【環境を見た上でもう一度推す!星竜!】 author : うらら
はじめに
皆様こんにちは、ライターのうららです。
今回は「星竜」デッキを現環境を考察した上で、安定して使いやすい理由とデッキレシピを紹介したいと思います!!
【今の環境にどう立ち向かうか】
今のバトスピ環境の三大勢力とも言われている「甲竜」「魔影/妖戒」そして「光導」。
「甲竜」や「光導」は、強力なフィニッシャーを有するのに加え、ゴッドシーカーや【星読】の効果で安定してそれらを引きに行けるリソースが大量にあります。
「魔影/妖戒」も召喚時や【連鎖】で大量にスピリットを展開できます。
BS50弾で新たに強化された「造兵」では、フィニッシャーであるヴァルカンゴレムの着地が難しく巷ではあまり見かけませんが、それでも「造兵」が誇る召喚時封じは、速度重視の現環境で、ヴァルカンゴレム着地までの最大の時間稼ぎとなっています。
この事を踏まえても、現環境で召喚時効果を止めることは、最強の時間稼ぎになると言えます。
手札の衰える「魔影/妖戒」、ジャガンナートやトリヴィクラマ、創界神の引けてない「甲竜」ならば懼るるに足らない盤面でしょう。
その間にこちら側が殴りきるというのが今回紹介するデッキのコンセプトになっています。
デッキレシピ
見て頂くと分かる通り、処理能力の高い「星竜」を基盤に、加えて白を織り成すことで、早い段階での相手の盤面コントロールを可能にしています。
所謂「コントロール星竜」の良い所は、相手のドローソースやシンボルを潰せる分、相対的にこちらの盤面が早く完成するという所にあります。
また赤属性の弱点として、BP破壊に依存しているところが多いので、「甲竜」などのフィニッシャークラスのBPを持ったスピリットや【装甲】持ちが展開される前にこちらがフィニッシャーを投げられるのもコントロールならではの戦法です。
今回コントロールデッキということで、ゴッドシーカーさえ赦さない勢いで召喚時効果に蓋をする構築になっています。
そんな状況下でもフィニッシュに繋げてくれるカード達を1枚ずつピックアップして紹介したいと思います!
ボーライド・ドラゴン
「赤白」というジャンルで組むのであれば、かなり使い勝手の良いカード。
メインステップに白のシンボルを2つも追加できるので、このカードだけで計3軽減もできてしまいます。
また、アタック時のドロー効果はLv1から付いているのに加え、自身のコストもとても軽いので、非常に優秀な1枚です。
煌星竜コンドライトドラゴン
「召喚時を止める」といってもコンドライトドラゴンのような条件付きならば、相手はライフを削ってでも召喚時を使いたい場面もあるはずです。
しかし、こちらにとって完全に好都合なことで、今回のデッキでは本家「星竜」に引けを取らない程のライフバーン能力、高打点を繰り出せる構築になっているので、相手が削ったその1点が後々致命傷になってきます。
ラインの黄金
「召喚時効果を止める目的だけではなく、Lv2の効果の発揮を促すことで、相手に積極的にアタックさせる=「準備段階のコアを用意する」という目的で採用しています。
また早い段階ライフを3以下にすることで、後に紹介するオーバーレイXの簡易召喚にも繋げています。ネクサスということもあって、防御札のための固定シンボルになってくれる所も、ラインの黄金を採用した理由のひとつです。
龍輝神シャイニング・ドラゴン・オーバーレイX
キースピリットの中でも非常に汎用的に対応してくれるカード。
複数枚のブレイヴカードと合わせての大量の破壊、アポローンの【神域】と合わせたライフバーン、自身で発揮する回復効果など、フィールドにあるカードに合わせて様々な戦法が取れます。
またライフ3以下になるとコストを6として召喚できるので、シシャノショドリームとの相性も抜群です。
まとめ
今も尚「星竜」は強力な破壊と防御をを兼ね備えた安定型のデッキです。
ゴッドスピリットと創界神を揃える、謂わゆる「界放ゲー」をしなくても、しっかり強さを見出してくれます。
そんなデッキタイプだからこそ、敢えてそこを遮断してゲームを有利に持っていく戦法も、これからのバトスピ戦略のひとつかもしれません。
参考になれば幸いです。
それでは!!