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歴史

エルミタージュの歴史と伝統とともに生きるシャプティエ家

1808年に創設されたM.シャプティエ社は、エルミタージュの丘の麓にあるタン・エルミタージ ュを拠点とし、ローヌ地方を代表する銘醸ワインをうみだす生産者です。 ポリドール・シャプティエが、1879年に最初の自社畑を取得して以来、現当主のミシェル・シ ャプティエに至るまで、一貫した家族経営のもとに、畑を守り、テロワールを尊重するワイン 造りを行っています。


ロバート・パーカー満点を最も多くとった男

ローヌの天才的醸造家 ミッシェル・シャプティエが造る

南仏のバリューワイン 「ヴィーニュ・ド・ビラオー」

ローヌ地方のエルミタージュに本拠を持つシャプティエ社の当主ミッシェル・シャプティエ氏は、自らテロワールの表現者と語るように、ブドウ栽培から醸造まで管理し、土地と果実の力を最大限に引き出す天才的な手腕には定評があります。 以前から自社畑を持つエルミタージュのみならず、南フランス各地にポテンシャルのあるすばらしい畑を探して、コート・デュ・ルーションの渓谷に面した畑「ビラオー」を購入しました。
このコート・ド・ルーションの土地では、心を打つような光り輝くつやのある深みのある赤色を帯び、豊かなブラックチェリーの香りとともに、スパイスのニュアンスを感じるフルボディのワインを生み出しました。 シャプティエが造るカジュアルワインの中で、ロバート・パーカー氏やワイン・スペクテイター誌も高く評価する品質を持ち、一押しのバリューワインといえます。


全てのワイン愛好家にワインを届けるための点字ラベル

M.シャプティエ社は1996年から、ワイン・ラベルに点字を加えました。 これは伝説的なものではなく、エルミタージュの畑の歴史に基づいたものです。 モーリス・モニエ・ド・ラ・シゼランヌは、エルミタージュの一つの区画のオーナーですが、最 初に点字をラベルに使ったのもシゼランヌ家なのです。 又、シャプティエ家の友人に、ことのほかエルミタージュ・ブラン・シャ ンタルエットが好きな盲目のフランス人歌手がおり、「いつもテーブル の上にこのワインがあることが確かめられれば」と言ったことが始まり だとも言われています。 M.シャプティエ社は、これによって、視覚に障害を持つ方々を含め た、全てのワイン愛好家にワインを届けたいという思いを現していま す。


ぶどう栽培

ビオディナミ農法(Biodynamie) (Bio=生命)+(Dynamique=活動する)

ぶどう栽培において最も重要なことは、土壌が生きていて、その個性が最大限に表現され る状態を保つことです。 「原産地統制呼称(AOC)」のワインとは、何よりも先ず、テロワールの表現されたワインで なければなりません。しかし、テロワールを取り巻く環境が生きていて、良い状態になけれ ば、土壌中のミネラルは、ぶどうの中に吸収されず、その結果、テロワールが表現されるこ ともありません。