オヤジ徒然 2023年 |
■ 2024 2023 2022 2021 2020 2019 「今年は厄年だったんだろう」 2023年12月18日 今年一年振り返りますと「厄年」と言う言葉が頭をよぎります。とにかく次々と悪の連鎖がありました。2回も入院する羽目になり、1回は足の切断間際まで行っていたらしく(本人知らなかった)。 本当に厄年だったのではと思います。そのせいもあり40年吸い続けたタバコを止めた。これは私にとっては全く未知の世界だったのです。「俺がタバコを止める」・・・・・・俺自身も信じられません。 やめてから半年、いまだに吸いたいときもあるが我慢できる。わがままに吸いたいだけ吸っていた。タバコ本当にやめたんだなぁと最近実感しております。 人生山あれば必ず谷がある、そこがどん底ならば次は必ず上り坂。いま絶好調の有頂天なら次は必ず下り坂。人間どんなにがっぱっても100歳が限度。山もなく谷もない平々凡々こそが、人間の求める桃源郷なのかもしれません。 では皆様、良いお年をお迎えくださいませ。 「うちの時計は早回り」 2023年12月6日 学生時代・・今から40年以上前、教室の正面右側上に丸い大きな時計とスピーカーがあった。高校に入ってから授業についていけず、朝の挨拶からすっと時計をにらめっこしていた。 目はよく一番後ろの席だが秒針も見えた。「なぜ時計とはこんなに遅いのだ」「あの秒針が50回 回ると授業が終わる」あと40、あと30、あと10回、あと5回。兎に角時計の回転の遅さに腹が立っていた。 いまや朝起きるとすぐ昼になり、昼飯食べるとすぐ晩御飯になる。お盆が終わったと思ったらすぐクリスマス。トナカイの赤い鼻を雑誌で見ていたら正月になってしまう。 ここ数年「なんと時計の回転がはやくなったか」わが頭脳の回転は遅くなるも、周りの変化が早すぎるのには困ったものだ。 「インボイスかぁ〜〜〜」 2023年11月13日 みんな必死なんだよね。日本は給料安いから給料上げよう。最低賃金上げようと法律まで変えてきても、とにかく薄利の中小企業も必死中だからどうにもならない。 インボイスだって、理由は理解するもこの制度の負の側面を背負わされる人々は全て小さな個人事業主だけ。ひどいね。イソップの「北風と太陽」知っているかい。 北風と太陽が旅人のコートを脱がせた方が勝ち、という童話北風が思いっきり風を起こしてコートを取ろうとしましたが失敗。太陽は旅人を暖かかくしてあげました。旅人はコートを脱ぎました。 この話は、人に何かをさせるには、力ずくでやるよりも、あいてがその気になるようによく説明するほうが、ききめがあることがおおい、ということをおしえています。人ってさ、自分がいる環境を理解し納得すれば自然に協力していくのに、「こうしなければならない」「こうしろ」と言う世の中だから仕方なくやっているのが本音。 小さな商店さん小さな農家さん、小さな漁業のおじさん、小さな人達みんな困っちゃったね、インボイス。 「バックの中身は何かしら?」 2023年11月1日 一泊の旅行なのにスーツケースにぎゅうぎゅうの荷物を持っていく猛者がいる。何が入っていると聞けば着替えに化粧道具、万が一の薬から万が一の何々。また、万が一の何々ドライヤーからバスロブまで。 「そんなものホテルにあるだろ」と言えば「えぇーーー※▲■※〇×だよ」と、水を差してもいけないのでそのまま車に詰め込んで出発。 私は狭い日本、スマホと財布があれば何処にでも何も心配なしで出かけられると思っている。私は財布とスマホだけせいぜい持って行ったとしてもパンツ1枚である。※さん言わく、世の中きっと何かがある。 善きことかもしれないし悪い事かもしれない。用心に越したことはない。言っていることが解らぬではないが、生活道具全て持っていきそうな勢いにあっけにとらわれる。 お※さんにはいつもお世話になっておりますので「重いだろう。俺が持つよ」この一言で万事順調にご運ぶのは経験から知っている。人はそれぞれ思いも考え方も違う、それを当然と思えるようになってきた。 「六十にして耳順う」孔子にちょびっと近づいた、我が今日此頃である。 「母さんごめんね」 2023年10月19日 認知症になって12年の母は92歳。今、介護施設にお世話になっています。