サブウェイタイル
レイアウト

100年以上前にニューヨーク市の地下鉄で始まって以来、このスタイリッシュなデザイン要素は、その美しさで近頃注目を浴びています。使い勝手がよく、空間を劇的に変身させる魔法のようなタイルのサブウェイタイル。シンプルでどんなインテリアとも相性がいいことから、インテリア界ではトレンドから定番へ。 このタイルの特徴は、住宅のあらゆるスペースに気持ちよく馴染むことです。 もちろん、オフィスにもピッタリです。サイズや色だけでなく、並べ方によって印象を大きく変えることをご存知でしょうか。セラコアでは多数の色のオプション、サイズ、テクスチャを揃えていますが、重要なレイアウトはお客様のお好みに任せてきました。では、どのようなレイアウトがあるのか。
実は、レイアウトのパターンはたくさんあります！ここではレイアウトの解説と、それぞれの持つ雰囲気の違いをご紹介します。

ニューヨークの地下鉄の壁そのままに触発された、最も伝統的で人気のあるレイアウトです。 各タイルの中心は、その上のタイルの端と並んでいます。 このパターンは、正方形のタイルでもうまく機能します。目地材の色を選ぶことがとても重要です。タイルと対照的なカラーでコントラストを出すと、レイアウトを際立たせます。ニュートラルな目地色にすると、一体感が出るでしょう。

基本のオフセットと同様に、タイルは上下のタイルの幅の3分の1、または４分の１だけを重ねるレイアウトです。 これは、従来のオフセットレイアウトが好きで、少し違うものが欲しいなという場合に最適です。 このパターンはスペースを引き延ばし、対角線を広角的にとらえる錯覚があります。狭い空間になるバスルームやトイレなどに有効的でしょう。 大きなタイルで施工すると最も効果的です。

魚の骨格に似ていることから名付けられたこのクラッシックなレイアウトは、タイルだけでなく布地でも人気があります。 長方形（または平行四辺形）をL字型に配置することで、動きの感覚を呼び起こし、シンプルな部屋にとても興味深いスペースを作り出します。ジグザグとしたレイアウトは、いつまでも続く波のような美しさを生み出します。オフセットと同様に、古くからある定番レイアウトのひとつです。

縦に積み重ねられたレイアウトのバーチカルレイアウトは、部屋にモダンで直線的なビジュアルを提供します。垂直に伸びた美しい直線、視覚的に空間の高さをもたらしてくれます。ファッションの専門家が言うならストライプデザイン、高さと細さの錯覚を利用できるレイアウトです。したがって、天井の低い場所や囲まれた場所に適しています。

40〜60年代のミッドセンチュリーモダンをご存知でしょうか。Herman Miller社やKnoll社といった著名な家具デザイナーを抱えるアメリカの家具メーカーを中心としたブームがありました。若い方にはイームズシェルチェアと聞くとピンとくるでしょうか。スタッククラッシックのレイアウトは、ミッドセンチュリーモダンによく使われたパターンです。ヴィンテージなインテリアがお好きな方にはたまらない、といったところでしょうか。

踏み台のように見えることからステップラダーです。 このレイアウトはスペースをより大きく、より開放的に感じさせます。 サブウェイタイルをよりデザイン的に、よりクリエイティブに楽しむデザインであると言えます。昔からあるシンプルなタイルなのにも関わらず、ステップラダーのレイアウトは都会的な印象です。

サブウェイタイルを2枚、極端に細いサブウェイタイルなら3枚や4枚で正方形が形成できれば、ぜひ挑戦して欲しいレイアウトパターンです。これはバスケットウェーブと呼んだり、クロスハッチとも呼ばれています。タイルと目地材の色のコントラストがはっきりしているほど、織り効果がはっきりします。水平と垂直が交互にもたらす幾何学的な美しさです。

基本のオフセットレイアウトを、壁に対して45度斜めに回転させたパターンです。このユニークな発想は、視覚に驚きをもたらし、空間を効果的に広く感じることができます。

サブウェイタイルにはレイアウトのパターンがたくさんあります。独自のアイデアを楽しむことや、様々な工夫を追加してみましょう。
セラコアのサブウェイタイルは、色やテクスチャーが豊富に揃っています。どんなパターンにしようかと迷ってしまうかもしれません。インテリアの一部として、お気に入りのアートを飾るように、サブウェイタイルで美しい空間を彩ってみませんか。