【東海CS・界放祭イベントレポート ~2月現在のデッキ傾向と対策~ 】 author : うらら
はじめに
皆さんこんにちは、うららです!
先週2月9日、10日と東海CS及び東海エリア界放祭が開催されましたね!僕も2日間とも参加させて頂きました!!
今回は2日間のイベントレポート、特に対面デッキとその応用についての記事になります。僕が学んだ2日をまるっと記しますので、宜しければ所々掻い摘んで読んで頂ければと思います^^d
東海CSを終えて
上記した通り、今回僕うららも東海CS・界放祭の方に参加させて頂き、直々に熱烈な環境の渦に呑まれてきました。(笑)
ところで皆さんバトスピ公式Twitterから今回の代表結果はもうご覧になられましたでしょうか?
今期珍しく、代表デッキタイプすべてが揃いましたね。
もしまだ見てない方がいましたらまず真っ先にチェーック!!
まずは、届かないとは思いますが代表になられた3名の方々おめでとうございます!!
今回から決勝枠がガクッと少なくなったのにも拘らず、決勝トーナメントに駒を進めてあの人数の頂点に立つのは実力の現れだと感じています。
さてさてそんな東海代表者3名の方の使われていたデッキはすべて新弾の「遊精」で模ったデッキタイプになっていましたね。
正直、予想はできていた部分もありました。
だって強いんだもの…。
ちなみに今回僕は、去年に引き続き「創界神タワー」で出場しました。
タワーデッキで今の環境には勝てないと覚悟はしていましたが、今の環境デッキの弱点に非常に興味がありました。
破壊や消滅、召喚時封じに疲労ブロック。
何なら何に強いのか。
それらを一気に調べられるのがタワーデッキだったんですね。
なので今回は僕が東海CSで必死に掴んだ環境との戦い方を垂れ流したいと思います!!!!(笑)
遊精一色ではない?会場で対面した主なデッキ
僕はデッキを構築する際「遊精8割ぐらいだろう」くらいの勢いで構築していましたし、公式Twitterの結果を見ると「遊精しかいねえ」みたいなイメージ持っちゃうと思うんですけど、実際そうでもないのが現状でした。
当日はアマテラス、遊精、甲竜、魔戒、ノヴァX ここら辺が多く見たデッキ達でした。
割と近所のショップバトル感というか、そんなに遊精一色イメージは芽生えなかった大会でしたね。
一緒に参加した知人達も「遊精は当たった、だけど甲竜とアマテラス、ノヴァも同じぐらい当たった」と語っています。
つまりこれからの大会で勝ち上がるためには、一強「遊精」対策をするだけでなく、それぞれのデッキタイプに有効的な効果を知って構築することも大切になってくるのかも知れません。
といっても強いものは強い。
ルール改定や制限、禁止カードが追加されない限り依然として環境に蹂躙している系統の母数が衰減することは難しいでしょう。
でも、そればっかりを見て不意に来る他のデッキタイプに負けてしまうのが大会で起こり得る上位に上がれない要因のひとつだと思います。
大切なのは環境を観つつ、適応性に富んだカードを見つけることだと考えています。
という事でここからは僕の東海CS・界放祭での対戦から、特に今の環境適応が高かったカードとその効果を紹介していきたいと思います!
有利に戦えたカード・効果
創界神ゼウス=ロロ
・【転神】した創界神ネクサスを破壊することができますが、足の速いサーチ型デッキのハンデスとしても大きく秀でました。
特にドローが得意な赤を主体としたアマテラスや、超星との対面で活躍しました。
また、置いておくだけで相手は【転神】という選択肢をひとつ失うので、遊精への圧倒的威圧にもなりました。
タイミングに関わらずバトルの終始活躍するので、いつ配置しても強いカードです。
デメリットとして【神託】条件が今主流の系統では難しい所があるので、差し込めるデッキが限られてきます。
バーストを「界渡」を多めに採用したり、化神の多い「超星」でより輝きそうです。
耐性付き疲労ブロッカー
・一定層の効果を受けず、高BPで疲労ブロックできるスピリット達。
こちらはやはり想獣や魔戒などの横展開するデッキに有利でした。
僕は「遊精」のビートを1番視野に入れて投入したスピリットでしたが、今主流の「創世の槍&創世の盾」のアンブロッカブルのせいで、遊精に対しては居ないも同然と化していました。
しかし、甲竜やアマテラスなどの「とりあえず殴って射程内に入れる」という攻撃を常に防ぐ体制がとれていることは非常に大きく、盤面の整地時間が格段に伸びました。
デメリットとしては一定の効果を受け流すものの、最近のフィニッシャーの持つ除去効果からは逃げ切ることが出来ないので、あくまでも時間稼ぎという概念で採用を検討してみて下さい。
効果発揮後バースト
・一定条件を満たすと発揮するバースト。
今はバーストが戻されたり、発揮できなくなったりするので要らないかな…?と思っていましたが、全く逆でした。
そもそもそれらの効果を発揮するフィニッシャーを着地する足場を整えるまでに相手の心と盤面を一番ボコボコにするのがコレでした。
遊精や甲竜を使用されていた対戦者の方々は「序盤のこいつらが一番ダメ…」と語られていました。
特に「天空勇士フェニックジャク」は「緑」という今主流の【装甲】で防ぎにくい色をしているのに加え、持ち前の効果も、疲労、バウンス、回復と1体で充分すぎる効果を持っているのでイチオシのカードです。
これらのデメリットとしては、やはり終盤に活躍しづらい所です。
上記した通り「バーストを戻す」「発揮できない」といった効果に弱いので、終盤に引いたときの活躍性は比較的衰えます。
効果後バーストを大量に積むことで、多少解決に近づけます。
滅神星龍ダークヴルム・ノヴァX
・環境2強となっている「遊精」と「甲竜」に強く出られたと感じたカードです。
2系統とも「神話ブレイヴ」を駆使することでその強さに拍車がかかることから、そこを一掃できる上に実質的な2コアブーストができるので、次の展開へのスムーズな移動が可能でした。
また、ターンに1回の【滅界放】で、遊精のアタックしてきたガーヤトリーフォックスを無条件に破壊できるので「創界神ゼウス=ロロ」との相性が抜群です。
ゼウス=ロロ入り超星デッキなんかで組んでみるのも面白いかもしれません。
デメリットはそのコストの重さ。
「ブレイヴ面倒だから処理しよう」という軽い気持ちで出しづらいのが一番の難点です。
しかし、星竜や化神を持っていることから、踏み倒し手段は他の高コスト帯に比べて多く存在しているので駆使して戦えると尚良いでしょう。
因みに僕は「医神龍アイスクラーピウスドラゴン」を利用して踏み倒していました。(笑)
2日間マッチング表とまとめ
それでは実際に2日間で何に当たったのかという所でまとめた表がこちらです!
【東海CS うらら結果】
甲竜
アマテラス
甲竜
鬼人呪鬼
アマテラス
遊精
3-3
【東海CS 知人結果】
甲竜
化神ビート
爪鳥
魔戒
魔戒
遊精
【界放祭 マッチング結果】
遊精:7
甲竜:5
魔戒:3
超星:2
光導:2
無魔:2
造兵:1
滅龍:1
想獣:1
こんな感じになっています。
疎らではあるもののやはり遊精、甲竜は他より多く感じますね…僕はこの結果からもやはりこの2強を上手く縛りつつ迅速に展開できるデッキを模索していきたいと思います!
これからも「あ、これいいかも」と思ったデッキを毎週ご紹介していきますので何卒宜しくお願い致します!
それでは!!!
おまけ
今回CSに参加したタワーデッキでした。