桃の名産地として知られる山梨県・福島県
2県の生産量は全国生産量の50%以上と言われています。
当店では山梨県・福島県の桃を、収穫時期・配送時期に併せ旬の桃をお届けします。
スケジュール
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山梨県産桃の特徴
山梨県は国内生産量の約1/3を生産している全国第1位のもも生産県。
主な生産地は山梨市・甲州市(塩山)・笛吹市(春日居町・一宮町・御坂町・八代町)・南アルプス市(櫛形・白根)などがあります。
果樹に実がつき始めの頃に、よい実だけを選んで残し他を摘み取る「摘果」により、大きく食味に優れた桃が生まれます。また、収穫した果実は糖度により厳しく選別されます。
その中でも、特に高品質的な桃の産地として春日居は、桃の栽培に必要な十分な日照時間・寒暖の差・雨が少ない最適な気候と水はけのよい土壌に恵まれている産地です。
主に春日居を厳選しお届けしております。
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福島県産桃の特徴
東北で最大の桃生産量を誇る福島県は桃の生育場所として最も適した土地。
主に献上桃の郷 桑折町産を厳選してお届けいたしております。
桃は果皮の桃色が濃く、甘味が強いのが特徴。
収穫された桃は、傷や硬さなどひとつひとつ選別し、最新の透過式光センサー選果機に通されます。
光センサーでは糖度、熟度、着色具合で等級が分けられます。
選果された桃をその日のうちに直接産地へ取りに行き、ここで自社の厳しい選果を行いお客様のもとにお届けいたします。
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当店スタッフによる再選果
山梨県産・福島県産どちらの桃もフルーツマイスターが降雨状況や市場に並ぶ桃を見ながら入荷する産地を毎年決定しています。
フルーツマイスターが毎年味を確かめて産地を決定することで、その年で一番品質の高い桃を入荷することが出来るようになります。
しかし産地から入荷した桃たちは全てが全て贈答用として利用できる桃ではございません。
商品がご到着後に見られるであろう傷や痛みなどを、当店独自の出荷基準で選別し発送しております。
桃は非常にデリケートな果物の為、雨に晒されているか、日焼けをしていないかなど熟練のスタッフの手により一つひとつ丁寧に確認し出荷される桃を選果しています。
山梨県産桃のご案内
白鳳 7月中旬頃入荷
白鳳(はくほう)は1925年(大正14年)に神奈川県の農事試験場で「白桃」と「橘早生」を交雑して育成され、1933年(昭和8年)に白鳳と命名され発表されました。
あかつきに次いで二番目に多い栽培量です。
果実はやや大きく、果皮は地色が白く、日光に当たる部分が鮮やかな紅色に染まります。
果肉はやわらかく、ほどよい甘味と豊富な果汁を含んでいて、とろけるような口当たりが特徴です。
白鳳と名が付く「日川白鳳」や「長沢白鳳」「八幡白鳳」は、白鳳の枝変わりとして発見された品種です。
浅間白桃 7月中旬頃入荷
浅間白桃(あさまはくとう)は、山梨県一宮町の須田喜作氏が「高陽白桃」の変異したものをもらい受け栽培したところ品質に優れており1974年(昭和49年)に命名されました。
山梨生まれで山梨が主産地の品種です。
大玉・紅色の濃い外観・香りと三拍子そろった山梨を代表する桃です。
果肉は緻密で果汁が多く、糖度も高め。酸味は少なく香りがよい品質です。
なつっこ 7月下旬頃入荷
なつっこは長野県の果樹試験場で「川中島白桃」と「あかつき」を掛け合わせて育成された桃です。2000年(平成12年)に品種登録されました。
果実は大きく、酸味が少なくて甘味は強め。果肉は緻密で締まりがあり、なめらかな口当たりです。
なつっこの親である川中島白桃とあかつきは、人気品種で両者の優れた部分を受け継いでいます。
福島県産桃のご案内
あかつき 7月下旬頃入荷
「白桃」と「白鳳」を交配させた品種で、1979年(昭和54年)に命名登録されました。
サイズは250~300gくらいで、糖度が高く果肉は緻密です。
口当たりはなめらかで、しっかりとした歯ごたえもあります。
まどか 8月中旬頃入荷
まどかは、あかつきの実生より選抜育成して生まれた品種です。
独特の食味で、あかつきよりもやや硬めの果肉で糖度のたかい桃の品種です。
川中島白桃 8月中旬頃入荷
長野市川中島町で誕生した品種で1977年(昭和52年)に命名されました。
重さ約250~350gと大玉で、果肉がややかたく歯ごたえがあります。
糖度が高いので、甘くて少しかための桃が好きな人におすすめです。
ゆうぞら 8月下旬頃入荷
「白桃」と「あかつき」を交配した品種で、1983年(昭和58年)に登録されました。
果重は250~300g程度で、果肉は緻密で糖度がたかい晩生種の品種です。