コンチャ・イ・トロ社のワインに反映されている「最高のワインを生み出すための情熱」は、その歴史やチリの風土なくしては、語れません。 19世紀、スペインのコンチャ侯爵家は、ヨーロッパの人たちが飲む高級ワインをチリで造ろうと、「新大陸」で理想の土地を探し、ヨーロッパを超えるワインを造るという夢に賭けたのです。コンチャ家の情熱を担ってチリへやってきた人物こそドン・メルチョー氏、現在のコンチャ・イ・トロ社を起こした人物でした。
2013年まで3年連続”最も称賛されるブランド”に選出されている、名実・規模ともにNo.1ブランド。
マルケス・デ・カーサ・コンチャ・カルメネールは、チリ国内で行われたチリ建国200周年記念式典にて乾杯のワインとして提供されました。
2012年にチリワイナリーの中でワイン・アドヴォケイトで最も多く90点以上を獲得
「ドン・メルチョー」の主任ワインメーカー。弱冠34歳にしてコンチャ・イ・トロ最高峰ブランドのワインメーカーに就任した天才。彼の繊細な醸造技術は世界的に高い評価を受けています。バロン・フィリップ・ド・ロートシルト家とのジョイント・ベンチャーワイン「アルマヴィヴァ」のチリ側の醸造責任者も兼任していました。
--「ドン・メルチョーのスタイルは、畑がすべて。プエンテ・アルト農園の偉大な風土はもちろん、エル・トコルナル農園の砕石混じりの土壌、そこへアンデス山脈から流れ込む冷涼な空気。恵まれたマイポ・ヴァレーの環境で、ブドウ樹が20年にわたり提供してくれる最良の果実、これらの個性をどれだけワインの中に表現できるか、ということに専念しています。」
「アメリア」「テルーニョ」シリーズの醸造責任者。
1995年コンチャ・イ・トロ社に入社後すぐ「ワイン・チャレンジ」(ロンドン)でCytシャルドネが金賞を受賞。「チリアンワイン・ガイド」では最近10年での注目すべき醸造家として取り上げられ、かつ、特に白ワイン造りの名手として有名な存在。
--「私がワインの印象やスタイルで意識していることと言えば、どのワインでも常に果実味と上品さの表現に専心するということ。それだけです。つまり、ブドウの特徴とスタイルをよく知ることが、ブドウが持つポテンシャルを開花させるのです。
カベルネ・ソーヴィニヨンへの情熱を認められ、1998年に入社。
以来伝説を生んだ「カッシェロ・デル・ディアブロ」の醸造を担当し、1999年より「マルケス・デ・カーサ・コンチャ」を合わせて担当しています。
現在は、彼はプエンテ・アルト・セラーで主任ワインメーカーに任命されています。
2000年のマルケス・デ・カーサ・コンチャ・カベルネ・ソーヴィニヨンが、ワインスペクテーター誌2002年トップ100のリストに載り、「チリアン・ワイン・ガイド」の2002年版ではマルケス・デ・カーサ・コンチャ・カベルネ・ソーヴィニヨン1999が部門最高のワインと評価されています。
―― 我々の長年にわたるブドウ畑の優れた栽培管理によって、果実に由来する最高の凝縮感と個性を引き出してきたことが、マルケスのスタイルの伝統になっています。毎日のなんらかの変化に対するチャレンジの連続、ワインメーカーはまるでアーティストのようです ―――
チリ最高級との呼び名の高いワイン「ドン・メルチョー」の初ヴィンテージは1987年。「ドン・メルチョー」は豪華客船クイーンエリザベス2世号のワインリストにオンメニューされるなど、同社の品質の高さを裏付けるように、確固たる地位も築きました。
『アメリア』は、創始者ドン・メルチョー氏が愛した妻の名前を持つ、チリ名門ワイナリーのコンチャ・イ・トロ社による、チリ最高峰のシャルドネ品種のワインです。 ブドウの良質な年のみ生産され、なめらかできめ細かい口当たりで、ミネラル感と熟れた果実を感じるエレガントな味わいが特長。
ワインスペクテイター誌91点獲得の品種の個性を引き出した コンチャ・イ・トロの自信作です!『テルーニョ』は土地と人の素晴らしい結びつきによって 生まれた個性豊かなワインです。 紫がかった濃く深い赤色。カルメネール特有の熟した赤い果実やスパイスとともに、タバコの香りもある、エレガントで複雑なアロマを持つワインです。口中は、チョコレートの香り、甘いタンニンが一杯に広がり、濃縮感があって力強く、大きな骨格を感じられます。さまざまなフルーツの余韻が長く続きます。
『マルケス・デ・カーサ・コンチャ』というブランド名は、コンチャ家が 1718年にスペインのフェリペ国王から授かった侯爵(マルケス)の称号から来ています。 単一畑で収穫したブドウだけを使用し、フレンチオーク樽での丁寧な熟成によって生まれる贅沢で伝統的なワイン。飲む人と栄光を友にする特別なワインにしていただきたいという願いを込めたコンチャ・イ・トロ社のプレミアムワインです。特にマッピングという革新的なシステムを導入されてから成果が現れだした1999年ヴィンテージ以降がより高い評価を得ています。
この「カッシェロ・デル・ディアブロ・ヴィオニエ」は、「悪魔の蔵」と呼ばれる、同社の 最高のカーヴで熟成した白ワイン。カーヴ(蔵)の名の由来はその昔ひそかに盗む飲みする者を防ぐ為に創立者ドンメルチョー氏が「この蔵には悪魔が棲んでいる」と噂を流し、美酒を守った事にあるといわれています。 カッシェロ・デル・ディアブロのボトルには、悪魔の刻印が施され、この伝説を語り継ぐ役目を担っています。
コンチャ・イ・トロ社は、8,400ヘクタールもの広大な自社畑を所有し、チリのテロワールを知り尽くしています。そんなコンチャ・イ・トロ社が、年間300日の日照に恵まれた畑のブドウのみ使用して造ったワインがサンライズです。サンライズは、晴天率の高いチリの地中海性気候の中でも、特に日照時間の長いラペル・ヴァレーやマウレ・ヴァレーの畑の完熟ブドウで造られます。果実味豊かな「これぞチリワイン」を思わせる味わいの秘密がここにあります。そんなサンライズのキャッチコピーは、「Rise to the Sun」。 サンライズを飲むことで、太陽にも登るような高揚感、最高の気分を味わっていただきたい、という思いをこめたフレーズです。日照にこだわり、よりリッチな果実味を提供するサンライズの願いをラベルにもはっきり謳いました。
コンチャ・イ・トロ社は、8400ヘクタールに及ぶ、チリでNo.1※2の広大な自社畑をほぼ全土にわたって所有し、それぞれの土地の良さと様々なブドウ品種との相性を知り尽くしています。それが、フロンテラの美味しさの秘密、つまり「大地の恵みのうまさ」です。 フロンテラは、品種の特長をシンプルに表現した、フレッシュでバランスが良く、飲み飽きしないワイン。「本物の味わいを自由に楽しみたい」方に最適なワインです。