愛犬のお悩みについて

涙やけについて

Q.与えてもいいおやつはありますか?

A.ジャーキーを避け、自然な食材をおやつにしてあげましょう。

ジャーキーなどの加熱処理された食べ物に含まれるタンパク質は、消化・分解が悪く、涙管にタンパク質の代謝副産物がこびりついたり、涙がドロドロになってしまったりするため、涙やけになりやすくなってしまいます。
食事の面でも、消化のしやすいナチュラルな食事を心がけ、おやつは、クッキーや、フルーツ、生肉生骨といった加熱処理されていないものを選びましょう。

おやつはあげすぎに注意です。
主食の20%以内に抑えるよう、心がけましょう。

干し芋スティック
りんごチップス
生肉・生骨

記事を読む → あなたの愛犬の目の下の汚れ、「涙やけ」かも。
Q.おすすめのドッグフードはありますか?

A.”アナジェン”と”BONE”をおすすめします。

当店で「涙やけ」にお勧めするドッグフードは、ドライフードでは、”WYSONG(ワイソン)アナジェン”、その他では、生食ローフードの”BONE”です。

このフードをお勧めする理由として、

”WYSONG(ワイソン)”は、酵素や乳酸菌など消化を助ける栄養素がたっぷり含まれていることと、  ドッグフードにはあまり含まれていない代謝を助けるタウリンなどの栄養も入っており、  消化がよくて、栄養バランスのいいナチュラルフードである。

”BONE”は、生肉を中心とした、一切加熱していない、完全な生食のドッグフードであることにより、消化がよく、様々な微量栄養素もたっぷり含まれているということ。発酵野菜も加えているため、野菜の栄養も取れるということ。

両方のフードに共通しているのが、 消化や分解を助ける酵素や乳酸菌類がたっぷり含まれているということです。
消化のいい食事がなぜ涙やけにいいかというと、涙やけは、分解しきれなかった未消化のタンパク質や、不純物が涙管を詰まらせたり、涙の成分をドロドロとしてしまうことで 涙が常にあふれ出てしまうことにより起こる症状です。
タンパク質の分解を助ける酵素などが入っている食事は、 涙やけの原因となる老廃物や不純物を作りにくく、結果、涙やけしらずの健康な体つくりに結びつきます。

加えて、涙やけが気になる子に気をつけたいのが、ドッグフード以外のおやつ類です。
ジャーキーや甘いおやつ、添加物などは涙やけを克服するにはお勧めできません。食事とともに、おやつにも配慮して、少しの生肉や少しのフルーツなどにしてあげてください。
WYSONGアナジェンについては、10か月以上の成犬用ですので、子犬の場合、グロースを与えてあげてください。

WYSONG(ワイソン)アナジェン
BONE
Q.涙やけは手術でしか治らない?

A.食生活や生活スタイルで改善されることもあります。

手術で涙管を通す方法は、対処療法ですので、一時的にはよくなりますが、根本的に涙やけを起こしてしまう原因を改善しない限り、また、すぐに涙管が詰まり、元の症状に戻ってしまいます。

涙やけは、涙管に老廃物や不純物が詰まったり、こびりついたりすることで涙があふれ出てしまう症状です。

まずは、詰まらせてしまう要因を取り除きながら、根本的な問題解決をしていく必要があるかと思います。
確かに、生まれつき、涙管が細かったり、詰まり気味の子もいます。 その場合、元々細い涙管を食生活などで太くすることはできません。
ですが、細くて詰まりやすい涙管をできる限り詰まらないようにするのは、食生活や生活スタイルで対策できます。
現在の症状を維持する、もしくは、悪化させない努力をしないと、ますます症状はひどくなり、常に涙でびしょびしょの状態になりかねません。

・ナチュラルでヘルシーな食生活
・ストレスの少ない生活スタイル
・健全なライフスタイル

根本的な問題解決を目指して、取り組むことができれば、手術なしでも少しでも症状を軽減していくことは可能だと思います。ぜひ、頑張ってみてください。

記事を読む → 健康レポート「涙やけについて」

口臭やデンタルケアについて

Q.生食だと歯石がつきやすくなりませんか?

