クエン酸 |
昔から、梅干し・お酢・レモンなど酸っぱいものは健康に良いと言われて来ました。 これら酸っぱいものにはクエン酸が多く含まれています。 食品中のクエン酸は主として果実中に含まれ、食品の酸味成分として主要なものの一つである。柑橘類、ウメ、アンズなどに多く含まれ、温州(うんしゅう)ミカンで約1%程度、ウメで2.3%くらいを含む。このほか一般の果物の酸味の一つとして爽快(そうかい)さを与える。またトマトのような果菜の一部にも酸味成分として含まれる。清涼飲料水の酸味料として利用され、糖分の甘味に対し、爽快さを与えるのに役だっている。クエン酸は食品添加物の酸味料として使用が許されている。クエン酸を多く含む梅干、レモン、ダイダイ、ライムや梅酢などは、料理の酸味づけに利用される。 |
他の用語一覧 |