「de Stijl」(Hans L. C. Jaffe 著)

 

デ・ステイル

1917年オランダ・ライデンで創刊した雑誌「デ・ステイル」とそのグループによって興った造形運動。ピエト・モンドリアンとテオ・ファン・ドゥースブルフを中心として、水平線、垂直線、直角、正方形、長方形、三原色、非装飾性、単純性を追求し、客観的で普遍的な表現様式を目指す。
彫刻家ジョルジュ・ファントンゲルローや建築家リートフェルトなど多様な分野で活躍するメンバーが参加していたことから、絵画・彫刻にとどまらず、建築やデザインなどの分野においても、モンドリアンの厳格な造形理念が共有された。