植物を育てる上で土にこだわる。これはもっとも大事なことです。植物は水分や養分の大部分を根から吸収しています。 (一部気孔から吸収することもできます)したがって土づくりに失敗すると、どんなに良い苗を使っても枯れてしまったり、病気になってしまったり、実が付きにくかったりすることは避けられません。
市販されている培土は、培土に対して十分なノウハウのない運送業者や、土木建築業者が培土の生産・卸を行っている事例が大半を占めています。 お店側もチェックできるのは梱包されている以上、培土の外観に留まっているのが現状です。そのため、
安価な下水道汚泥やあく抜きされていない針葉樹バーク、未熟な堆肥が原材料として使用されている事例もよく見受けられます。
また、しっかりとした素材を使用していたとしても、袋ごとに均一な配合がされておらず肥料が偏っているため、成分が異なっている事例もございます。店頭では雨天や炎天下も屋外に長期間置いているということもあり、培土自体の変質もみられます。 残念ながら店頭販売している培土だから安全、安心、間違いがないという現状ではございません。