
白衣・メディカルユニフォーム
白衣やナース服に付いたボールペンのインク染み、どうする!?
白衣・メディカルユニフォーム
ひと昔前に比べると、ナース服は機能性もデザイン性も大きな進化を遂げています。特に、ワンピーススタイルからパンツスタイルへの変化は、近年の大きなトレンドだと言えますが、この変化にともない「ナースシューズ」も変わってきています。
ワンピース型の白衣が主流だった頃のナースシューズは、パンプスタイプやサンダルタイプがほとんどでした。しかし、パンプスタイプの場合、「廊下を歩くときに“カツカツ”と音がしてうるさい」という批判があり、特に夜間の看護において問題となりました。また、看護師はほとんどが立ち仕事であるため、「足が疲れる」というのが現場の声でした。
このような背景があり、歩くときに音が出にくく、立ちっぱなしでも足に負担がかかりにくい商品が普及していきます。そして、パンツスタイルが一般化してきた今は、ワンランク上の機能性が求められるようになり、スニーカータイプの人気が高まっています。
今、ナースシューズは大きく「サンダル」「スニーカー」の2つのタイプに分類できます。それぞれの特徴を簡単にご紹介しましょう。
往診や患者さんの介助で頻繁に脱いだり履いたりする場合は、簡単に着脱できるサンダルタイプが便利です。また、「手を使わずに履ける」「着脱するたびに手を消毒しなくていい」「荷物を持ったまま履ける」などのメリットも。歩きにくいと感じる人もいますが、かかとに可動式のベルトが付いた「クロックスタイプ」の商品なら心配はありません。
看護師の仕事は、注射針や薬品を足に落としたり、ストレッチャーなどに足を踏まれる危険があります。そんなリスクから守ってくれるのが、つま先まで覆われたスニーカータイプです。また、病室に駆け込んだりする際も、かかとまでしっかりホールドされているスニーカータイプなら安心。安定感と滑りにくさを兼ね備えています。スニーカータイプは「ムレやすい」と思われるかもしれませんが、そんな心配も無用。室内専用の靴底に通気穴が設けられていたり、メッシュになっていたりとムレを軽減してくれる商品も増えており、人気が高まっています。
ナース服と同様に、ナースシューズも日進月歩で進化しています。デザインに目を向ければ、白一色のものだけでなく、白ベースにネイビーやピンクのポイントをあしらった商品も続々と登場しています。購入する際は、上述の内容の他にも、デザイン、軽さ、消臭性、抗菌性、クッション性など、様々なチェックポイントがあります。詳しくは、別の機会に取り上げることにしましょう。