fisワインコラム

圧倒的なコスパ!!ファルネーゼのワインをご紹介

2020.2.13
ファルネーゼ

ファルネーゼとは

現在、5つの州でワイン造りを行う、南イタリアで最も成功したワイン生産者。コストパフォーマンスに優れた果実味の豊かなワインを多く手掛けています。

1994年の設立から僅か10年足らずの短期間で、ファルネーゼはイタリアトップ生産者の地位を築きました。その後も意欲的な投資を繰り返し、南イタリア各地にワイナリーを設立し、様々なワインを世に放ち、国際的な評価を確立しました。近年では、トスカーナでもワイン造りをスタートさせ、さらなる躍進を図っています。

「ルカ マローニ ベストワイン年鑑」年間最優秀生産者に9度選出!(2019年12月現在)

ルカ マローニ ベストワイン年鑑

ワインの果実味と心地良さに重点を置いた、個性的な評価基準とその辛口評価で知られるルカ マローニ「グイダ デイ ヴィニ イタリアーニ」で2005、2006、2007年度版と3年連続、また2012、2013、2015、2016、2017、2019年度版でも、2,500以上の生産者の中からイタリアのナンバーワン生産者に選ばれています。

小規模農家の葡萄を買う

ぶどう畑

質の高い葡萄を得るには、専門知識があり情熱を持った小規模農家と長期契約を結んで葡萄を買うことが、広い自家畑を所有し、多くの季節労働者を雇うより良いと考え、農家とは5年単位で契約。量で買うのでなく、良い畑をha単位で買い取っています。

素晴しい才能を持つ醸造家たち

ぶどう畑

「素晴らしいワインを造るために最も重要なことは、素晴らしい葡萄があることです。しかし、それだけでは十分ではありません。素晴らしい葡萄を素晴らしいワインにするには、葡萄の収穫からできるだけ時間をかけずに醸造を始め、葡萄が適切に扱われることが大切です。そのためには、素晴らしい醸造家たちのチームが必要なのです。」と現在のファルネーゼの社長であるヴァレンティーノ ショッティは語ります。

通常では、大きな醸造所であっても、1名か2名、多くても3名ほどの醸造家しかいないことが多いのですが、ファルネーゼ グループでは総勢13名の醸造家でワイン造りを行っています。ファルネーゼ グループは、規模で言えば、大きなワイナリーのうちに入るかもしれませんが、ワイン造りに対しては、ブティック ワイナリーと同等の力を注いでいると言えます。

ぶどう畑

フラッグシップワイン「エディツィオーネ」

エディツィオーネ

エントリーレベルのワインしか造っていなかった1995年、イギリスの有名なワイン評論家ヒュー ジョンソン氏からのアドバイスで「土着品種を使って造るイタリア最高のワイン」の生産に乗り出します。4年の月日をかけて最高の畑をリサーチし、何度も試行錯誤を重ねた結果、ついに2001年の6月に最初のブレンドが出来ました。それが、いまやファルネーゼのフラッグシップワインとなった「エディツィオーネ」でした。

その後、「エディツィオーネ」がシドニーのワインコンペティションでベストワインに選ばれたことで、世界中からオファーが殺到し、ファルネーゼの名が世界に知られるようになりました。

コラム担当者おすすめのワイン

私もファルネーゼのワインが好きで、プライベートでもよく飲みます!
特に私がオススメしたいのが『カサーレ ヴェッキオ モンテプルチアーノ ダブルツォ』です。
収穫量を制限したブドウによる凝縮感とボリュームのあるワインで、美味しいですが値段も手頃です!
実際に、食事と合わせた時の写真をご紹介いたしますね。

カサーレ ヴェッキオ モンテプルチアーノ ダブルツォ

魚と野菜を蒸し焼きにした料理と合わせてみました。魚料理に赤ワイン?とおもわれるかもしれませんが、脂の乗ったサーモンや蒸した野菜の甘みが、ワインが持つ凝縮感のある果実の甘みや濃いけれどバランスが取れた柔らかさと良く合います!それとパン生地にバターを折り込んだサクサク食感のクロワッサンと合わせても、とても美味しいです。また果実ソースが合うような肉系料理とも、相性が良いと思います!

fisワイン倶楽部(フィスワインクラブ)取扱ワインのご紹介

今回は、高い品質と、圧倒的なコスパを持つ南イタリアのワインをご紹介いたしました。今後も魅力的なワインを発掘し、皆さまにお届けできるよう頑張りますので是非ご期待下さいませ!

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