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 分かってる“つもり”かも?今一度ルールの確認! author : うらら



はじめに


皆さんこんにちは、うららです。
バトスピが今、10周年やコラボ作品との多数タイアップのお陰でTCG業界でも新規の方々が沢山増えているそうですよ!!
同じ趣味を共有できる仲間が1人でも増えて嬉しい限りです。

初めたての方が次に目指す場所は何と言っても「ショップバトル」ではないでしょうか!


「でもショップバトルって敷居が高い…」
「熟練者に怒られそう…」


初めは皆そう思うんじゃないでしょうか…?
でもそれって
まだ完全にルールを覚えきれてないから だと思うんですね。



という訳で今回は、初心者の方だけでなく、すべてのプレイヤーが知っておいて損のないバトスピルールをご紹介したいと思います!!


今回の記事では
挨拶の大切さ
正しい処理について
一番効果的なバーストの処理と発動
についてお話ししようと思います!
それでは見ていきましょう~!!!



挨拶の大切さ


ただの思いやり…と思うかもしれませんがこれが案外大事だったりして。
僕も今まで色々な大会に出場して来ましたが、熟練者でもミスの1つや2つはします。
もちろんそれはしょうがない事だし、お互いの熱いバトルなら極力フェアな処理で終えたいものです。

ただ!

初めからすっごい感じの悪い相手だったら「こっちだって許しを受け入れる必要ない」って思っちゃう事だってあるかもしれません。
また初心者の方なら、ショップ仲間を増やすためには凄く良い手段と言えるでしょう。
挨拶は、交友関係を増やすだけでなく、バトル中のフェアプレイにも直結してくる良い戦術でもあるんです。



正しい処理について


これを覚えることは非常に大事です。正しい効果処理を覚えることはバトルを円滑に進めるだけでなく、揉め合いを避けることにも繋がります。

今回は代表的な揉めやすいルールについてご紹介するので、プレイヤーの皆さん達も頑張って覚えることに努めましょう!

コアの先払いについて


コアの先払いとは…
カードを相手に見せ「これを召喚します。」と伝える前にコアだけ先にトラッシュに送ってしまう行為を指します。

・スピリットの召喚
・マジックの使用
・《煌臨》効果の発揮
・誘発召喚(~されたとき召喚できる系)

これらはすべて、カードを先にフィールドに提示してからコストやソウルコアを支払います。
ルールQ&Aにもあるように、カードはカード提示終了後、支払うコストが決まります

言い換えるならば、カードが何もない状態で支払ったコストは、「勝手にトラッシュに送ったコア」みたいな認識になっちゃうんです。
そんな大げさなって思うかもしれませんが、うまいプレイヤー程、このコアの先払いに関しては気にされる方が多いです。


「((ジャラジャラ))…13コストでキングフォーム召喚します。」



「いや待て、君本当に13コスト支払ったか?軽減しなかったか?」

こんなことになった時、トラッシュがぐちゃぐちゃになっちゃってからでは遅いんですね。
お互いが確認し、正しいコストを支払うのはルールの基本です。
ミスや揉め事を減らす為にもコアの先払い禁止には気をつけましょう!!



不足コストに当てたカードはフィールドに


これは案外バトルに慣れたプレイヤーでもスルーしがちなルールです。
不足コストなどに当てたスピリットやアルティメットはすべての処理が終わるまでフィールドに消滅(コアが乗っていない)状態で残しておきます

これは例えば、「リバイヴドローを使用する為に不足コストにしたスピリットを先にトラッシュに送って、不足コストにしたスピリットを回収する」というような行為を防ぐためです。
この処理に関してはルールマニュアルver.7.0以降明確にルールに明記されています

「龍星の射手リュキオースを召喚!不足コストはブレイドラから確保!」



このとき、消滅したブレイドラを先にトラッシュに置いてしまう行為は、すべての効果を発揮し終えた=「効果発揮をしないことを選択した」という行為になってしまいます。
特に【神託】や【超祈願】はプレイヤーの任意効果なので「やらなかった」という意思表示になってしまう場合もあります。
注意しましょう。すべての効果を発揮し終わったあと、コアの乗っていないブレイドラをトラッシュに送りましょう。



一番効果的なバーストの処理と発動


次はバースト編です。まずは、バーストの特徴についてお話しします。

《バーストの特徴》
①2枚以上のバーストが一度に発揮されるとき、提示した順に解決される
②バーストの効果の発揮は、すべての効果処理が終わってから
③バーストオープンは最後まで待つ


①提示した順に解決


バーストが複数発揮した場合、ターンプレイヤーが解決順を選択すると思われがちですが間違いです。
バーストは提示した順に処理されます。

例えば自分のライフが減少した。
この時バーストに「選ばれし探索者アレックス」が、手札には条件を満たした「エジットの天使モニファーエル」がいるとします。



このとき
「ライフ減少に合わせてバーストアレックスを提示。
追加で手札からモニファーエルを提示します。」と相手に伝えるのが最も効率的です。
では何故なのでしょうか。


キーポイントはモニファーエルのバースト再セット効果です。
2枚のバーストが表向きになっている状態のとき、解決されるのは先に提示した方からになるので、この場合アレックスを召喚します。
そして空いたバーストエリアにモニファーエルの効果でバーストを再セットできます。

もしこれが先にモニファーエルを提示した場合、新しいバーストを再セットするにはオープン状態のアレックスを効果発揮せずにトラッシュに置かなければなりません
めっちゃもったいないですよね…(汗)
なのでバーストコントロールなんかを使ったりする場合は、使いたいバーストの順番をよく逆算してから提示しましょう。


②バースト処理は一番最後


先程のライフ減少に合わせて、上の2枚に加えて「太陽の守護蟲セルケト」を提示したとしましょう。



この場合セルケトはスピリットなので、どの順で提示したところでバースト2枚よりも前に効果が処理されます
これはセルケトがバースト効果ではないからです。


③バーストオープンは最後まで待つ


バーストオープンのタイミングは、対象タイミング開始から効果終了までの大きなスパンで設けられています。

例えば、自分のバーストが「甲殻伯メタリフェル」で相手が「ストロングドローを使用した場合



メタリフェルの持つ【手札が増えた後】という発動タイミングは、相手がストロングドローのすべての効果を終えた(2枚破棄し終わった)後でも、ストロングドローを使用してデッキに手を掛けた瞬間からでもバーストをオープンすることができます。

「では、バーストだけ提示しておきますね。では2枚破棄どうぞ。」って感じですね。

相手にバーストをブチかましたい気持ちもわかります…(笑)
でもこれは完全に不利な戦法なんです。

((バーストがメタリフェルなのであればコレは残しておこう…))
というような選択肢を相手に与えてしまうからです。
「バースト先に提示しておきますね」という行為は最大の舐めプレイと言っても過言ではないくらいです。
バーストはオープン状態でも伏せ状態でも同じ扱いになるので、わざわざ効果途中に割り込んで中身を見せるのは超もったいない行為です

なのでバーストはできるだけすべての処理が終わって「バーストありますか?」と聞かれるタイミングでオープンするようにしましょう。



最後に


いかがだったでしょうか?
基本的なルールに加えて、今回紹介したルールを覚えておけば、もうショップバトルに行って怒られるなんてことは無いと思います!

そして、皆さんがバトルに慣れてきた暁には、今度は皆さんが教えてあげる番です。
僕らの仲間を、新しいプレイヤーを優しく迎え入れて上げましょう!(*´꒳`*)

それでは!