認知症が進み私の心臓の問題もあり、昨年の5月から介護施設でお世話になっております。 入所の際は親を捨てるのかと自問自答し「しかたないんだ・・無理だ」と涙流して、後ろ髪引かれて施設に置いてきました。 あれから1年、母に面会に行くと話しかけても反応なく、施設の職員さんを自分の家族と思い込み、職員さんが来ると笑顔になりました。 この姿を見て本当に安心しました。これでいいのだ。本当本当にそう思いました。私のことは解らない・・それでいいのだ。施設職員さんの温かい心が母の笑顔なっていました。 私は久々に心穏やで安心した気持ちで帰路につきました。 「優柔不断な釣り師はオヤジ」 2023年10月12日 休みの日に海に行き港で釣りしている。釣れないとよいなと、思いながら釣りをしている変な釣り師です。なら最初から釣りをしなければよいのだが。 海釣りに通った昔の自分を思い出すと、若き日の気持ちがふつふつと出てくる。これが良いのだ。しかし、食べるのは私と妻だけ、あまり釣れても困ってしまう。あまり釣れたらすぐ釣りをやめなければならない。 全く釣れないのはつまらないが釣れすぎても困る。なんと優柔不断なおやじであろうか。いやいやこのように思うようになったのは進歩であろう。昔は自慢のネタや自己満足のため釣っては殺傷していたところがあった。 子供の時の虫取りなどはまったく遠慮ない殺戮であった。世界中で毎日何千人が戦争で殺戮されているのをニュースで知る。 安全な日本の中で、ぼーと年重ねしているオヤジであるが、自己満足のための殺傷をしなくなったのは進歩かなと思った。また「釣れないのもよい釣り」に行こっと! ものわすれは心配症 認知症は幸せ病 2023年9月28日 最近の物忘れときたらひどいもので、部屋にものを取りに行ったが入った途端「あれ何を取りにきたんだったか?」考えても悩んでも思い出せず、一旦前の場所に戻ってみると「あっそうだ・・・だった」と思い出す。 思い出すからまだよいとしているが、忘れる回数が増え続けているのが不安である。母親が認知症と診断されたのが2010年、夜中寝ないのは当たり前、足腰は生まれつき丈夫で目を離したすきに消えてしまう。 徘徊もあった。今年ついに私が倒れて母は施設のお世話になることになった。先日テレビの認知症講座を聞き流していていると「誰もが歳をとり死を意識する時が必ずくる」「覚悟は人それぞれであるが怖いものである」「しかし認知症が進んだ年寄りにはその恐怖がない。」そう聞こえた。 そういえば母の入った施設の認知症の皆さん、みなおとなしくて優しい顔をしていました。周りの人たちは右往左往しているかもしれないが、本心はいたって幸せな顔つきであることに気づいた。 さて我が脳は物忘れで不安になるのを選ぶか、認知症と診断され周りに迷惑はかけるが不安のない時間を過ごすか。どちらにしても喜ばしいことではないが、さて我が身はどうなることかと心配している。 バカカーバチンドン屋 おまえのカーちゃんデベソ 2023年9月6日 手前、姓はチン名はポコスケと申しやす。訳ありまして、今回はこちらのお兄いさんの組へ草鞋を抜かさせていただきました。姉さんには恨みはございません。 渡世の義理でございます。お許しくださいませ。と言いました。「フウテンのチンカス」ことチン君は小学5年「松葉ボタンのどつぶれ」こと、ミヨちゃん小学6年に言いました。 「バカカーバチンドン屋 おまえのカーちゃんデベソ」言われたミヨちゃんは、一瞬よろめいたが言い返せずにいた。チンカスの勝利である。 子供の時代に言える最高の攻撃言葉であった「バカカーバチンドン屋、おまえのカーちゃんデベソ」これが最終兵器であった。力任せにつかみ合いの喧嘩はご法度であった。 万一相手に怪我でもさせようものなら親にひっぱたかれ、相手の家に親と頭下げに行かねばならなかった。大人になればなるほど、地域が大きくなればなるほどお金を持てば持つほど「最終兵器」は何かを忘れてしまう。 私はプーシ君でもゼンレス君でもどちらでもよい、早く最終兵器「バカカーバチンドン屋 おまえのカーちゃんデベソ」を使用し、この戦いを終焉し地球依存と言う平和へ貢献していただきたいと思う。 嘘ついたら針千本飲ます。指切った 2023年8月25日 子供の頃よく歌った約束の歌。「嘘ついたら針千本飲ます。指切った」。