【郷愁による強襲!オリハルコンゴレム再び】 author : うらら
はじめに
皆さんこんにちは、うららです!
今期のバトスピCS・界放祭も無事終了しましたね!
先日、僕が界放祭で使用させていただいた「剣刃想獣」謂わゆる4コス想獣を紹介させていただきましたが、 今回はもう1つメインで使わせていただいた青のネクサスコントロールデッキをご紹介させていただこうと思います!
それではデッキレシピをどうぞ!!
デッキレシピ
・BS08「戦嵐」で登場した青のXレア、オリハルコンゴレムを主軸としたネクサスコントロールデッキです。基軸が青のネクサスなので、フィニッシャーを「海賊龍皇ジークフリード・アビス」 等の高打点が繰り出せるものにしても良い戦いが出来ます。
デッキの仕組みとして、青のドローカードがデッキのおよそ3分の1を占めています。つまり「3枚ドロー1枚破棄」効果の場合、3枚中1枚が次のドローカード、残り2枚のネクサスカードを破棄して、コアが潤沢になったところで、 ブレイヴ「フォビットバルチャー」を召喚して、トラッシュからネクサスをすべて釣り上げる、そのシンボルを生かしてオリハルコンゴレムが大量破棄を行う。という動きを想定して制作しています。
また、この構築はオリハルコンゴレムのデッキ破棄を主な主戦力としていますが、度々「キャッスルゴレムにしないんですか?」というご意見も頂きます。
実はこの構築のデッキ、キャッスルゴレムだと圧倒的にパワーロスを感じてしまいます。ですので今回は、それらカードの採用/不採用理由も織り交ぜながら戦い方をご紹介していきたいと思います!
まずは採用カードから。
採用カード
神造巨兵オリハルコン・ゴレム
・今回のようなデッキタイプでは、一発で20~30枚程度を吹っ飛ばすことが可能な殺戮兵器。青シンボル分の破棄がLv1から搭載されているのに加え、破棄できなかった分、デッキ破棄メタされた場合でも 【強襲:2】のゴリ押しでオーバーキルまで狙えてしまいます。また、攻撃する段階ではシンボルが大量に存在するので、コスト用の3コア、Lv1用の1コアの 計4コアがあれば十分に動き出すスピリットですので非常に展開が簡単です。
【RV版じゃだめなの?】
・RV版が出た当初、SNSで「懐かしい、また作ろうかな」と呟かれた事もありました。オリハルコンゴレムは僕もイチオシするほど現役だと感じていますが、 RV版オリハルコンゴレムはRV前に比べて圧倒的にコストパフォーマンスが低いです。
オリハルコンゴレムの強さは【強襲】の類いではなく、Lv1から発揮する「破棄枚数の追加」効果です。RV版でその効果を発揮しようとすると、 RV前の召喚から発揮までの4コアでは足らず、合計7コアを要します。もしうまくバースト召喚できたとしてもLv3にする必要があるので結局4コアを必要とします。
入手しにくさはあると思いますが、もし製作するのであればRV前で組むことをオススメします。
「ダブルシンボルネクサス」
・今回採用している青のダブルシンボルネクサスには大きく2つの仕事をしてもらっています。 1つ目は、相手の行動の阻害です。トラッシュカード戻しの阻害や手札保護など、相手の展開を遅くする役割を果たしてもらっています。
そして肝心の2つ目は、ドローマジックのコスト軽減です。今回のデッキには青特有の「3コスト2軽減」のマジックを大量に採用していることから、 これらのネクサスを配置すれば凡そのドローソースを1コストで使用することができます。先攻1ターン目で配置できた場合、2ターン目の5コアを5枚のドローカードに費やすことさえ可能です。
「遅延系ネクサス」
・デッキの特性上、展開スピードに重きを置いたこのデッキですが、実は防御が薄い訳ではありません。むしろ他のデッキタイプの防御札よりも、毎ターン安定した防衛壁となってくれるのがこれらのネクサスです。
見ていただくとわかる通り、効果のほとんどが「コストの支払い」によって解決される相手プレイヤーを対象とした効果となっています。最近主流になってきた【装甲】などの効果があっても相手の攻撃を防ぐことができます。
また「遊精」が得意とする【転神】もキャピタルキャピタルや鍛冶神殿が発揮する効果でほぼ無力化することができます。
フォビッド・バルチャー
・今回のデッキの要になるカード。ドローソースで捨てたトラッシュのネクサスをすべてノーコストでフィールドに配置し直すことができます。 ここぞというタイミングで召喚することで、次ターンの相手の動きを大量のネクサスたちが阻害してくれます。
不採用カード
機動要塞キャッスル・ゴレム
・召喚コスト、破棄枚数、その後の仕事を含めても今構築でオリハルコンゴレムよりもパフォーマンス能力が低いことから不採用となっています。 破棄効果が召喚時効果に頼っていることからもメタカード1枚で十分戦略が詰んでしまうこともあるので、採用する際には他のカードとの兼ね合いで補いましょう。
天秤造神リブラ・ゴレム
・このデッキタイプで、以前採用していたことがあるものの、召喚コストとレベルアップのためのコアorギミックを準備しなければならないことを考慮して今回不採用となりました。 リブラゴレムを採用する構築にあたっては「バトルスキー先生のバトスピ講座」等のネクサスで、最大レベルまで跳ね上げてアタックするとより効率的です。
「各種防御札」
・「ネクサスで防御できる」とは言ってもやはり防御札は積んでおいた方が安心すると思います。 が、今回のデッキに関しては、防御用のコアを残すことなく最速で展開していくため、防御札をドローソースの切り捨て対象に入れるくらいであればより早い速度を求めて不採用にしています。
差し替えオススメカード
・青の起源龍パンゲア ・海賊龍皇ジークフリードアビス ・爆砕轟神掌(RV)
最後に
・今回はデッキ紹介初の「デッキ破棄」デッキをご紹介させて頂きました!
LOタイプのデッキは作る人によってその形が大きく異なるので、今回のデッキも何かデッキを作る際のひとつ参考にして頂ければと思います!
それでは!!