たんぱく質は、皮膚、骨、筋肉、毛髪、血液、酵素、ペプチドホルモン、神経伝達物質などのもとになる成分です。生命を維持するためになくてはならない不可欠な栄養素です。たんぱく質が不足すると、生命を維持する働きが弱くなり、記憶力、思考力が減退します。タンパク質は、20種類のアミノ酸がペプチド結合でつながった1本の鎖です。食物として摂取したタンパク質は、胃腸でアミノ酸にまで分解されて吸収され、からだの中でエネルギーや筋肉などのタンパク質を作る材料として再利用されます。ヒトのからだの約15%が様々なタンパク質からできています。
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