【気持ちが1ランクUPする、可愛くて美味しいパンやスイーツを】
パンとおやつの教室主宰 藤原 和子さんのお家2022年5月27日
焼きたての香りが漂ってくるような、美味しそうで可愛いパンやスイーツが満載の@cona.noteこと、藤原和子さんのインスタグラムギャラリー。KOZの食器もちょこちょこ登場していて、とても気になっていました！パン教室、新しいお店をオープンと、忙しいけれど楽しそうに活動されている藤原さん。パンの香りに誘われて、お家を覗かせていただきました。
見て楽しい、食べて美味しい！そんな料理やスイーツを
ー自分の料理を一言で表現すると？
また、パンやスイーツを作り始めたきっかけや、こだわっていることも教えてください！
「見るだけで元気がでる彩りのある料理 」
パンやスイーツを作り始めたきっかけは、母が料理やお菓子を作るのが好きだったので、私も自然と子供のころから「作ること」が好きでした。パンは、社会人1年目の時に参加したパン教室の体験講座で焼きたてパンの美味しさに感動し、そこから長年感動し続けています。(笑)（藤原さん）
こだわっていること…。
実は、パンやおやつを作ることは好きでも、お料理はあまり得意ではなく……。
美味しければなんでも良し！と思っています…。なので、手間はあまりかけず、視覚でも楽しめるように、美味しく可愛く見えるよう、『丁寧』や『遊び心』を心掛けて作っています。（藤原さん）
苺が載ったキャンドルのようなケーキにクマのフロランタンを添えて。食べる前からもう楽しい！
色鮮やかなワンプレートには市松模様に飾り切りしたリンゴが！ただ添えるだけではない、そのひと手間に脱帽です……。
こんなに素敵なお料理を作っているのに「あまり得意ではない」なんて！
私も「美味しければ何でも良し」の考えですが、こんなお料理は作れません……。差が出るのは心がけていらっしゃる、「丁寧さ」や「遊び心」がちゃんとお皿の上に表現されているからなのですね。
気持ちを込めたものはお料理にも、食べる人にも、そしてインスタグラムを見ている人にもしっかり届いています！
マットなグレーが引き立てる！色鮮やかなパンのワンプレート
ーKOZのオリジナル食器・Enaプレートで作るワンプレートがとても美味しそうです！パンに合うおかずのお気に入りやおすすめを教えてください。
Enaプレートには本当にお世話になっています。お皿に迷ったら、これ！みたいな。
パンに合うおかずのお気に入りは、人参のラペやペペロンチーノ、紫キャベツのラぺです。
これにグリーンリーフを添えて、その日の気分で生ハムやスモークサーモン、チキンなどを盛り付けたら、私にとってご馳走！（藤原さん）
冷蔵庫の中の野菜やおかずを盛り付けるだけですが、マットなグレーのEnaプレートに盛り付けると、とてもオシャレに見え、気分が上がります。（藤原さん）
Tokiがお気に入り！気分が上がる可愛い食器にもご注目♪
ーお使いの食器がどれも可愛くて（特に小皿！）こだわりのあるセレクトが素敵です。
Enaプレートの他に取り入れたKOZの食器や、食器をセレクトする時のポイント、料理とどのように合わせているのかを教えてください！
KOZのアイテムがたくさん！Enaプレートの他にKOZマグ、フラワーベース、STIIK、KOZ椀、そしてお気に入りのToki。
私のインスタでは、パンやおやつばかりを載せているのでほとんど登場する機会がないのですが、実は私の一番のお気に入りのアイテムは、『Toki』なんです。こんなに可愛くておしゃれなどんぶりには、なかなか出会えません。一瞬で心を奪われました。(笑)（藤原さん）
マットな質感、グレーの色味、ホワイトのライン、丸み、すべて好きです。
冷凍うどんも、スーパーのラーメンも、『Toki』に盛り付けて食べれば、はい、お店！（笑）
週末のお昼にTokiを使うことが多く、この日は『担々うどん』を盛り付けました。（藤原さん）
