フラボノイド |
フラボノイドは、多くの植物に含まれる淡黄色~無色の成分の総称で、ポリフェノールの一種です。その種類は4,000以上もあり、フラボノール類(たまねぎ、ブロッコリーなどに含まれる)・イソフラボン類(大豆など)・カテキン類(緑茶など)に大きく分類され、その強力な作用はいずれにも共通しています。 フラボノイドは、野菜や果物に広く含まれているので、私たちは日常の食事から一日に数十~数百mgのフラボノイドをとっていると考えられます。フラボノイドが体内に吸収される量はわずかですが少量でも抗酸化作用は威力を発揮します。たとえば、赤ワインに含まれるフラボノイドは、コレステロールが酸化される前に活性酸素を中和させるので動脈硬化の予防に役立ちます。また、フラボノイドは、毛細血管を保護し血圧を適正にコントロールする作用もあり、生活習慣病を予防します。 |
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