明日のお遊びでも約束ならなんでもよい、守らないと針千本飲ますと言う恐ろしい約束の歌でした。 子供と子供の約束に使う怖い歌、大人は約束破っても平気でいるから、大人とは約束しないんだったよね。大人との約束は最初から疑心暗鬼なものでした。 2023年8月25日朝刊 原発がボンと爆発してから12年半、福島原発まで車で1時間のいわき市に住み1、2年間復興事業をいろいろ見てきた。復興であるからよくなること前進すること理解してきた。 ただ今回の海洋放出に関してはこれから30年ずっと続くと思うと、いくら安全だ保障する約束すると何度も言われても、今までの前進がマイナスまで後退してしまうのではないかと心配してしまう。 いままで12年風評と戦い続けていた漁業関係の皆さんにとって、お国の言う約束で少しでも荷が軽くなることを祈るばかりです。 節をつけて歌ってみよう♪ 「オヤジ 緊急入院するの巻」 2023年8月9日 体がでかくても気持ちが強くてsもバイ菌にはかなわなかった。7月5日突然の高熱で慌ててしまった。家の体温計が39度となりこれはコロナか思いましたが、総合病院で検査したところ緊急入院となってしまいました。 バイ菌が足に入り酷悪非道をしているということです。初めて40度オーバーの熱を経験しました。解熱剤は1日4回だけと言われ解熱剤が切れてからが大変。自分に「がんばれ」「がんばれ」と独り言。 看護婦さんは優しいね「いま体が戦ってるんだよ」「がんばろう」て。最近めったに励まされたりする機会がなくなっていたからうれしかったね。バイ菌で紫に腫れ上がった左足は処置やタイミングを間違えれば腐って切断だったとか。 ああ恐ろしや。治ってよかったです。先生に感謝です。夜中でもいつでも「ナースコール」で来てくれる看護婦さん。こんな狸おやじのわがまま聞いてくれて本当にありがとうございました。 なにより緊急入院を私に納得させた山下先生、心から感謝しております。7月19日退院出来ました。ありがとうございました。 夏の夜の夢「楽して遊んで暮らす」 2023年8月3日 楽して儲けて遊んで暮らす極楽のような人生、一度は夢見ているものだ。私は一度も「楽して儲けた」ことがないが、宝くじを月に1000円だけ買い「楽して儲ける」の権利放棄はしないようにしている。どうもこの世の中、楽して儲ける話は見せかけの話しかない。 本当は知っているんです。俺ばかりではなく。世の中の皆知っているんです「楽して儲ける話はない」と。でも現実の仕事や金儲けはつらくて大変ですから、だれだって「楽して儲けて遊んで暮らす」を夢見てしまうのです。でも最近変わってきた。 大きな家もいらないしブランドもいらない、ランチは700円までで十分。楽して儲けなくてよいから「お金の心配だけはしたくない。」45年夢見てきた「楽して儲けて遊んで暮らす」は、いまでは「お金の心配だけはしたくない。」に変わってしまった。 人生100年時代と誰かが言ったが、それでは何十年も「お金の心配」しなくてはならない。これもまたつらいものである。世の中戦争が続くは、異常気象にウイルスなど人類滅亡をも思わせる事柄なのに、「お金の心配」している。 我が心の小ささに、恥ずかしくなるばかりの夏の夜の夢である。 「心に響いた一言」 2023年7月27日 偶然見かけた言葉「正しい言葉でも思いやりがなければ人を傷つける」自分の胸にと来ましたね。グザ グザ グザです。 正しければ、間違いでなければ。意見を堂々と胸張って主張すればよい。これは決して間違いではないが最後に「人を傷つける」がくっついている。今まで振り返ると一杯やってしまったなぁ。 正しいのだからドンドン前に進む少々の反発なんか握りつぶしてしまえ。「俺は間違っていないんだ。正しいんだ」進めばいいんだと突き進んでしまった過去。「正しい言葉でも思いやりがなければ人を傷つける」 深く反省し間違っていなくても、正しくても人を傷つける言葉を吐かないように、気を付ける所存であります。 「おやじ!タバコをやめる ゴールが見える」 2023年6月21日 5月中旬に店を休業しました。指摘されていた心臓の治療で入院してきました。大変でしたが今はもう大丈夫、元気いっぱいです。 田舎ということもあり病院内歩けば知り合いに会う。