白い壁に木の温もり、あたたかみのある明かりが印象的なナチュラルインテリア。すっきりと良い空気が流れているように感じる、miicoさん(@miico_ie)のお家を訪ねました。前編では照明やポスター、グリーンといったお部屋のアクセントになることについて伺いました。後編では「すっきり暮らす」コツと、気になる「コーヒーの風景」についてお話していただきます。
ありがとうございます。すっきり見えるだけなんです・・・生活感が出るようなものはリビングにある納戸など、扉があるところに隠す収納をしています。(miicoさん)
納戸の中にはシェルフを置いていて、子どもの手が届く下の段には一人ひとつずつ、一時的に何でも詰め込めるカゴを用意しています。
「ご飯だよ〜片づけて」と言うと、ひとまずそこに詰め込みます。部屋の中に出しっぱなしになっているものも、そのカゴにポイっといれます。
上の段にはソファーなどに置かれがちな大人のバッグ置き場を作ったり、夫婦それぞれが自由に使える引き出しもあります。
荷物の一時避難場所があることが、散らからずにすっきりと見せるコツかなと思います。(miicoさん)
隠す収納がメインですが、コツコツと集めたお気に入りの小物やコーヒーグッズは見せる収納です。
自分のお気に入りのものは子どもの手の届かないシェルフに飾っています。
好きなものはついつい全て並べたくなるのですが、あまり飾りすぎないように気をつけています。(miicoさん)
掃除のコツ・・・特別なコツやポイントはないですが・・・
しいていうのであれば、掃除しやすいようにテーブルや床の上、ソファーといった面積がある場所の上には物を置かないようにします。(miicoさん)
あとは掃除の効果が見えやすいところから始めます。とりあえず見える範囲が綺麗ならば・・・
特にガラス製品は埃が目立つのでこまめにお手入れをしています。ガラスが綺麗だと他も不思議と綺麗に見えますし、空気も澄んで見えます。(たぶん)
あとは子どもの食べ散らかしがすごいので、リビングの納戸にスティック掃除機をしまっていて、隙間時間にサッと掃除機をかけます。(miicoさん)
テレワークが増え、家にいる時間が増えたことがきっかけです。
出社時は会社のエスプレッソマシーンで淹れたコーヒーを飲みながら仕事に入るのが日課だったので、テレワークでも同じルーティーンで。
始めのうちは保育園に子どもを送った後にカフェやコンビニに寄ってコーヒーを買っていたのですが、節約にもなるので家で淹れようかなと……始めてみたらハマりました。(miicoさん)
作業の中に一つでも面倒だなと感じる工程があると、徐々にやらなくなってしまう性格なので、新しいことを始める時は全てを頑張らずに、と決めています。例えば、豆を手動で挽くのは時間的に余裕がないので自動のものを使ったり、お手入れしやすいものを選んだり。毎日の日課なので無理をしないことがこだわりです。(miicoさん)
何度かお話していますが、「無理をしないこと」です。
あれもこれも完璧にこだわりだしたら、そうでないところを見つけてストレスを感じてしまうかもしれない……なのできっちりと型にはめ過ぎずに、自分ができる範囲で緩く過ごしています。(miicoさん)
子どもがいると、好きなインテリアに制約が出る時期もあります。
子どもがいるから壊れるものは置かないのも一つの方法だと思うし、楽しめる場所を見つけてそこだけは楽しむといった方法もあると思います。
面倒だなと思うことは機械に頼ったり、目をつぶったり、手を抜いたりも良い。
ほどよく肩の力を抜いて過ごしています。
(miicoさん)
日々の暮らしは続いていくもの。
続けていくには、無理せず楽しむことが大切なのですね。
miicoさんのインテリアから感じるやさしいぬくもりは、そんな肩肘張らない柔らかさからきているのかもしれません。
ハマりやすいからこそ、続けていくための自分なりのコツを知っている。
豊かな暮らしの秘訣は自分の中にあるんだな、と思いました。
【写真】miico
miicoInstagram:@miico_ie
夫と3歳と6歳の姉妹の4人でマンション暮らし。入居8年目。
2回の産休育休を経て、フルタイムで会社員として働く日々。
ハマりやすい性格のようで、上司の影響で今年に入りランニングを始めたら見事にハマり、目標はマラソンの大会に出ること。いくつになっても進化は楽しい。