ラップフィルム1080シリーズ / 1m単位切売り販売(1524mm×1m~)

ラップフィルム1080シリーズは、車両・デジタルガジェット等へのラッピングを目的とした装飾フィルムです。乗用車ボディの2次・3次曲面に追従する柔軟性があり、1524mm幅のワイド幅によって多くの車種でボンネット等のラッピングが継ぎ目のない1枚貼りで美しく仕上がります。さらに貼付け(位置合わせ)が容易で、剥離性能に優れた粘着剤を使用しております。

特徴

2次・3次曲面に追従する柔軟なフィルム

曲面の多い乗用車やデジタルガジェットの貼り付け面へフィットする柔軟性があるので、シワになりにくく美しく仕上がります。

高い下地隠ぺい性

フィルム本来の発色を実現する下地隠ぺい性があり、貼り付け面の色が透けません。

貼り付け作業が簡単

貼り付け時に位置合わせが楽にできるコントロールタック™ 粘着剤とフィルムと下地の間に巻き込んだエアを抜けやすくするコンプライ™ 粘着剤を採用しているので、広い面積や複雑な面への施工がすばやく簡単に行えます。

標準的な施工手順

① 貼り付け下地への施工可否判断

表面が平滑かつ平面な下地にのみ施工可能です。下記下地へは施工できませんのでご注意ください。

【施工できない下地】
ポリカーボネート(PC)/ 気泡発生、ポリエチレン(PE)/接着不足、ポリプロピレン(PP)/接着不足、銅・真鍮・スズ/粘着剤変質、シリコンコーキング/接着不足・追従不足、ゴム/ゴム成分移行による変色、コルゲート・リベット/追従不可、石油類が滞留する箇所/外観異常(膨潤、剥がれ等)、常時65℃以上の高温/耐候性低下・変色

② 貼り付け環境の確保

貼り付け時にフィルムと下地の間に微細な埃等が入ると、外観上その埃等が目立ちます。特に車へ施工する場合には、微細な埃なども極力入らないような屋内環境を確保してください。貼り付け基材面温度が 16℃以下の場合、十分な初期接着力が得られません。貼り付け下地が貼り付け温度範囲内であることを確認し施工してください。

③ 下地調整

下地に付着した土砂、錆、油脂分等フィルムの接着力を低くださせる物質の除去を実施してください。特にM10系のマットフィルムを車に施工する場合、鉄粉も十分に除去してください。下地の状況により、主に以下の3種類の方法があり、状況によって最適な方法を実施してください。
1、水清掃(中性洗剤による清掃を含む)
2、IPA(イソプロピルアルコール)等のアルコール清掃
3、ケレン及び下地処理(プライマー塗布等) ※プライマー等塗布した場合は再剥離性能を有しません。

④ 貼り付け

基本フェルト付きプラスチックスキージー(PA-1など)や手袋を使用し、フィルムを十分に貼り付け下地に圧着してください。手袋施工を行った場合は、十分な接着力が得られていないため、最後に必ずヒートガンにより加温してください。本製品は直貼りのみが可能です。※光沢フィルム(特にG12 ブラック、G212 ブラックメタリックなど濃色系)では施工時のスキージ傷や貼りスジが目立つ傾向にありますのでサンプルで事前確認を行い、ご理解の上、施工してください。

メンテナンスに関する質問事項と対応

フィルムをラッピングした後、より長期に渡りきれいな外観を維持する為に、次のような事項にご注意いただきメンテナンスを実施することをお勧めいたします。

● ガソリンスタンドにて

洗車機による水洗車について 水洗い洗車は可能です。水垢が残らないように洗車後はすぐに水滴を拭き取ってください。
洗車機によるワックス洗車について マット(M10など)は洗車機によるワックス洗車を行わないでください。ワックスのムラが残ります。カーボンファイバー(CF10など)、ブラッシュド(BR201)はワックス洗車可能です。洗車後はすぐに水滴を拭き取ってください。
給油時のガソリン付着について 付着した場合、すぐに拭き取ってください。

● オーナー様等のよる清掃

洗車について 気温が高く、直射日光の当たる晴れた日は洗車を行わないでください。乾燥による水垢が残る原因になります。土砂等の汚れがついたまま、表面を拭くとフィルムに傷が付くことがあります。洗浄は最初表面に付着した粒子分を水洗等で取り去り、その後、表面拭きとってください。また、研磨剤を含まない中性の洗浄液で水洗いしてください。
シャンプーインワックスのご使用について シャンプーインワックスのご使用は可能です。但し、若干光沢が上がる場合がありますので、事前に目立たない箇所でご確認ください。
ワックス艶出し剤タイプの洗浄剤のご使用について 洗浄よって、光沢が上がったり、光沢ムラが発生したりします。特にマット(M10など)へのご使用は推奨いたしません。
固形ワックスのご使用について 泡スプレータイプもしくは塗り付けタイプ(水性のみ)をご使用ください。塗り付けタイプ(油性)はフィルムに付着しますと除去が出来なくなります。
タイヤワックスのご使用について 洗浄よって、光沢が上がったり、光沢ムラが発生したりします。特にマット(M10など)へのご使用は推奨いたしません。
タイヤワックスがフィルムに付いた場合 泡スプレータイプもしくは塗り付けタイプ(水性のみ)がフィルムに付着した場合、中性洗剤を染み込ませたスポンジたわしで清掃してください。

貼り付け後のご使用により、フィルム表面に傷付きが生じたり、光沢が変化したりといった劣化が生じます。 これらの劣化がメンテナンスによって生じさせない為に、以下の事項にご注意ください。
・ 低い樹木や木々の下、樹液、果樹等の落下する下への駐車を避けてください。
・ 一度掲示したものを剥がし、再度掲示する事はおすすめいたしません。