待合室で「あら浜田屋さん、どうしたの」看護士さんに「あら酒屋さんですよね」検査に行けば高校後輩が臨床技師士「テツヤさん!何?」あっちこっち知り合いばかり。 入院が決まった日にタバコをやめた。「あたりまえだ」と言われそうだが、43年15.695日 毎日30本を1日も欠かさず吸い続けていたタバコ。「酒と女とタバコ」一つだけ選べと言われたら「タバコ」と答えていた超愛煙家であった。 まだ2か月の禁煙。朝、目が覚めるとタバコを吸いたくなるが、皆に心配をかけ沢山の医師・看護士の方にお世話になったこと、発作で体調を崩したこと、4時間の手術を我慢したことを思い出し、アントニオ猪木になった気持ちで自分に言っている。 「この野郎、吸えるものなら吸ってみろ、この野郎」もう少しで奇跡が起きるぞ、もうすこしだ、あと少しだ頑張ろう。ドキメン「親父がタバコをやめた日」エンドロールはすぐそこにある。 「何が一番大切なのだろう」 2023年5月24日 「そりゃ一番大切なのはスマホだよ」今の時代「スマホ」がなくなったら大騒ぎであるである。身の回りの全ての財産をスマホに入れて持ち歩いているようなもの失くしたら大変である。何もできなくなる。 将来的には免許書・保険証・診察券・通帳などもスマホになるだろう。スマホを見れば性格も収入も病気や家系も全てわかり、就職や入試の面接は「はい面接します。スマホを見せて」「はいご苦労様」なんてなりそう。 どこで何買い、何食べて 誰と会ってどこを歩いて。何をした。泥棒や万引きしようものなら悪さする前にお巡りさんに逮捕されたり。スマホ持っていないだけで不審者扱いされたりするのではないか。 今、中国では街を歩く人の素性がすべてわかり指名手配の検挙率が何倍も上がっているという。将来頭のてっぺんから足の裏まで財布の中からへそくりのありかまで水虫から重大な病気の有無。 食の好き嫌い 苦手な人好きな人まで全部知られてしまうかもしれない。きっとこんな将来になってしまう。人間一番大切なのは何かと今一度考えてみよう。全ての情報が流れていくとしたら。一番大切なのは「心」だね正しい心の情報が流れていくなら何も恥ずかしいことはない。 「すごいなバイデンさん」 2023年4月21日 今日のニュース『アメリカのバイデン大統領再出馬』たまげたね、現在80歳だ。ならあのトランプさんの逮捕劇はその布石なのか?トランプさんだってそろそろ80歳。80歳であそこまで口が達者で爆発的行動力があるのか。 あの二人を見ていると60歳+αで、あそこが痛いだのここが調子悪いと言っている浜田屋のオヤジの方こそ「ジジイ」ではないか。「ポジティブ」これこそが人生だね。「やればできる」いい言葉だ。 お笑いのティモンディ高岸さんを見て、この人はすごいなといつも思っていた。 「やればできる!」と笑顔で訴える。すばらしい。私の捨てない本の中に中村天風氏の本がある。 「所詮、人生は心一つの置きどころ」「私は力だ!力の結晶だ!」と思えと、ポジティブこそが全てうまくいく方法であると記している。時々引っ張り出しては読んでいる。80歳で第一線にいる自信がなかったが、今日、バイデン大統領に発破かけられました。 では皆さん一緒にご唱和お願いいたします。 「負の連鎖を切ってもらう」 2023年4月6日 こんなこと書くと、ついにオヤジも「霊感商法」に手を出したかと思われそうですが、まかり間違ってもこのオヤジは手を出しません。急に悪いことがが立て続けに起きたり「またかよ!」と思うほど悪が続く時がありますよね。「負の連鎖」につかまってしまうと、何をやってもうまくいかない。 悪と悪が鎖に繋がれたようにぞくぞく出てくる。だから皆、神仏に頼ったりするのもよく解ります。霊だの神様など「俺は信じません」と言う方も多いですが、コンビニより多い神社仏閣の数を見れば、人は神仏に助けを求めるている時が沢山あるんです。 負の連鎖の原因で一番大きいのが、「その人の精神状態」です。Mr.ビーンは次々に負の連鎖を起すのですが、本人はいたって真面目で負の連鎖にまったく気付いていません。そう「負の連鎖」にはまったらMr.ビーンのように「良い出来事には鈍感で、良くない出来事に敏感」になろう。 そして「ちょくちょく良くないことがある」のが普通で、同様に「ちょくちょく良いこと」もあると理解して、負の連鎖かなと思ったら深呼吸して、ゆっくり動いて神社に行って、お賽銭箱に5円玉を入れて、「たのんます!」