大和榛原牛(黒毛和牛A5等級)牛すね肉

スジが多く固くて料理が難しそうと思われがちな牛スネ肉。でも、おしゃれなレストランに行けば、牛スネ肉の煮込みや、シチューにカレーなど舌を楽しませてくれます。 プロの料理人でないと無理と決め付けないでご自宅でもお試しください。
牛スネ肉は煮込むと柔らかくなり、旨味成分がたっぷり出ます。 最高にいい出汁が取れるのです。
とろける牛スネ肉の食感と大和榛原牛ならではの極上の旨味をご堪能ください。



肉の旨味を引き出す煮込み料理に...

牛スネ肉は、牛のスネの部分の肉です。
前足のスネを前スネ、後ろ足のスネはトモスネと呼ばれます。 筋肉とスジでしっかりと1トンもの体重を支えているので肉は固く、スジや腱が多い肉です。 しかし、煮込むことで肉が柔らかくなり、旨味が出る赤身の肉です。
また、コラーゲンが多いことでも知られています。
固い牛スネ肉ですが、挽き肉にすることでスジや腱が脂肪と混ざり、口当たりの良い美味しい肉に変身します。 赤身の方が多く、脂肪は少ないことで旨味が感じられるわけです。

柔らかくするポイントは?

牛スネ肉を柔らかく、美味しく調理するポイントは、弱火でじっくりと煮込むことです。 調理器具にもよりますが、鍋で時間をかけてコトコト煮ることで柔らかく仕上がります。
強火でグツグツ煮ると肉が固くなりますので注意が必要です。
また、煮込む時に使う鍋はなるべく厚手のものを使いましょう。厚手の鍋は、保温性がよく熱が鍋全体に均一に伝わります。