どんな椅子で、どんな暮らしを。

初めて自分で家具を買い揃えるとき、なんだかドキドキしますよね？
どんなテーブルで食事を楽しもうか、どんな椅子に座って時間を過ごそうか。
そうやって厳選した家具たちが、私たちの暮らしの風景になっていくのです。
家具を買うということは、どんな暮らしを営むのか、じっくりと丁寧に考えること。

2018年にスタートしたデンマークのブランド Form & Refine(フォーム＆リファイン）は
日常生活を豊かにするために「足りないもの」を開発するということをベースに
ブランド名の通り、長く使われている製品を「リファイン」して
アップグレートした製品開発をしています。

Form & Refine の共同創業者・クリエイティブディレクター/デザイナーを務める
Herman Studio（ハーマンスタジオ）の手により生まれた
「Blueprint Chair（ブループリントチェア）」もまた、
あなたの思い描く暮らしの一部になることでしょう……。

Herman Studioはferm LIVINGのハーマンチェアでおなじみのデザイナーです。

椅子の名前にもなっている Blueprint とは、建築で用いられる「青図」のこと。
木の素朴な雰囲気と洗練されたラインに、デンマークデザインらしさを感じます。

どの角度からも美しく

一本の無垢材からつくられた背もたれは、スチームを当てることで絶妙なカーブを生み出しているそう。
背のあたり具合に心地よさを感じるこの椅子ですが、
表面に見えるのは木材だけで、金具が見えないもの特徴です。
デザインも目に心地のよいものを選びたいですね。

快適な座り心地

椅子にとって座面は、座り心地を左右する大切な部分。
全体から見るとラインのシンプルさが際立ちますが、
座面には体にフィットするよう少し立体感があります。
滑らかにつくられたこの座面が、体をやさしく受け止めてくれますよ。

テキスタイル Hallingdal 65, 0227 は、
デンマークにてインテリアファブリックを手掛ける Kvadrat社との共同開発によるもの。
木の風合いを生かしつつ、豊かな色合いに仕上がっています。
布張りのシートクッションにより、寒い季節でも座り心地は快適に。
耐久性と柔軟性に優れたウールを70%使用。

スタッキング可能

椅子は最大5台までスタッキングが可能です。
例えば大掃除や模様替えなどの場面では、家族分をまとめて置けるなど、
スペースの無駄を省くのに役立つんです。
重なった姿もすっきりとして、機能性を備えた美しさが感じられますね。

木の個性を尊重する

Form & Refine は、木をとても大切に思っています。
管理された森林から伐採された木材で家具をつくり、暮らしをつくる。
木の持つ木目や節、色味は、どれもが自然に育まれた個性の結晶だから、
Form & Refine の家具にもそれらは生きています。
どうぞその個性を尊重してあげてくださいね。

■オークについて
ヨーロッパ産オークは成長期間が長く高密度の木材で、
耐久性があり、長持ちし、反りに強い特徴を持っています。
オークはタンニンを多く含み、約50年程度屋外で使用しても
それに耐えうる十分な堅牢性を備えています。

横から見ると、葉っぱのようなフォルムが。こんなところにも美しさがあります。

Form & Refine

Form & Refine（フォーム&リファイン）は「緻密なデザイン哲学を通して素材を探求し、
地球とクラフト文化を守る」という共通のビジョンを持つ、
ヘレ・ハーマン・モーテンセン (Helle Herman Mortensen)、
ヨナス・ハーマン・ペダーセン (Jonas Herman Pedersen)、
ラッセ・ルンド・ラウリドセン (Lasse Lund Lauridsen) の3人が
2018年に設立したデンマークのデザインブランドです。
素材、フォルム、サステナビリティを大切に考えており、
世界中からピュアな素材を厳選し、熟練した技術によって作られた製品は、
時間の経過を共に洗練されていく北欧デザインの新たなコレクションを生み出しています。

デンマーク・フュン島のダムスボの森と密接に協力した木製家具を中心に、
ポルトガルの職人とのセラミックライン、ボリビアの職人とのアルパカのテキスタイルなど、
素材の力を最大限に生かした独自のアイテムを展開。
ローカルな素材や工房を選ぶことは、CO2の削減やサステナビリティに、
協同組合や小規模な工房と協働することは、
社会に影響を与えて工芸の保護になると信じて制作活動を進めています。

→Form & Refine のすべてのアイテムはこちら