パロチン |
パロチンは唾液の中に含まれている成長ホルモンの一種であり、私達の体内で若々しさを保つ働きをしています。パロチンの分泌が盛んに行われると、筋肉や内臓、骨、歯などの生育・発育が盛んになって、若さを保つのです。赤ちゃん~20代半ばくらいまでは盛んに分泌されています。 唾液の少ない人や早食いであまり噛まずに飲み込んでしまう人は、パロチンもあまり分泌されていないということになります。ドライマウスは老化を進めてしまう原因となってしまうのです。 体にとって水分補給は大事なことですが、唾液に含まれるさまざまな成分やその役割を考えると、単に水分を摂取すれば補えるというものではありません。 口腔内を唾液で潤していると、細菌の侵入を防ぎやすい状態を作れるので、風邪をひきにくく、花粉の侵入もしにくくなります。 また、口腔内にとって有効な酸素は唾液によって供給されています。 新鮮な唾液に含まれている溶存酸素や成分が健康に大切な役割を果たしているのです。 |
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