

豊栄産業株式会社(ほうえいさんぎょう、英称:Howay industry Co.,ltd.)は、昭和28年に創業したボックスメーカー。通り一辺倒のパッケージだけを作っているメーカーでなく、自社ブランドでの製品開発や設計力を活かしたディスプレイの設計製造を行い、業界内でも一目置かれる存在。今後ますます目が離せない会社である。
豊栄産業は、「感動クリエーター」を標榜し、「紙・段ボール」をつかった「パッケージ」や「ディスプレイ」を設計製造することを大得意としたクリエイター集団。社是に「感動創造」、経営理念に「私たちはお客様と社員とパートナーカンパニーが共にワクワク感動できるサービスを創造し、物心両面の幸福と、自由でイキイキした社会創造に貢献します。」と掲げている。現在大きく分けて3つの事業を営んでいる。
紙・段ボールを使ったパッケージの設計製造。外箱・内箱を問わず、創業以来飽くこと無しに継続している事業。
紙・段ボールを使ったディスプレイの設計製造。構造設計力と納期に絶対的自信を持っている。
自社開発した帳票保存箱や棚、オフィス用品の通信販売。BtoBの通販がメジャーになる以前の1975年より段ボール業界の先陣を切って事業を開始、草分け的存在。
事業所として、大阪府枚方市に「本社工場」(2007年エコアクション21認証済み)、東京都台東区鳥越に「東京工房」を設置。
ロゴタイプは、「ほーぉ(ho)、そんな方法(way)があったか!」=howayと目指すべき人材「感動クリエーター」をビジュアル化しており、「情熱」「生命」を表すオレンジ色と、常に誠実な企業体制を表現するグレー色を使用している。「o」から突出した丸形は、細胞(事業)が有機的に関係し合いながら、絶えず変化し、新しい細胞(事業)が生まれてくる様を表現している。
昭和28年12月 野々宮紙器として大阪府豊中市に個人創業
昭和36年 7月 資本金100万円にて法人に改組、現社名に変更
昭和43年 7月 資本金200万円に増資
昭和43年10月 豊中市桜塚に分工場設置、生産増強をなす
昭和46年 1月 資本金500万円に増資
昭和46年11月 資本金1000万円に増資
昭和47年 1月 枚方工業団地内に敷地1400m 所得、工場建屋建設に着手
昭和48年 6月 工場建屋完成
昭和48年 7月 新工場に移転、稼動開始
昭和50年 4月 通信販売部門設置
昭和53年11月 資本金2000万円に増資
昭和54年12月 東芝コンピューターシステム15導入
昭和56年12月 東芝コンピューター45にレベルアップ、通販事業部60万社のファイル・コンピュータ稼動
昭和59年12月 東芝コンピューター85にレベルアップ
昭和60年 8月 隣接地に敷地、建屋1450m 収得、生産増強に寄るストックヤードとして利用梱包事業部設置
昭和61年 7月 コンピューターによる生産管理システム稼動
昭和63年 3月 ストックヤードを改築し、1階を生産ラインに2階をストックヤードとする
平成 2年12月 東芝コンピューターシステムV-7050にレベルアップ、通販事業部120万社のファイル・コンピュータ稼動
平成 3年 3月 コンピューターによる生産管理システムオンライン化
平成 3年 6月 野々宮守孝 代表取締役に就任
平成 6年 9月 東芝コンピューターシステムTP90/65Sにレベルアップ
平成 7年 7月 工場ガス冷暖房設備設置
平成12年11月 段ボール業務システムCASE2000導入
平成13年11月 SP事業部設置
平成14年 2月 CAD/CAM導入
平成14年 6月 台湾ディスプレイ制作メーカー Aim Asia社と技術提携を結ぶ
平成14年11月 野々宮英一郎 代表取締役に就任
平成15年12月 創業50周年を記念し、豪華客船クルーズ
平成16年 5月 PC通信販売システム稼動
平成18年 6月 丸松製作所の2面継グルアーを導入
平成19年 3月 東京都台東区に営業所 「東京工房」 開設
平成22年 5月 梅谷製作所最新のフレキソフォルダーグルアーを導入
平成22年 7月 創立50周年を迎える
平成22年 8月 大阪本社・東京工房に最新のサンプルカッティングマシンを導入
