石筆は熔接溶断の熱に強く、こすれば消えるといった特徴があります。
マーカーの場合、熱で消えたり、こすっても消えません。また、インク切れでつかないことがあります。
ケガキ針では、施工後も消せない傷が残りますが石筆ではその心配はありません。

工業では、寸法などのケガキに使用するため、細い線が描けることが重要です。
一般的によく使われている二分角はおススメですが、 持ちやすく、細い線が描ける細丸は先端が削られていて、簡単にケガキができます。
また、薄平は1本で細い線も、範囲の塗りも太い線も描けるのでおススメです。

また、カッタータイプのケースホルダー付き石筆「キングマーキンペン」は角が続くのでおすすめです。

石筆は、子供が地面に落書きをする遊戯用としても愛されています。 昔はろう石の名称で駄菓子屋などでも売られていて、保育園や幼稚園でも使われています。 チョークは口に入れると害がありますが、石筆の原料の滑石は、ベビーパウダーなどにも使用されています。

遊戯では、力加減が十分にできない子供が使用するため、太い石筆がおススメです。 厚平は、小さな手にジャストフィットします。太丸は、角がないのでより安心です。

この石筆は、カッターナイフのようなホルダー付きの石筆で、ずっと細い線が描ける石筆です。 また、普通の石筆と違い、滑石(ろう石)がむき出しになっていないために持ちやすく、折れにくく、紛失しにくい石筆です。