KOZLIFEさんの器を使うときは、カッコ良い食卓にしたい時が多いのですが、娘とふたりの食卓では、可愛い要素を取り入れるのも好きです。
また、可愛いおやつをより可愛く見えるように、器を選んだりもします。それだけで、気分がワンランクUPするので（笑）その時の気分で楽しんでいます。（藤原さん）
ずらりと並んだ可愛いお皿たち。これは心が弾みます♪
可愛い小皿に関しては、百円ショップの器や窯元の器など、あまりこだわらずに、自分が可愛い！と思ったものを取り入れています。（藤原さん）
好きなこと、家族のこと、どちらも大切だから
ーパン教室をしていらっしゃいますね！「米粉でつくるパンクッキー」といった、可愛くて体にやさしいおやつやパン作りが気になります♪
パン教室を開いた経緯や、コロナ禍でのオンラインレッスンの様子を教えてください！
実は私、子どものころからずーーーっとパンが苦手でして（笑）
典型的な給食嫌いだったのが原因なのですが……（給食のパンを食べられず……）
でも、母がたまに焼く、焼きたてのパンは好きだったのです。
社会人1年目からパン教室に通い始めたのですが、焼きたてのパンの美味しさに毎回感動し、将来はパン教室の先生になりたい、と思うようになりました。
そのまま師範科まで進み、パン教室を卒業。平日はOL、土曜日はパン教室のアシスタントをしながら、伝える側のお勉強もさせていただきました。（藤原さん）
結婚をしてからは、しばらく趣味程度でしかパンを焼いていなかったのですが、子どもが小学校に上がり、少し自分に余裕ができてきたので、パン教室をスタートしました。
とはいえ、週に3回は他の仕事もしていたので、パン教室は週に１〜２回程度、自宅やカフェ、産前産後のサロンなど、出張でも開催していました。
コロナが流行り出してからは、オンラインレッスンでお伝えするようになり、生徒さんはご近所のママさん中心だったのが、沖縄から北海道、そして、海外在住の方ともつながるようになりました！
住んでいる場所を問わず、習いたいレッスンに参加できるって、素晴らしいことですね。私も、どんな方に出会えるか、毎回わくわくドキドキしながら楽しませていただいています。（藤原さん）
手作りの良さは、自分好みにできること。
身体に優しい食材を使ったり、自分好みに可愛く作るのも楽しい。
自分自身、小麦を摂取することが多いので、意識的に、米粉のおやつやパンも取り入れています。（藤原さん）
ー他のお仕事もされていたのですね！パン教室との兼業はとても大変そうですが、子育てとお仕事の両立で心がけていることはありますか？
子育てと仕事の両立って難しいですよね。常に悩んでいます。
忙しくて、どうしようもない時期もありました。
そんな中でも、私の場合は家族が第一優先なので、一歩立ち止まり、家族の状況に合わせて、仕事を変えてきました。
結婚、出産、小学校入学前後、中学受験。
基本的には、事務の仕事(派遣や契約社員)＋パンやおやつの活動をしていますが、上記の期間だけは、家族に寄り添いたいため、家庭に専念するか、パンやおやつのお仕事だけにしています。
自分が笑顔でいることが、家族の笑顔につながるので、自分に少し余裕を持つことを心掛けています。
子どもが中学生になった今、これからは自分優先にしようかな、と考え中ですが。(笑)
でも、今後も子どもと一緒にパンやおやつを作る時間は確保したい！！（藤原さん）
この写真は娘さんが2歳3カ月の時に初めて一緒にパンを作った日のもの。可愛いエプロンをして、一生懸命作る姿に感動します……。
実はパンが苦手だった藤原さん。お母様の手作りパンが好きだったことから始めたパン作りは、他のお仕事をしても、結婚しても、ずっと藤原さんのそばにいて、世界をどんどん広げていったのですね！
仕事をしていて子どもが生まれると、誰しもがぶつかる「子育てと仕事の両立」……。
藤原さんは「家族が第一優先」。家族に向き合うためのきっぱりとしたその態度に清々しさを感じました。「自分が笑顔でいることが、家族の笑顔につながる」。自分にとって何が大事か分かっているからこそ出る、大切で、素敵な言葉ですね！
