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LOVE LIFE vol.01

冬がすき。

僕はコペンハーゲンに1997年から1998年まで住んでいたのですが、
今のコズライフが北欧から多くのインスピレーションを受けているのもこの1年半の生活の影響が大きいのかもしれません。


みなさん、こんにちは小柴シェフです。
コズライフは2012年10月で4周年を迎える訳なのですが、
今まで僕たちが受けてきた
北欧の生活のインスピレーションや食文化を
もっとここに訪れてくださる皆さんにお伝えしたいということで
新たにショップのデザインを全面リニューアルをしました。

新しいコズライフのキャッチコピーは
「LOVE FOOD LOVE LIFE」。
食事が大好きで、家の中で送る生活が大好きな僕達が
みなさんに少しでも生活が楽しくなるようなヒントを
お伝えすることができたら幸せだな、と感じながら
頑張って行きたいと思いますので
応援よろしくお願いします!


そして新たに毎月特集企画をスタートします。
LOVE FOOD では食事を中心とした、
思わずお腹が鳴ってしまうような料理特集を。
LOVE LIFE では僕達が経験してきた
商品だけでは伝えきれない
日々の暮らしの話題特集をお送りします!



今年の夏は本当に長かったですよね。
ほぼ3ヶ月でしょうか・・・・暑かった!
でも夏も終わり、秋・冬がもうそこまでやってきます。

僕はコペンハーゲンに
1997年から1998年まで住んでいたのですが、
今のコズライフが北欧から
多くのインスピレーションを受けているのも
この1年半の生活の影響が大きいのかもしれません。

16時の夜

午前6時。北欧の朝は早くから始まります。
マイナス10の中自転車を漕ぎ、8時には仕事場を始めます。
昼食を済ませしばらく・・・15:00。
すると外は既に暗くなり、日没を迎えようとしています。
一般の方は大体15:00~17:00には仕事を終え帰宅。
16時には夜になるため家に居る時間は冬は特に長くなるのも
北欧の暮らしの特長です。そんな冬の北欧の屋内本当に暖かい。
おそらく日本の室内よりもずいぶんと暖かく、
室内では薄着になる方も多いです。

夕飯の支度をしていても、まだ何かをする時間がある。
例えば、花をいじってみたり趣味の調べ物をしたり、
フルーツをつまみながらおしゃべりをしたり。
夕飯が始まるまでに少しゆったりできる。
ゆっくりとゆっくりと時間が過ぎていく。
しかも家の中で。日本では考えられませんよね。

コーヒーを飲み終わるまで

そんな家の中から外を見るとこんな景色が広がっています。
だからこそ家の中は暖かく、華やかにしたい。
花を飾って部屋の中に色のついた小物を置いて、絵を飾る。
夕飯も素敵な食器を使い、
友人を招いて何でもない日なのに集まって一緒に食事をします。
夕飯に掛ける時間は2,3時間。
それにしても北欧の人達は
ダイニングテーブルにずっと座っている印象が強いですね。


「夕飯はコーヒーを飲み終わるまで。」
そんな暗黙の了解を感じるほど
ゆったりとした時間が過ぎるというのが北欧の冬の夕飯。
僕はそんな冬の時間の過ごし方がとても気に入っています。
だからこそ食器にこだわったり、
食事にこだわったりする事が
毎日をじわじわと幸せにしてくれるんじゃないかな、
と感じています。

寒い外と、暖かい部屋

こうして自分のしてきた北欧の冬の過ごし方を振り返ると、
やはり醍醐味は、家の中なんです。
外は真っ白な世界だけどインテリアや食事で家の中に景色をつくるように、照明、家具、花瓶、額に入った絵、植物、食器などで冬の暮らしを彩る。


ひとつ、日本に帰ってきて冬に思うことは
「日本の方が部屋の中が寒い」という事です。
やはり極寒の北欧とは環境が違いますから、
壁や窓の厚さも薄いですし、すきま風もあります。
だから僕ら日本の冬には
ブランケットやもこもこのスリッパが手放せません。
僕達コズライフの部屋でもロロスのブランケット
シルケボーのストールを羽織ったりして過ごしています。
もちろん足元にもroom's Sheepのスリッパroom's Sheepのスリッパを愛用しています。
寒い北欧だからこその、
暖かい心地よさに包まれて過ごしているかのような、
そんな気持にさせてくれますよ。
そんな暖かさに包まれながら、
この冬を過ごしてみるのも良いのかもしれませんね。