特集トップ > LOVE LIFE vol.13
LOVE LIFE vol.13
愛される小さなものたち日々の暮らしに必要不可欠!ではないけれど、
愛される小さなものたちがあります。
私たちがインテリアを選んだり、飾ったりするのには
こんな理由がありました。
昨年引っ越ししたうちの一人・KOZスタッフのなおです。
植物が大好きな私。
大切に育てている植物とドライフラワーも
一緒にお引っ越ししました。
一目惚れした新居の出窓。
お家から連れてきた植物たちの新しい場所にぴったり。
以前の家では天井いっぱいに吊るしていたドライフラワー。
風が吹く度にポロポロ落ちてお掃除が大変(笑)
旦那さんに「え?持っていくの?」と言われてしまいましたが、
みんな、貰った花束や特別な時に買ったお花で作ったもの。
ひとつひとつに思い入れがたっぷり詰まっているので、
持っていくと決めていました。
一つ一つ包んで大事に持ってきたドライフラワー。
左手に持っているのはお気に入りのバラ。
新しい家では天井に吊るさず、
壁にMOEBEのピンチMOEBEのピンチで飾ることに。
ピンチはオークのナチュラルさとシンプルなデザインが、
お花を引き立ててくれるのでお気に入りなんです。
素敵なディスプレイに仕上がりそう!
まだ、持ってきたドライフラワー全部を
飾ってあげていないので、もうちょっとピンチを増やして、
少しずつ飾っていこうと思います。
小さなものたち。
必要なものもあれば、これと言って必要じゃないものもある。
それでも「あってほしい」と思うのは、
暮らしのなかに心の広がりをもたらしてくれるから。
季節の変わり目はインテリアの変わり目でもあります。
朝家を出た時の「あ、春が近づいた!」
と気づくあの瞬間。
待ってました!とばかりにあれこれ考えて浮き足立っちゃう。
春らしい明るい色のポスターに変えてみたり、
お花屋さんで春のお花を買って
お気に入りのフラワーベースに飾ってみたり。
心を動かされたあの春の空気を
家の中にも吹き込んでいきたくなるんです。
忙しく過ごす毎日だから、大胆なことはできないけれど
小さなもの ― ポスターポスターやフラワーベースフラワーベースなど ー
ならすぐ変えられて、楽しむことができる。
小さなインテリアは大きな家具にはない、
私たちが感じる季節の移ろいや心の変化に
寄り添ってくれるんです。
白いチューリップを見つけちゃってウキウキです♪
オマジオグラスに飾って春らしい透明感を出してみました。
季節問わず活躍してくれる小さなものたちもあります。
例えば、お家キャンドル「アーバニアアーバニア」
棚の上にぽつぽつと建てていくと
空間が柔らかくなっていきます。
教会、倉庫、田舎の家、アパート、アトリエの形一つ一つから
広がっていく優しい雰囲気が大好き。
キャンドルはたまにしか灯さないけれど、
家族との温かな時間には欠かせないアイテム。
そう思うとより一層愛おしさが増してくるのです。
窓からあふれる光は、ほかのキャンドルホルダーと一味違った
揺らぎを見せてくれます。
KOZLIFEの小物たちは遊び心のあるデザインのものが多いです。
目に飛び込んできて、見てると楽しい気分になる♪
窓辺にも必ず何か小物を置きます。
なぜなら、マンションの窓から見える景色が殺風景だから!
(本当に眺めが良くないんです 笑)
北欧の人たちが窓辺を飾るのは
「道行く人々の目を楽しませたい」
という思いからですが、
KOZでは「道行く人々」へではなく、
内側の自分たちが見て楽しい窓辺にしたい!
という思いからディスプレイをしています。
撮影の時は隠したくなる窓辺(笑)いつも何か飾るようにしています。
太陽の光を大切にしながら窓辺に小さなものを飾っていきます。
なので、フラワーベースを置くことが多いです。
ベースに季節の花やグリーンを飾れば、
彩りが生まれて殺風景な景色が華やかになります。
色の力ってすごい!
シンプル・機能的だけでなく、心を豊かにするためには
ほどよい彩りが必要だと思うのです。
植物の生きた色のパワーに元気をもらっています。
もう1つ理由があります。
KOZLIFEのスタッフはみんな収納上手ではありません(笑)
お掃除は好きですが、
気づくと物が広がっていることがしばしば。
週に1回のお掃除の日は必須なんです。
でもいっそのこと、しまっておくのが勿体無いくらいの
素敵なものはそのまま置いておきます。
お花がなくても、フラワーベースは飾ったまま。
なぜなら、お花を生けてなくてもかわいいから!
言い訳っぽいですが(笑)
でも、お花を切らさないようにしなきゃ!と頑張るのは違う。
自分のペースで、その時その時でやればいい。
無理をしないで自分が楽しむことが大事だと思うんです。
定番ですが、オマジオは花を生けていなくても様になるんです。
シンプルにシンプルに…と、捉われすぎて疲れたり、
流行を意識しすぎると飽きやすかったり。
だからこそ飾らない素直な気持ちで、
自分が居心地のいいと思う空間を大切にしています。
これからも大切な人との温かい時間と
自分の心を満たしてくれる、
そんな愛される小さなものを
一つずつ増やしていきたいと思うのです。