食べて美味しい、作って楽しい！新しいコンセプトのお店
ーお店にあるおやつを買って食べて、おいしかったらそのレシピを習えるお店 『〜mayu ＆ cona〜』をオープンしたのですね！とても楽しそうですし、子どもへの食育にもなりそうです。そのお店への想いとは……？
作るのが大好きsalon_de_mayu.cookingと、教えるのが大好きcona*note(私)でスタートしたお店『mayu&cona』ですが、つい先日スタートを切ることができました。月に数回の活動ですが、ワクワクしています。
洋菓子店やパン屋さんで売っているスイーツやパンではなく、食べるとほっこりするような素朴なおやつやパンを買える、そして習えるお店、がコンセプトです。
味が分からないのに高いお金を払ってレッスンを受けるのって、少し勇気がいりますよね。
ですので、習う前に味を知ることができる、そして家でも作りたい！と思えば習うこともできる、というのは、お菓子作りの敷居が下がるかなと思ったんです。（藤原さん）
できるだけ白いお砂糖は使わずに、グルテンフリーのおやつも取り入れています。
（レシピの都合上、グラニュー糖や粉糖を使うメニューもあります。）
シェアキッチンで作っているので、残念ながらアレルギー対応ではありませんが、作り方を習うことができるので、ご家庭ではアレルギー対応のおやつとして作ることもできますよ。先ほども言いましたが（笑）、手作りの良いところは、自宅で自分好みにアレンジができるところです♪（藤原さん）
夏休み期間は販売をお休みして、キッズ向けの講座も開催予定です！
作るって楽しいんですよね。普段は食べない食材でも、自分で作って食べると不思議と食べられたりしちゃいます。そして何より、『自分でできた！！』と自信につながります。それが、食育につながったら嬉しいです。（藤原さん）
気持ちが1ランクUPするために
ーお料理で大事にしていること、豊かな暮らしのために大切にしていることは何ですか？
体が健康になるだけでなく、お料理によって心も元気になり、その日が楽しくなる、今日も頑張ろう！と思えるお料理を大事にしています。（藤原さん）
心が弱った時ほど、朝、ちょっとだけ早起きして、お野菜たっぷりの彩りのよい朝食を作る。作る時間が取れなければ、お気に入りの器に盛り付けてみる。
元気がない時でも、思わず笑みがこぼれてしまうような、可愛いおやつを作る。可愛い器にのせてみる。
とても小さなことでもよいので、自分や周りの人の気持ちがワンランクUPする何かを持つこと。
私の場合、お料理や器で楽しむ、楽しませることが、豊かな暮らしのために大切にしていることです。（藤原さん）
ーありがとうございました！
こんなに素敵で美味しそうなお料理やパンを作っているのに、実はお料理があまり得意ではなかったり、パンも苦手だったという藤原さん。お母様の焼くパンが好きで始めたパン作りと、可愛い器と工夫することで目からも楽しいお料理は「美味しく、楽しく」という気持ちがしっかりと表現されていますよね。
食べてくれる人を想い、作りたい人を想い、家族を想う。
そんな藤原さんの優しい心に触れて、とても温かい気持ちになりました。これからも、たくさんの美味しくて可愛いパンやスイーツ、お料理を作っていってくださいね！
【写真】藤原 和子
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藤原 和子Instagram:@cona.note
パンとおやつの教室主宰。
夫、中１の娘と3人暮らし。 2017年より、パンとおやつの教室を主宰。現在はオンラインレッスンや、月に数回カフェをお借りして、販売や対面レッスンを開催。夏休みなどの長期休暇には、キッズレッスンも開催予定。手作りの楽しさ、幸せをお伝えしたいと日々奮闘中！Instagramでは、日々のパンやおやつを綴っています。
