やさしい色の源

いくつも並んだシャツの数々から
なんとも言えない、柔らかでやさしいカラーが目に留まりました。
カラーが素敵なシャツってたくさんあるけれど、
ashuhari（アシュハリ）のこのシャツはなんだか少し違いそう。

聞けば、
ほんのりと染まったピンクは「桜」から、
生成りのような‥淡いグリーンも感じられるような、もう１つの色は
「グリーンティー」から来ているのだそう。
桜もグリーンティーも、どちらも”風（ふう）”に表現しているわけではなくて、
実際にそれらからいただいた本当の色。

それを聞いて妙に納得。
自然を感じるやさしい色合いは、きっとあなたのお気に入りウェアになるはずですよ。

サスティナブルな FOOD TEXTILE

３年間農薬や化学肥料を使用せず栽培された農地にて
これらの農薬及び化学肥料をほとんど使わずに栽培されるオーガニックコットン。
その綿糸をタテ糸に使い、
ヨコ糸には、廃棄されるはずの食品（桜・グリーンティー）で染めた糸でやわらかく仕上げた
綿１００％のシングルガーゼ生地を使用しています。

また、ナチュラルな素材感を表現するため
漂白や脱色をしていない本来の綿（生成り）の上から染色。
綿のネップが残るような地球にやさしく人にもやさしい加工をしています。

肌触りが心地良く、きちんと感がありながら、気負わず自然体。
ガーゼに袖を通すかのようにふんわりと柔らかな着心地をお楽しみください。

ただただ捨てられていた食材を、新たな手段で身近に楽しむ。
『FOOD TEXTILE』は、ファッション業界から食品廃棄物を再活用するプロジェクトです。

インもアウトも、羽織にも

様々なスタイリングを楽しめるところがシャツの醍醐味。
ボトムスにインする日もあれば、日よけの羽織りとして活躍させても。
肌寒い季節には上からニットやスウェットを重ねても素敵ですよ。

隅々まで行き届いた美しいディテール

レギュラーカラーで胸元にタックを施したリラックス感のあるシルエット。
シンプルにこだわったからこそ、目立つのはそのディテールです。

前身頃同様に、後身頃の両肩にもタックを入れて肩を動きやすくし
袖には適度なゆとりを取って、堅苦しさのない柔らかな印象のデザインに。
袖口にはプリーツをあしらい、袖のラインをきれいに表現。
また、ネック前部分を通常より1.5cm下げることで
ネックラインを長く綺麗に見せてくれます。

動きやすさと着心地の良さは、このシルエットならでは。
季節やシーンを問わず様々な着回しを是非お楽しみください。

ボタンには、タグワヤシの実を原料とした
長く使い込むほどツヤと味が出、廃棄時には土に還る天然素材のナットボタンを使用。
また、ボタン縫い糸の擦り切れを防ぐため、「キャッツアイ」デザインを採用しています。

ashuhari

日本生まれのashuhari(アシュハリ)が
服づくりをする上で大切にしている考え、それは
「エシカル」「サスティナブル」「スローライフ」「SDGs」に基づいた
ファッションであるということ。
環境にやさしいオーガニック素材の衣服を着るだけでなく、
身の回りの環境や生産過程にまで目を向け、質の良いものや好きなものを大切に長く使いこなす。
捨てられそうなモノを再利用したりして、余計なゴミを増やさないなど
人と地球にやさしい価値観をファッションを通じてモノづくりに生かしていく。

そんな考えのもと、”心まで包む衣服”を提案しています。

ヨーク部分には、ハンガーループをつけているのでハンガーフックに掛ける時にとても便利です。