キトサン |
キトサンはカニやエビの殻、昆虫の表皮、イカなどの骨格、きのこなどの細胞壁に含まれる動物性の食物繊維であるキチンという物質から処理・抽出した20世紀最後のバイオマス(生物資源)と言われ、農林水産省、文部省が約60億円を投じて研究した注目の物質です。 製造方法はカニ殻から炭酸カルシウム、タンパク質、色素などを除いて精製したキチンからアセチル基を外して、抽出精製したものがキトサンです。 現在では手術用縫合糸や人工皮膚などの医療用素材から食品、農業用品はもちろん化粧品、衣料、家具まで、あらゆる分野でその効果が認められています。 |
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