葉酸 |
葉酸は、脳の栄養とも言われ、脳や脊髄の先天異常を予防するので妊娠可能年齢の女性は特に必要です。単独で摂るより、ビタミンB12、ビオチン、パントテン酸、Cと一緒に摂るのが良いとされ、疲れやすい人、不眠症の人、ストレスの多い人、脱毛、物忘れの多い人、月経不順の人、貧血気味の人 等に特におすすめです。 葉酸は、水溶性のビタミンB群の栄養素で、遺伝子情報のコピーや造血に関係が深く、妊娠中、授乳中の女性には不可欠のビタミンです。細胞の分化には必ず必要な栄養素なので、「妊婦さんは積極的に1日400μgの葉酸を摂るように!」と、厚生労働省も推奨している大切な栄養素です。2000年からは母子健康手帳にも、胎児奇形の発生予防のための葉酸の必要性が記載されるようになりました。 また、葉酸は、貧血の予防にもとても大切な栄養素です。貧血が大人よりも子供に起こりやすいのは、子供は、成長のために葉酸が消費されてしまっていることも大きな原因です。 葉酸(英語名:Folic acid)は、1944年、肝臓に含まれる悪性貧血予防因子として、「ほうれん草」から最初に抽出され、ラテン語で「葉っぱ」を意味する「フォリウム」から名づけられました。その名の通り、「葉もの」野菜に多く含まれています。 |
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