【代わるものと変わらないもの ~剣獣の追撃~】 author : うらら
はじめに
皆さんこんにちは、うららです。
先日遂に、BS50弾「全知全能(ジ・アブソリュート)」が発売されましたね!!!
あまりの人気ぶりに、僕は発売日に購入することが出来ませんでした( ; ; )
発売日に購入出来たそこのあなた…!
正直羨ましい限りです、、
何で予約しなかったんだろうね…。
そんな後悔話はさておき、今回は、今弾でももちろん、強化以来、
地味に新カードが出続けている系統:「剣獣」についての現状とデッキの紹介をしていきたいと思います!!
《系統:「剣獣」についての現状》
大会やSBの結果を見ても、最近は剣獣で好成績を残している結果はあまり見かけないです。
剣獣は致命的アドバンテージを取れるカードに加え、その攻撃をサポートする
「キングタウロス大公(RV)」などの超強力カードが満載です。
それなのにあまり見かけない…それって一体何故なのでしょうか?
今回はそんな考察と共に「剣獣」をみていきましょう。
まず「剣獣」のフィニッシュプランとして、剣獣は相手の展開速度をコントロールする、
良く言えば「盤面コントロール」悪く言えば「相手頼り」なプランが多くあります。
例をあげると「七大英雄獣 光速神王オデュッセイバー」です。
七大英雄獣 光速神王オデュッセイバー
相手の盤面から強力なカードを引っぺがし、使用不能にするのに加え、
返したカードにつき自身のシンボルを追加するという驚きの攻防一体効果を持っています。
しかしこれ、今の「甲竜」のように揃ってから畳み掛けるタイプ、
「魔影/妖戒」のように数枚除去では追いつかないタイプの場合…
盤面コントロールだけでは追いつけないんです。つまり今の環境で「剣獣」を思いっきり活かそうとするならば、
緑特有の加速力と、「剣獣」が繰り出す致命的一撃をマッチさせることが一番効率が良いのです。
それを踏まえて、各々の特徴を活かして、現環境用に組み上げた「剣獣」デッキがこちらです。
デッキレシピ
カードリスト
見てお分かり頂ける通り、今回「ゴッドシーカー」や、細やかな低コスト帯は採用していません。
コアブーストとドロー強化に重きを置いた構築になっています。
戦場に息づく命
こちら今回のメインドローエンジンとなる「戦場に息づく命」です。こちらのカードは効果が重複されるため、3投しています。
他にも類似した効果を持つネクサスを1枚ずつ採用することで、1コアの犠牲と引き換えに、シンボルと手札を潤滑に回していきます。
(※たけのこの隠れ里は、剣獣との相性も兼ね、3枚採用しています)
「1コアの犠牲」と言ったものの、緑の真骨頂とも言えるコアブーストのカードも大量に採用しています。張ったネクサスのお陰で、
手札も軽減も満たせるため、ゲーム中1度もコアステップでコアを置かなくても無理なくゲーム進行も出来る程の強力なエンジンです。
緑魔神
続いてこちら「緑魔神」様。
今回採用しているフィニッシュカードすべてに合体可能で、ワンパンチキルの要です。
ついでのようにアタック時に1コアブーストが付いているので、コアステップで失った1コアを勝手に補給してくれます。
コイツがいることで先程の「オデュッセイバー」のように相手頼りになる必要が大きく減るんですね。さすが色魔神…。
忍頭領ソウルドラゴン・焔影
最後に今デッキの隠れ番長「忍頭領ソウルドラゴン・焔影」です。
このカードは系統も色も全く異なりますが、このバンチョー、出てしまえば正直一番強いフィニッシャーになります。(汗)
また今回のこの構築では、ネクサスを多用していることから創界神ネクサスは基本【神託】を行わない戦略を推奨しているので、
邪魔になることも滅多にありません。むしろ緑魔神を付けて2回ペチペチするだけでゲームが終わっている事の方が多いくらいです。
最後に
今回紹介した剣獣デッキは、上述したように【神託】やコアステップでのコア追加を極力行わず、
相手よりも先にリソースを揃えることに重きを置いています。
そして以前流行っていた剣獣とも大分異なった構築になっている事も見てお解り頂けると思います。
今のバトスピはデッキ相性が著しく揺れ動いている非常に楽しく、混沌とした環境にあります。
もちろん今まで通りの構築では通用しなくなる事があります。然しそれは、そのデッキが使えなくなった訳ではないんです。
ちょっと構築に手直しを加えてあげるだけで、あなたのキーカードは再び以前の輝きを取り戻すはずです。
これはどれだけ環境が代わっても、変わる事のないデッキ構築の大切な意味です。
もちろん僕自身もまだまだ未熟な構築者ですので、参考程度にして頂けると嬉しい限りです。
皆さんも一緒にデッキクリエイターを目指しませんか?d(^_^o)
それでは!