先日2021/ 1/12(火)に放送された『ガイヤの夜明け』で放送された

『やきとり大吉』特集が面白かったです。

『コロナに負けない焼き鳥店」~年末・年始の小さな物語~』

というタイトルで放送されていました。

北海道から沖縄まで全国640店舗以上の
FC(フランチェイズ)展開をしているやきとり大吉は
あの『鳥貴族』の店舗数をも凌ぐ日本一のやきとりチェーンだそうです。

私自身はこの放送を観るまで
このお店の存在自体を存じていなかったのですが、
興味をそそられたので放送を観ました。

この『やきとり大吉』の経営戦略が興味深かったです。

家賃が高い駅前や繁華街に店舗を設けず、
駅から徒歩15~20分くらい歩かないと辿り着けない住宅街に
ひっそりとある様な比較的家賃が安価な物件をあえて選んで出店し、
お店の広さもギリギリ20席ほどのこじんまりとした店内が特徴です。

フランチャイズ制のチェーン店なのですが、
地元の常連客を大事にしていて、
お客さん同士が友達になったり顔見知りになったりして
とても暖かい雰囲気のお店だなと感じました。

店舗を20席くらいの規模で設けているのも、
やきとりを焼いている店員がお客さんの様子を細かく観察でき、
細かい気配りが出来る様にあえてそうしているみたいです。

やきとりの仕込みも普通はチェーン店だとセントラルキッチンで行い、
一斉に各店舗に配送されるのですが、
やきとり大吉では各店舗でそれぞれ鶏肉を仕入れて仕込みも全て自分達で行います。

自分達で1つ1つやきとりを仕込むことによって、
お客様に自信を持って美味しいやきとりをご提供出来るからだそうです。

やきとり大吉は全国で640店舗以上も展開しているのに、
大阪の本社オフィスではなんと、社長を含めたったの13人で会社を管理しているそうです。驚きですね!

その秘訣は、各店舗と取引をしている酒屋卸業者さん。

酒屋さんと提携していて、
酒屋さんがお酒を各店舗に納品する際にその店舗の様子をチェックし、
お客さんが入っているのか、オペレーションがうまくいっているのかなどを
細かく本社の方に報告するのだそう。

そうする事により、本社は細かく各店舗の状況を把握でき、
改善に繋ぐことが出来ます。

各店舗が儲かれば取引をしている酒屋さんも儲かるという理論ですね。

みんなで協力してお互いの売り上げをあげよう。という事で、

観ていて『なるほど』とすごく納得しました。すごいいいアイデアです。

こういう企業さんの特集を観るとすごく参考になりますし、刺激になりますね。

写真データ引用:https://www.daikichi.co.jp