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KOZLIFE 素敵な暮らしのあの人に vol09

【グリーンと光を纏ったポスターインテリア】
yukiさんのお家2022年10月20日

一目見ただけで「居心地が良さそう!」と思わせるyukiさんのお家。柔らかな光が差し込むお部屋にグリーンやポスターが空間を彩ります。日本のお家ではなかなか見ない素敵なポスターインテリア!その秘訣を伺いたくて、yukiさんのお家を覗かせていただきました。

アートとグリーンが調和した心地よい空間

ーとても居心地の良さそうなお部屋で羨ましいです。
インテリアのテーマを教えてください!

Instagramを覗くと素敵な暮らしがあふれていて、あんな家に住みたい、こんなふうにしてみたいなどと、日々妄想を膨らませ、憧れの暮らしに自分を重ねながら楽しんでいます。
そんな私が、インテリアについて語るのはおこがましいのですが、しいて言うなら、「アートとグリーンが調和する空間」でしょうか。(yukiさん)

KOZLIFE 素敵な暮らしのあの人に vol09 yukiさんの言う通り、「アートとグリーンが調和」している素敵なお部屋。誰もが寛げそうな雰囲気です。

そもそもアートという言葉はとても曖昧で、アートとは何なのかというところから始まってしまうのですが……

私の中のアートとは、絵やポスター、オブジェなど暮らしを彩るものの総称です。
例えていうならば、お弁当の中に入っているプチトマト。
絶対になくてはならないものではないけれど、あった方が美味しそうに見える、暮らしの中のそういう存在だと思っています。

そして我が家にもけっして多くはありませんが、私が少しずつ集めたこだわりのアートがいくつかあります。
それらを私の暮らしの一部ともいえる大好きなグリーンと合わせることで、私にとって心地のよい空間ができあがりました。(yukiさん)

素敵なポスターインテリアを作るポイントとは?

ーポスターを飾ったインテリアが気になります!
壁に植物のオブジェと共に、シンプルに壁に1枚、棚に置いたり……と、バリエーションに富んだディスプレイがとても素敵です。
ポスターを飾る時に大事にしているポイントを教えてください。

ポスターや絵を飾る時は、その周りに必ずグリーンを置いています。
ポスターだけをポツンと飾るよりも、その隣にグリーンやオブジェがあった方が空間が生き生きとして、より一層素敵に見える気がしませんか。(yukiさん)

KOZLIFE 素敵な暮らしのあの人に vol09 確かに!グリーンや小物があると空間が生き生きしますね。
このアートはイギリスの作家、レベッカ・ソルタのもの。日本の版画家に師事していたこともあり、彼女の作品からは「日本の美」を感じられます。日本のお家にも馴染みますね!


ー日本の狭いお家でもポスターを素敵に飾ったり、複数をバランスよく飾るコツなど、アドバイスをいただきたいです!

アドバイスというか、私がポスターを飾る時に意識していることは、空間全体のバランスです。
色のトーンであったり、ポスターのサイズ感ですね。
あと、余白をもたせることも重要だと思っています。
余白がないと、ごちゃごちゃして見えて圧迫感を感じるので、複数飾る場合でも、壁いっぱいに飾るのではなくある程度何もない部分があった方が私はスッキリ見えて好きです。(yukiさん)

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ポスターのフレームも細身のタイプの方が洗練された印象になると思うので、我が家ではだいたい枠の幅1.2cmぐらいのものを使っています。

また、ポスター選びを失敗しないために、いらない新聞紙などを使ってポスターと同じサイズに切り取り、実際に壁に貼ってバランスをイメージしてみるのもおススメです。(yukiさん)

KOZLIFE 素敵な暮らしのあの人に vol09 細身のフレームで圧迫感がなく、余白を持たせることで良い「間」が生まれています……これは真似したいテクニック!
買う前に疑似ポスターを配置してみるのも、失敗しないナイスアイデア。ぜひ試してみたいと思います。


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PAPER COLLECTIVEのポスター

ーKOZで取り扱っているPAPER COLLECTIVE(ペーパーコレクティブ)のポスターも素敵に飾られています。
気に入っていただいたところやディスプレイのテーマを教えてください。


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まずカラーの配色が好きでした。
どのカラーも我が家にある他のインテリアに使われている色だったので、間違いなく空間に馴染みますよね。
それから、抽象的なデザインもほどよい抜け感があっていいなと思いました。
カチッとしたデザインよりも不揃いでどこかアンバランスなデザインのものに惹かれます。

ディスプレイのテーマは先ほどのお話と重複してしまいますが、色のトーンを合わせ、海外インテリアのようなシックで落ち着いた雰囲気の空間を目指しました。(yukiさん)

インテリアを作る最強の組み合わせ

ーグリーンや木のフローリング、白い壁にオブジェやお花、ポスターがほど良いアクセントになっていますね。カラーリングや質感のバランスが絶妙です!
インテリアを作るうえで大事にしていることは何ですか?