A.そんなことはありません。

ドライフードが歯に良くて、手作り食や缶詰、生食ローフードが歯に良くないというのは、正しくありません。

ドライフードが歯にいいと言われている理由は、硬いからだと思いますが、 実際には、ほとんどの子がドライフードのような小さな食べ物は、飲み込んで食べています。
犬は、元々、食べ物を、喉につまらない大きさに引きちぎったり、かみ砕いたりするために歯を使います。人間のようにじっくり噛んで消化をするという構造ではありません。
ですので、歯磨き効果を期待して硬いものを噛ませるのであれば、生骨や噛むおもちゃのほうが有効です。
逆にドライフードは、高温で加熱された加工食ですので、 乳酸菌や酵素などの有益な栄養素が失われています。
口腔内の健康を維持する、口内良性菌をとりいれる機会が減っているため、 愛犬・愛猫達の歯石や歯周病が増えているともいわれいます。

手作り生食や生食ローフードは、様々な良性菌類がたっぷり含まれているので、口臭や歯垢の少ない口内の環境作りにお勧めできます。
ただ、硬いものを噛むことは、天然の歯磨き効果があり、また、顎の強化や脳の活性など利点がたくさんあります。
手作りごはんや生食ローフードを与える場合、定期的に、生骨を与えたり、噛むおもちゃを噛ませてあげることをお勧めします。
Q.うちの子は歯磨きさせてくれません。いい方法はありますか?

A.当店では、サプリメントや生骨などをオススメしています。

歯磨きができない場合、奥歯や歯の裏に食べカスなどが詰まり、歯垢や歯石の原因となりがちです。

歯磨きの苦手な子には、”お口ピカピカデンタルクリーン”という、口内良性菌のサプリメントがお勧めです。
”お口ピカピカデンタルクリーン”は、フードにかけるだけの簡単デンタルケアで、ビフィズス菌などお口の中の有用菌がたっぷりですので、口臭や歯垢のない健康な口内環境をサポートします。
歯磨きの嫌いな子にもフードにかけるだけですので簡単に与えていただけますし、また、食の細い子やグルメな子にもナチュラルチーズの香りとおいしさで食いつき抜群です。
ぜひ、お試しくださいませ。

生骨ですと、手羽先や近江牛生骨などの生の骨を週に1度ほど与えてあげるのも、天然の歯磨き効果でお勧めです。
生骨に抵抗がある場合、天然木製ダンベルで遊ばせてあげる方法もあるかと思います。

デンタルクリーン
手羽先
近江牛の生骨
Q.歯石取りは全身麻酔をすると言われました。他に方法はありませんか?

A.歯周病の原因となるので歯石はできる限り取った方が良いです。

おっしゃるように全身麻酔のリスクを考えると、ご自宅でできる方法で対策したいものです。
当店では、ご自宅で歯石取りができる、”歯石とりペンチ”と”歯石取りスケラー”を販売しております。
もし、歯を触らせてくれる子であれば、チャレンジしてみるのもいいかと思います。

歯石取りペンチ
歯石取りスケラー

生食・手作り食について

Q.手作り食にするとドライフードを食べなくなるのではと心配です。

A.ドライフードだけでは喜ばなくなる可能性はあります。

確かに、手作りごはんは、ドライフードより美味しく、ドライフードを喜ばなくなる可能性は無いとは言えません。
ですが、ただ、おいしいだけで食事をしているわけではありません。
体が必要とする栄養バランスをちゃんと摂取できてこそ、食欲は満たされます。

手作り食とドライフードを併用している方はたくさんおられますし、手作り食であっても、ドライフードであっても、添加物や濃い味付けなどをしていない限り、 自然の味覚としてちゃんと受け入れてくれるほうがほとんどです。

ドライフードを食べてくれないのではという心配で手作りご飯をあきらめてしまうよりも 栄養たっぷりの健康食を摂りいれるという手作りごはんの利点を摂りいれることに、ぜひチャレンジしていただきたいと思います。
Q.栄養バランスを考えると、やはり手作り食にするよりドッグフードが一番?