とお願いしましよう。 無理して一人で解決しようとせず、自分以外に頼んでしまいましょう。自分で解決しようとするから抱え込んで、また連鎖してしまうのです。神様でも仏様でもご先祖様でもいいんです。他に切ってもらうと決めれば心も楽になりますよね。 「桜咲く この一言が未来をひらく」 2023年3月30日 桜はいいですよね。こんな無骨なオヤジですが、桜の下には人が集まり、皆笑顔になる光景を夢見、20年前、駐車場に桜の苗木を植えました。あれから20年、浜田屋の50センチのチビ桜は今は4メートルとなり、淡いピンクに染まった大きな木となりました。 桜が咲くと近所の方もお客様も「桜咲いたね」と、笑顔になるのを楽しみにしています。1年の一週間ほどしか楽しめない桜ですが今日は満開です。「ありがとう。」桜はいつも明るい夢を見せてくれます。「桜咲く」の素晴らしい3文字。 この3文字に喜びと未来と希望の全てが詰まっています。昔の合格発表は電報で届きました。「桜咲く」文面は1行、素晴らしい響きです。世の中には桜を楽しめない方がたくさんおられます。2011年に体験しましたが、追い詰められている時の桜の色は「白」に見えます。 心落ち着き穏やかな時代は、桜色が淡いピンクに見えます。今こうして淡いピンクの桜を眺められるのは、全国の沢山のお客様の心が桜色になったと感謝しております。「ありがとうございます」自分の心を映し出すような桜の木に、未来を夢を見つけましょう。 「ひと昔のちょっと前」 2023年3月16日 10年はひと昔と言うのだから12年は大昔か?いや大昔ではないな。「ひと昔のちょっと前」こんなとこか。東北大震災の時は、右を見ても左を見ても皆パニックになっていた。 2日後に原発爆発してさらにパニック増になり、情報の仕入先はテレビで24時間つけっぱなし。ネットの中も信用性なくなっていて、ライオンが逃げたの火山爆発したのや、福島県民が県外で「ボコボコ」にされただの嘘が広まり。 本当にあの時は大変だった。12年前ですから浜田屋のオヤジは50代体力に頼って、とにかく早朝から深夜までよくがんばりました。白髪頭を染めていましたが震災を期に染めるのやめました。 自分でもびっくりするほど「真っ白」な頭に戸惑いもあったが「これが自分」だと開き直りました。この12年福島県の産業の多くが風評にさらされました。特に酒蔵+観光の皆さんは大変でした。頑張りました。 漁業関係の皆さんの苦労も生半可ではなかった。頑張りや苦労は必ず将来のよい糧となるはずです。将来この地に住むまだ生まれぬ子たちの為、私たちは頑張っていると信じております。 皆様にはこれからも福島県をよろしくお願い致します。 「誕生日 祝日」 2023年2月24日 2月23日が祝日だったが、あれ?何の祝日だったのかとカレンダーを見た。天皇陛下の誕生日だった。私と同じ昭和35年2月の生まれ。そっか浩宮様の誕生日か! いままで誕生日が近いからか親しみを感じていた。将来の天皇という立場に生まれてしまったことに、本人はどう感じているのだろう。一挙一動一言一句、チェックされ悩んだことあるだろーうなぁ。 俺が田舎の貧乏商店の長男に生まれたのはよかったとしよう。夏は短パンにランニングシャツ、冬は鼻水垂らして袖で拭きテラテラ、小遣いは一日10円、兄弟げんか四六時中、カレーライスの肉争奪戦。貧乏だったが自由に育った。 宮家か酒屋か生まれが違うが、どちらも跡継ぎを宿命とし、他の選択しもなく63歳の親父になった。大きく違うのはあちらは民の為、こちらは三度の飯の為、ジジババ父母兄弟姉妹子供の為だが、同じ年月を見てきたと思うとポン友のような気がしてしまう。 来年はちゃんと覚えておきます「天皇誕生日」誕生日おめでとう。がたがたになるまでお互いガンバロウな。オヤジのひとりごとです。 「孤独のグルメ」 2023年2月7日 松重豊さんの「孤独のグルメ」を見て、手を合わせ「いただきます」してから、眉間にシワ寄せ心で独り言しながらの食事。何を食べるか迷い、料理を「うまい」と一人ガッテンしながら、コワオモテが食べる食レポドラマは、見ているだけでお腹がすいてくる。 今度、一人で食事するときやってみようといつも思う。