好きなものはすべて並べて置きたいという気持ちがあります。ですが、あまりたくさん飾りすぎるとごちゃごちゃして見えてそれぞれの良さを感じられなくなってしまうような気がするので、自分なりのボーダーラインを決めて、飾るようにしています。(yukiさん)

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違うなと思ったものはとりあえずしまい、またここだ!と思う場面ができた時にだします。
それがいつになるかはわかりませんが…。 とにかく飾りすぎないように気をつけています。

それでもミニマムな空間とは程遠い我が家なのですが、色のトーンや素材をそろえているので、そこまで雑多には見えないかなと自分では思っているのですが…、どうでしょう?(笑)(yukiさん)

KOZLIFE 素敵な暮らしのあの人に vol09 全然、雑多に見えません!むしろとても素敵です。

それから、間接照明を使うこともインテリアの雰囲気をよくするためには効果的なので、各コーナーに取り入れています。

「アート+グリーン+間接照明」
インテリアを作るうえで最強の組み合わせですよね。(yukiさん)

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ー間接照明としても、インテリアとしても素敵な、KOZでも大人気のレ・クリントの「キャンドルライト」もお使いですね!
こちらの気に入っているところは……?

なんといっても気軽に持ち運べるところですね。
LEDなので火事になる心配もないし、サイズ感もちょうど良くてコンセントもないから、いろいろなところに飾って楽しんでいます。
そして、本物の蝋燭の炎のようにゆらゆら揺らめく灯りにもまた癒されます。(yukiさん)

自分の「好き」に寄り添って

ー豊かな暮らしのために大切にしていることは何ですか?

ライフスタイルの変化や歳を重ねるごとに好みは変わっていくので、インテリアも一つの形にとらわれず、その都度変化させていくことが大切だと思います。

北欧インテリアも好きで、日本の作家さんの作るものや古道具などにも惹かれます。
好きなものに一貫性はないけれど、その時その時にいいなと思う自身の気持ちに寄り添うことが、豊かな暮らしに繋がるのではないでしょうか。(yukiさん)

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こちらのダイニングの照明も昨年白いものから真鍮のものに変えました。どちらも同じメーカーさんの照明ですが、今の気分は真鍮なんです。
使っていくごとにどんどん味がでてくるところが魅力で。人と同じですね。歳を重ねるごとにどんどん味がでてくる…みたいな(笑)

照明を変えたことで、周りに合わせる小物も入れ替えました。
模様替えって、楽しいですよね。あれこれ考えているとわくわくしませんか?
暮らしの中のわくわく、これも生きていく上での活力。
好きなものに囲まれ、楽しく暮らしていけたら幸せですね。(yukiさん)

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ーありがとうございました!

KOZではかなり前から「海外のお家のようなポスターインテリアを」と、皆様にたくさんのポスターをご紹介してきました。それでも、日本の狭いお家にはポスターをうまく飾ることは難しく、試行錯誤の日々でした。

ふと見かけたyukiさんのインスタグラムには、理想的なポスターインテリアがたくさん。「日本のお家でも素敵に飾れるんだ!」と感動したのです。今回たくさんのアドバイスを聞くことができて、ポスターインテリアの未来にワクワクしてきました!

「暮らしの中のワクワク」を大切に、自分の気持ちに寄り添うことで「好き」がはっきり分かってくるのではないでしょうか。好きな物に囲まれる暮らしをしていけば、もっと「こうしたい」という理想が見えてきそうです。これからどんなお部屋で、何を飾って、何に囲まれて暮らしていこうか……ワクワクが止まりません!


【写真】yuki

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yukiInstagram:@hanatomidorinoheya 夫と小学生の息子とカニンヘンダックスフンドの3人+1匹暮らし。
会社員として働きながらフラワーアレンジメントの勉強をし、退職後、フラワーショップや雑貨店でリースやスワッグなどを販売。
不定期で教室を開催していたが、今は活動をセーブ中。
自宅に飾るリースを作ったり、気心の知れた友人たちを呼んで、リース作りなどを楽しんでいる。