A.いいえ、ドッグフードが一番良いということはありません。

手作りごはんは、栄養たっぷりでしかもおいしい健康的な食事です。
確かに栄養バランスや手間の部分で手作り食を躊躇してしまう方は多いですが、もっとラフに考えてチャレンジしてください。

おおざっぱにいうと、犬は、70~80%くらいを肉類(骨や内臓など含め)、残りの20~30%を 野菜やフルーツやハーブや海草類といった食事のバランスです。
ですので、神経質に多くの食材を摂り入れようとしたり、 カロリーを計算したりして億劫になる必要はありません。
実際、私たち人間も、毎日、栄養バランスとカロリーを計算して食事を作ったり、食べたりしていないと思います。
その感覚と同じように、おおざっぱなバランスを実現するだけでほぼ、理想的な栄養バランスになっていると思ってください。
あと、できる限り、手作りごはんの内容は、生のままあげるほうがお勧めです。
Q.フードの切り替えはどうしたらいい?

A.ごく少量から少しずつ切り替えてください。

慣れないフードの場合警戒して食べないという子もいます。
体調によっては調子が悪くなることもありますので、フードを切り替える際は、1粒2粒というごく少量から少しずつ切り替えていくことをおすすめします。
また、フードが完全にからだの中で切り替わるのは3ヶ月ほどかかると言われています。
ゆっくりと様子を見てあげてください。

結石について

Q.結石におすすめのドライフードはありますか?

A.ワイソンシリーズのエピゲンがおすすめです。

ワイソンのエピゲンは、グレインフリー(穀物不使用)というだけでなく、スターチフリー(糖質不使用)のフードです。
穀物や糖質というものは、犬には必要ありません。
糖質が含まれないこのフードは、

・結石
・穀物アレルギー
・肥満
・ドライフードの食いつきの悪い子

におすすめです。

ワイソン エピゲン チキン
ワイソン エピゲン フィッシュ
Q.どうやって水分を取らせるといいですか?

A.生肉やミルクをおすすめします。

加熱・乾燥させているドライフードと違い、生肉には水分が含まれています。
水分を取るという意味では、缶詰などのウェットフードもおすすめですが、缶詰は保存期間を長くするため、加熱処理された加工食品なので、乳酸菌や酵素と言った栄養を多く取りたいのであれば生肉をおすすめします。

また、水を飲まない、ということであれば、ヤギミルクご長寿ミルクと言ったもので味を付けて飲ませてあげるというのも一つの手です。

最も大切なのは運動です。
アメリカでは結石の悩みはほとんどないそうです。広い庭を駆け、たくさん運動をしているので、日光を浴び、水も多く飲みます。
そのため、結石にはなりにくいそうです。
お散歩を少し長くする、お庭を自由に歩けるようにしてあげる、などして運動不足を解消してあげることがストレス軽減や結石ケアへと繋がります。

記事を読む → これが大事!結石にならないための8つのポイント

関節について

Q.関節を痛めないように予防策はありますか?

A.タイルマットがおすすめです。

フローリングなど、ツルツルと滑る床を歩いていると、関節に負荷がかかります。
また、階段の登り降りや、コンクリートの道をお散歩するなど、現代の生活スタイルは犬の関節に負荷をかけます。
生活スタイルを見直す、といってもすべて取り除くことは難しいです…。
少しでも環境を改善してあげるために、滑り止めのマットを敷いてあげたり、食生活の改善を心がけてあげることが大切です。

タイルマット特集
ふしぶし元気

記事を読む → 今日からできる!愛犬の関節トラブル3つの対策
Q.関節痛におすすめのサプリメントはありますか?

A.ふしぶし元気と老犬元気がおすすめです。

関節痛には「ふしぶし元気」と「老犬元気」がおすすめです。
グルコサミン、コンドロイチン、ヒアルロン酸といった軟骨成分が豊富で、スムーズな関節の動きをサポートします。
股関節形成不全、膝蓋骨脱臼、椎間板ヘルニアといった関節の症状にお悩みであれば「ふしぶし元気」を、老犬のアクティブな生活には「老犬元気」をおすすめします。

ふしぶし元気
老犬元気