カメラを長期保管する際に注意したい3つのポイント
小型カメラを長期的に保管する際の注意点をまとめてみました。小型カメラは精密機器故に取り扱いは慎重に、と言いますが実際は何に気を付ければよいか?という具体的なご説明をさせていただこうと思います。
小型カメラは精密機器という事
小型カメラに限らず、精密機器の取り扱いは慎重にという声はよく耳にすると思います。
例えばカメラを落としてしまいその衝撃で破損させてしまった…という外的要因で破損してしまうケース等はもちろんですが、内部部品の劣化や管理の仕方によって破損が起こるケースも少なくありません。
よく起こりうるケースとして、カメラを使用する機会が無い為に長期的に未使用の状態で保管され、いざ使用しようとカメラを操作してみると動作しない…という事もあります。
特に操作していた訳でもないのになぜ破損しているのか?という疑問も生じるかと思いますが、その未使用の期間が原因で破損している事も考えられるのです…。
そこで今回はカメラを保管していく上で大切なポイントを何点かご紹介したいと思います。
似たような内容として、以前リチウムイオンバッテリーについてご紹介した記事がありまして、そちらと併せて本記事をご覧頂ければと思います。
【カメラのメンテナンスについての記事はこちら】
【バッテリーの膨張についての記事はこちら】
保管場所に気を配る
カメラを使用していない時、普段はどのように保管されていますでしょうか。
ペン型カメラであれば自室の机の上、ライター型カメラであればポケットの中…等
充電もしていない間、どこかに置いておくという方が殆どかと思いますが、その際は以下のポイントを確認してみてください。
・室内の温度は適温か
・直射日光に当たる場所でないか
・静電気に注意する
この3点は特に注視して頂きたいポイントです。
室内の温度は適温か
精密機器の殆どは熱や湿気に弱く、部品が破損してしまう原因になる事もあります。
よくパソコンが例として挙げられる事が多いのですが、小型カメラも例外ではありません。
内部の部品が熱が原因で破損してしまい使用できなくなってしまう事もありますので、特に部屋が高温になりやすい場合は注意したいポイントです。
特に夏場や、立地の都合で熱が籠りやすい部屋等にお住まいの方は要注意です。
対策としては室温を適温に保つ事で、人が快適に過ごせる温度をキープできるのが理想的です。
特に極度の高温、低温環境によりリチウムイオンバッテリーにダメージが入り、劣化して膨れ上がってしまう…なんて事も起こりうる為、なお重要であると考えます。
また、それと関連して寒暖差にも要注意です。
急激な寒暖差により結露が生じてしまう事があり、それがカメラ基盤を損傷させてしまうケースも見られます。
これは冬場等に起こりやすい症状となりますので、部屋が寒いケースでも要注意です。
直射日光に当たる場所でないか
こちらは先程と関連いたしますが、直射日光が当たる位置での保管はお控えください。
前述の通り精密機器故に熱に弱く、破損の原因となる恐れもある他、強い光の影響により光学デバイス損傷の恐れがあります。
窓から太陽光が入ってくるお部屋の場合、その太陽光がカメラに当たっていないかご注意頂ければと思います。
静電気に注意する
こちらも他の精密機器と同様に、静電気にご注意頂ければと思います。
静電気が影響でパソコンやプリンターを破損させてしまうというケースもメジャーであり、小型カメラも十分に注意する必要があります。
一般的に静電気は空気が乾燥していると発生しやすいとされており、特に冬場では暖房器具を使用して空気がカラカラになっている、何てこともあると思います。
その為加湿器を利用して湿度を上げる等の対策を行い、静電気が発生しない環境にすると良いかと思われます。
また、静電気除去グッズ等もありますので、カメラを操作する前にそれらのグッズで体内の静電気を除去しておくと安心です。
いかがだったでしょうか。
小型カメラの保管場所の注視すべきポイントをまとめてみました。
カメラを長く使っていく為にも気を配るべきポイントかと思いますので、是非参考にして頂ければと思います。
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カメラの取り扱いについて重要なポイントをご紹介させて頂きました。カメラをご利用の際は是非ご参考くださいませ。