変なオヤジが何かにやにやしながら食べてると、気持ち悪がられるかもしれないな。昔から食べるのが早く、味わうというのが少ない食事をしている。 これからは料理を一つ一つ楽しみながら、味わいを頭の中で言葉に変えてニヤニヤしながら食事したいと思う。私の家は代々商売している為、子供の時から食事は一人が多かった。 テレビドラマで見る家族そろっての夕食がうらやましかった。昔は食事は腹に食べ物を入れる仕事でしかなかった。あれから50年あまり変わっていない気がする。 これからは少しスピードを落とし「いただきます」「御馳走様でした」をしっかり言える食事をいたします。 「長谷川平蔵である」 2023年1月30日 小説もよいがテレビの「鬼平犯科帳」が好きだ。中村吉右衛門さんはいいね。映画のようなワンカットずつの陰影が素晴らしい。はっきり聞き取れる声も素晴らしい。「火付盗賊改 長谷川平蔵である」の響きわたる声。 いまテレビで見たいのは何かと聞かれたら間違いなく「鬼平犯科帳」である。軍鶏鍋食べながら何度でも見たいものだ。長谷川氏は実在し火付盗賊改をしながら、無宿人に生活を賄うに足る収入の得られる人足寄場を作り、毎年200人のホームレスを社会復帰させたのである。 幕府の予算は最低限のものだったので、私財を投じて運営にあたった人情派でした。 ネットで詐欺や強盗のアルバイトを募集し、それに応募し悪をしてしまう若者たち。鬼平が出てきて更生もしてもらいたいものです。悪が出るのは社会に仕事・収入・安心が無いからである。 所得倍増計画など何十年前から言っているのか、就労の改革はどうなっているのか。新年の神頼みのように毎年同じ願掛けであってはいけないものである。 「新聞読みますか」 2023年1月22日 毎朝、新聞を開くが1面を読み次に後ろから読み出す。これは何十年もそうしている。1.2面と順番に読むことはない。なぜなのか考えたこともないが皆もそうだと思っています。 携帯で瞬時にニュースが配信されすぐ何が起きたかわかる時代新聞を読まない方が増えている。地方ではやめた新聞社も多い。私たちの生活を左右する情報が本当に正しいのか私たちは正しい方向に向かっているのか。 それを知ることが出来る方法としてテレビ・ネット・新聞であるが新聞が無くなるのではないかと心配してしまう。アナログが淘汰され全てがデジタル化された時、正しい情報が私たちに届くかどうか不安な気がしてなりません。 考える時間も与えないデジタルの時代判断の時間まで早くなくても良いのではないかと思います。早ければよいと言うものではないと思う。時間をかけ正しい道に進むその先には「安心」がある。そういう時代であってほしいです。 「餅はあんこかきなこか」 2023年1月11日 私がガキの頃は餅はウスでついた。母の実家での餅つきは楽しかった。蒸したもち米をウスにいれ大人が掛け声とともに男たちが「ペッタン・ペッタン」女性「ハイハイ」と手を入れる。どんどん餅になっていく。 出来上がった餅を手ぬぐいを巻いた女性たちが次々に丸めていく汗と蒸気で一杯の座敷に餅が並べられていく。子供たちにつきたての餅がとどくあんころ餅、きな粉餅、納豆餅で頂いた。湯気が立ちあがる餅はこれでもかと伸びもち米の甘みがこの上なく美味しかった。 特に豆の入った豆餅がこれでもかと言うほど美味しかった。現代の御馳走とは程遠い質素食であるが、正月に食べたあの餅の美味しさを超える物はない。腹を満たした子供たちに子袋に入った「お年玉」が届いた。 氷が張った田んぼに繰り出した子供たちは北風の中、凧揚げをした。しもやけの手で思いっきり凧を揚げた。お正月とはなんと幸せな時なんだろう。子供心にそう思った。 2023年を迎え新年は希望に満ちた出発点のはずだが、コロナで3年も振り回された挙句、物の値段は次々あがるは年金は引き下げられそうだし。地球温暖化やとてつもない豪雪や夏の暑さ、富士山爆発するぞ南海トラフの不安・・・ ウクライナではロシアとの戦争がつづき、台湾や尖閣諸島の問題などこれだけ問題がある新年。「これからどうなっちゃうのかな」と考えてしまう。今までとは違うお正月のような気がました。 でも昨年1年なんとか生き延びたことに感謝し、新年はいつも上を向いて歩こうと思います。 ここまで 読んでいただきありがとうございました。 |