オルニチンとはL-オルニチンとも呼ばれる遊離アミノ酸の1種です。
アミノ酸にはたんぱく質を構成する結合アミノ酸と、オルニチンの様に結合しないものを
遊離アミノ酸と呼びます。オルニチンは、アルギニン、トリプトファン等と共に
成長ホルモンの合成・分泌に関わっているアミノ酸です。
アルギニンの効力を高める効果があると言われ、オルニチンはアルギニンと
一緒に摂取することで相乗的な効果が期待できます。基礎代謝能力を上げ、
成長ホルモンを分泌することで脂肪を減らすため、ダイエットに効果がある
アミノ酸です。あまり馴染みの無い言葉かもしれませんが、
燃焼系アミノの酸としてアメリカで有名です。
体内や血液中など様々な所に存在し、組織内のアミノ酸が不足した時に
使用されます。また、逆に組織内にアミノ酸が過剰に存在する場合は血液中へと
放出される様になっているのです。体には必要ない様に思えますが、
オルニチンは成長ホルモンを促進させる事からダイエットに効果があると話題になっています。
アンモニア(有害物質)を安全な尿素へと変えたり、免疫力を強化する働きがあり
、筋肉を強化したり、インシュリンの分泌を刺激する点からアスリートの間でも
広まりつつあります。更に、アルコールを分解する働きもあります。
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