バトルスピリッツ販売・買取・通販専門店【フルアヘッド】 >

 【赤起幻の攻めについて】 author : POGEMUTA



はじめに


現在流行している『起幻デッキ』ですが、
一体 赤、白、青 どのデッキタイプが
優勝しているのかをまずは見ていきましょう。

6月のショップバトル再開からTwitterにてショップバトルで優勝し、
デッキレシピが掲載されているもの(67件)を調べたところ優勝割合は
赤起幻:49.25%(33)
白起幻:41.79%(28)
青起幻:8.96%(6)
となっておりました。

6月中は圧倒的に赤起幻デッキの優勝報告が多数御座いましたが、
7月に入り、白起幻デッキの増加。8月に至っては優勝報告はほぼ白起幻です。

【創醒の書】から、組みやすかった赤起幻が発売当初から安定して優勝し、
7月に入ってから、白起幻のデッキレシピが確立、起幻に強い起幻として、急増。
今後、青起幻デッキの研究が進むことで、青起幻も優勝デッキに躍り出てくるではないかと思われます。

(昨今の情勢の中開催している少数店舗を参照しているため、環境の偏りはご理解ください)

そちらを踏まえ、今回は未だ使用率の高い赤起幻の攻めについて触れていきます。

相手がいつどのように仕掛けてくるかを知ることで、
自分が負けない盤面を知り、いつ攻めることが出来るのかを
理解していきましょう。



赤起幻の序盤の展開ついて


【先行1ターン目に出来る事】
《新しき世界》配置
《導きの少女ヴィーナ》配置
《放浪の創界神ロロ》配置
--他起幻デッキの採用率が低い--
《道化竜メルトドラゴン》召喚
《赤の世界》配置
--赤起幻のみ採用--
《リザドエッジ》召喚
《パイオニア バード・ドラゴン》召喚
《決闘者たちの戦場》配置
《百識の書架渓谷》配置

となっており、
1ターン目から何起幻か判断することは意外と容易かもしれません。
また、《レッドフィールド》は意外にも採用率が低く、ごく一部でのみ見受けられました。

【バースト採用】
《選ばれし探索者アレックスRV》のみを採用しているデッキが多数を占め、
2種類目のバーストは《エンシェントドラゴン・フェブラーニ》より
《吸血伯爵エル・サルバトール》の採用率が高くなっています。
召喚時を警戒していれはまず踏むことは無いでしょう。

【先行1ターン目のネクサス配置について】
赤起幻対面の場合、先行1ターン目にネクサスのみ配置し、手番を渡した場合。

《道化竜メルトドラゴン》によって一方的にアドバンテージを取られてしまいます。
赤起幻側の動きとして、
《放浪の創界神ロロ》配置
《道化竜メルトドラゴン》召喚 3コア戻し
バーストセット
《道化竜メルトドラゴン》Lv3でエンド2枚ドロー
といった動きも出来るため、後攻1ターン目から
圧倒的に差が開いてしまう可能性があります。

ですが、先行1ターン目に相手のデッキが赤起幻か判断することは出来ない為、
赤起幻相手にネクサススタートでも問題がない《クサナギ》等の【弾幕】持ちネクサスが
再評価されているんですね。
少なくとも現環境では、ゴッドシーカー系スピリットと
ネクサスが初手にある場合。先行1ターン目はゴッドシーカー系スピリット
から展開するのが吉です。


赤起幻中盤の攻めについて


《新しき世界》が場に出ている場合はコアブースト目当てに積極的に攻め来る
プレイヤーが多い印象です。(ネクサス状態のほうが私の中では評価が高いのですが.....。)
また、赤起幻側の攻め筋として後攻1ターンに《赤の世界》が配置された場合は
後攻2ターン目に《時空龍クロノ・ドラゴン》をLv2召喚してアタック

↓ライフ減少した場合
《時空龍皇クロノバース・ドラグーン》に転醒して再度アタック

↓アタック時に《赤き神龍皇》に転醒
《赤き神龍皇》アタックという5点ライフを狙える手があり、
また、最後の《赤き神龍皇》アタックまでバースト効果が発揮出来ない為、
《選ばれし探索者アレックスRV》等のライフ減少時バーストでは受け止めることが出来ません。
ですので、後攻1ターン目に《赤の世界》を配置された場合は、先行2ターンに
・場にスピリットを1体は召喚する。
・防御札を撃てるようにコアを消費しすぎない
以上に気を付けた方が良いですね。


赤起幻終盤の攻めについて


相手の場が更地の場合でもコアが7個、カウントが2である場合は
《時空龍クロノ・ドラゴン》から《時空龍皇クロノバース・ドラグーン》転醒で
カウントを3に増やし、ライフを2個リザーブに置くことが出来ますので、
・ライフを3以下にしない
・最低1枚は防御札を引きに行く
以上を意識すると良いかもしれません。

いつこちらが攻めるのか



①1ターン目に《赤の世界》以外の創界神含むネクサスのみでエンドした場合。
・この場合《パイオニア バード・ドラゴン》《リザドエッジ》は手札に確実に無く、
相手のネクサスが出てから出そうとしている《道化竜メルトドラゴン》があるか無いかです。
存分に殴りましょう。

②コスト5以上のスピリットを除去出来る場合
・基本はここで攻めて良いでしょう。
除去耐性を付与できない+コスト5以上のスピリットから攻めを開始するデッキタイプのため
こちらが除去カードさえ持っていれば対処できる盤面は少なくありません。

【やってはいけない攻め】



防御をバーストに任せてフルアタックは赤起幻相手に絶対やってはいけません。
《新しき世界》や《時空龍クロノ・ドラゴン》でバーストを封じながら攻めてきますので
これだけはNGです。


【オススメ対策カード】スプラッシュザッパー


スプラッシュザッパー

赤起幻には、7コスト以上のスピリットが
《エンシェントドラゴン・フェブラーニ》以外存在しない為、
1枚で相手の場を壊滅させることが出来ます。
赤起幻以外にも《醒海皇ヴァルシャルク》を含む青起幻にも対応することが出来るため、
現環境でも非常に使いやすい1枚です。

最後に


『赤起幻のレシピを見ていると私の想像していたより
《レッドフィールド》や《ゴッドブレイク》
の採用率が低く、遊精でもまだ戦えるのでは?と錯覚しております....。
白、青起幻についても書こうと思ったのですがまさか赤でここまで長くなってしまうとは...。
アカモマダカキキレテナイノニ・・・。