響力のあるアーティスト」に選ばれ、名実共にマルチメディア・アーティストとしての頂点を極めます。 しかし、2006年、38歳という若さながら既に広告デザインの世界では全てをやりつくしたと感じたゲルマン氏は、あっさりと広告デザイン・ビジネス界からの引退を表明します。 その後は、日本の伝統文化に魅せられたゲルマン氏は、日本へと渡ります。
MTV
1996年ゲルマン氏が主宰するDesign Machine名義でMTVのロゴを作成。
DELL
DELL設立当時最初に行った国際広告キャンペーン「Be Direct」のデザインサンプルの中の一つ。
SWATCH
スウォッチのクリエイティブディレクター就任時には100個以上の時計を手掛け、多くのヒット作品を生み出しました。
 

広告デザインビジネス界との決別、
そして日本の伝統工芸との出会い

日本に渡ってからは好奇心の赴くままに、より私的でクリエイティブな活動を開始します。クリエイティブ・ディレクションを担当したある雑誌の特集で、日本の伝統工芸と遭遇する機会があったことが一つのきっかけとなり、日本の伝統文化とのコラボレーション・プロジェクトを開始します。 石川県の山中漆器と共同開発した自転車は、漆器の持つ独特の光沢、軽量、そして最大の特徴である温もりある触感、を身に纏った自転車になりました。また、九谷焼の職人と共同開発したチェスセットは、美しく精緻な文様が最大限に生かされた珠玉の作品です。 これら作品は日本の伝統工芸の素晴らしさを世界に広めたとして、日本国内だけでなく、海外からも高い評価を得ています。 また、そのコラボレーションはゲルマン氏自身の贔屓にしている日本酒のラベルデザインにまで及びます。
 
 

ベストセラーとなった思想や哲学

これまでの数々の作品の中には、自身の思想や哲学を収めた著書も多く、2000年に出版された「Subtraction」は、4ヶ国語に翻訳され、現代デザイン論の古典として世界的ベストセラーになり今なお高く評価されています。
また、2009年に出版された「アレクサンダー・ゲルマン/ポスト・グローバル」は、世界から見た日本のローカル・カルチャーをポスト・グローバルな視点で捉えた一冊で、こちらもベストセラーとなりました。 最近では「Sequencer Books」(CL. Sequencer)が TDC2012 ブックデザイン賞 を受賞しました。 
さらには、イェール大学やマサチューセッツ工科大学のメ ディア・ラボで客員教授を務めるなど、次世代クリエイターの育成にも貢献しています。
 
 

音楽家「Glmn」

また、ゲルマン氏のもう一つの顔として忘れていけないのが、音楽家/DJネーム「Glmn」としての顔です。 自身が主宰する、メディアアートと電子音楽の融合をコンセプトに実験的な活動を展開するプロジェクト「GELMATICA(ゲルマティカ)」は、クラブイベントとアートエキシビションとを組み合わせた、新しい遊びの提案として創造的な刺激を自然体で得られる場所を提供しています。 また、自身のレーベル「Subtraction Records」からはCDをリリースしており、東京のエレクトロミュージックシーンとも深い繋がりを持っています。
 
 

ゲルマン氏の手がけるラグ

印刷物、立体オブジェ、映像、音響、と多種多様な表現手法で 独自のコンセプトを展開する現代アーティストであるゲルマン氏が、トリコと共に手掛けたプロダクトがラグマットです。 慎重に吟味、厳選された僅かなデザイン操作によって生み出されたラグマットです。「究極のシンプル」と評されるゲルマン氏の作風が、ラグと言うプロダクトとして見事に表現されています。
ピクニックのラグマット
design: Alexander Gelman (アレクサンダー・ゲルマン)
price: 63,000yen (税込)
風で煽られたのでしょうか、 チェック柄のマットの一辺が折り畳まれてしまいました。 極めて単純な手法で平面作品に奥行きを与える、 これぞゲルマン作品と言えるラグマットです。 >>商品ページはこちら
自転車のラグマット
design: Alexander Gelman (アレクサンダー・ゲルマン)
price: 58,800yen (税込)
ビビッドなオレンジ色のフレームが際立つ 原寸大の自転車が織り描かれたラグマットです。 単純化された自転車のフォルムがとても力強く美しい作品です。>>商品ページはこちら
 
 
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