オリゴ糖とは、単糖類同士が結合した化合物です。
オリゴはギリシア語で少ないを意味しており、少糖類とも呼ばれています。
麦芽糖などもオリゴ糖の仲間です。
母乳に含まれる他、天然の動植物中にも含まれており、
ほとんどがスクロース、ラクトース、トレハロース、マルトースと呼ばれる二糖類です。
100年以上前から母乳栄養児が人工栄養児よりも下痢などの病気にかかり難く、
かかっても軽症であることが知られていました。
当時は、母乳中のビフィズス増殖因子と呼ばれていましたが、腸内細菌の研究が進み、
オリゴ糖がビフィズス菌などの腸内善玉菌を増やす事が確認され、
様々なオリゴ糖が発見されました。
現代においては、腸内環境に対して重要な働きを持つものとして、様々な健康食品に利用されています。
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