南高梅 |
南高梅(なんこうばい、なんこううめ)とは、梅の品種のひとつ。主たる生産地が和歌山県の白梅で、その果実は最高級品とされる。2006年10月27日には地域団体商標制度の認定第一弾として、南高梅は地域ブランドとして認定されるに至った。読みは正式に「なんこううめ」であるが、生産地以外の人間やマスメディアでは「なんこうばい」と呼ばれる事もある。 梅生産量日本一を誇る和歌山県を代表する品種であり、日本国内で生産される国産梅の6割は和歌山県産である。果樹王国紀州和歌山のブランド梅であるだけでなく、梅のトップブランドとしてその名は知られている。果実は非常に大きく、種は果実のわりに小さめであり、果肉が厚くて柔らかいのが特徴。おもに梅干しや梅酒に加工される。和歌山県のみなべ町が発祥の地であり、かつ生産量も多い。2006年にみなべいなみ農業協同組合が地域団体商標制度による商標登録に「紀州みなべの南高梅」を出願し、同年特許庁より認定された。 |
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