ユニット型カメラのケーブル破損による不具合パターンを解説
今回のブログではユニット型カメラで起こる動作不良の原因と、カメラ本体の動作やLEDランプの点き方で故障と判別出来る見方について解説していきたいと思います。
カメラレンズケーブルが破損している時の動作
カメラの正常時の動作と不具合・故障している時の動作を比較して解説していきたいと思います。
弊社オリジナル製品の《SPU-W-kit》の場合
《正常品の場合のLEDランプの点き方》
正常に動作している場合の本体のLEDランプの点き方は以下のようになります。
電源ON操作を実行すると青LED点灯+ 本体振動→緑LEDが点滅して消灯し、自動で動画撮影開始されます。
《不具合・故障している場合のLEDランプの点き方》
カメラレンズケーブルに少しの亀裂や折り目が付いて内部が破損している場合、本体のLEDランプの点き方は以下のようになります。
電源ON操作を実行すると青LED点灯+ 本体振動→青LEDランプ点灯したままリモコンや本体でも撮影操作しても反応しない状態となります。
また、カメラレンズケーブルが破損していなくても、撮影操作が出来なくなってしまうケースもございます。
SPU-W-kitのカメラレンズケーブルは着脱出来るように設計されており、本体基盤からカメラレンズケーブルを外す事が可能です。
その為、着脱部分が緩んで取れかかってしまっている場合、ケーブル破損時と同様の症状になり、撮影操作が出来なくなってしまいます。
着脱部分は基盤のゴムカバーに覆われていますが、薄く平べったい物等で隙間に入れ込んで、ケーブルと基盤の接着部分を押して しっかりとハメ込むようにしてみて下さい。もしハメ込むのに手間取ってしまう場合は弊社でお預かりしてご対応する事も可能でございます。
Wi-Fi型ユニット型カメラ《SPU-CASE2》の場合
《正常品の場合の動作》
正常に動作している場合の本体のLEDランプの点き方は以下のようになります。
電源ON操作を実行すると本体のLED部分1周点灯→上部動画LED、Wi-FiLEDが点灯します。
その後、スマートフォン操作でWi-Fi設定画面からカメラのWi-Fi電波を選択し、カメラとスマートフォンを接続します。
専用アプリを起動するとアプリのトップ画面からリアルタイムの映像に切り替わります。
《不具合・故障している場合の動作》
先程のSPU-W-kit同様にカメラレンズケーブルに亀裂や折り目を付けてしまい内部が破損している場合、本体のLEDランプの点き方は以下のようになります。
電源ON操作を実行すると本体のLED部分1周点灯→上部動画LEDが点灯。ここでWi-FiLEDが点灯せず、接続が行えないパターンがあります。
また別のパターンとしてWi-FiLEDは点灯して、カメラのWi-Fi電波を選択し接続をしても、アプリのトップ画面から一向に映像画面に切り替わらない状態のパターンがあります。
いずれの場合もカメラレンズケーブルに破損や不具合が生じて動作しなくなってしまうのがほとんどです。
いかがでしょうか。ユニット型カメラは他のカメラとは違い外装が無い為、非常にデリケートに扱う必要があります。 オリジナルカメラを製作する際や、設置する際は特にカメラレンズケーブルに注意してご使用して頂ければと思います。 また、以上のような不具合が発生した場合は一度弊社までご連絡頂ければと思います。
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ユニット型カメラの不具合のお問い合わせは多くございます。今後購入や現在使用している方は本ブログを是非参考にして見て下さい。