通常の撮影とは異なる、写真撮影機能の利点・活用事例についてご紹介
製品の一部には動画撮影以外にも静止画を1枚撮影する機能を持ち合わせているカメラがあります。動画撮影とは異なる機能の為、それとは利用方法が少し異なり、今回はその静止画撮影機能についてご紹介できればと思います。
複数の撮影機能を持ち合わせている製品の取り扱いが増えてきております。
一般的には映像と音声を同時に記録する動画撮影が主なのですが、中には写真を1枚撮影する静止画撮影機能や、映像は撮影せず音声のみを記録する単独録音機能等を兼ね備えるカメラが増えて参りました。
動画の活用用途は幅広いと思う一方、静止画はどのように活用できるのか、今回はその静止画撮影機能についてご紹介したいと思います。
カメラを向ける時間が限りなく少なくなる静止画撮影
動画撮影を行う場合、当然撮影したい方向へカメラレンズを向け続ける必要があります。
例えば定点カメラとして使用する場合、撮影したい方向へカメラを向けて固定、手持ちのカメラとして使用する場合はレンズを相手に向け続ける事になります。
特に手持ちカメラとして使用する場合、例として腕時計型カメラであればレンズがある文字盤を常に相手に向け続ける必要があります。
腕の位置を常に気にする必要がある、という点が動画撮影の数少ない不便さであると思います。
そこで静止画撮影と比較すると、1枚の静止画のみの撮影という都合から撮影時間が非常に短く、シャッターを切る直前だけレンズを向ければ良いという利点があります。
先の腕時計型カメラを例に話すと、シャッターを切るときだけレンズがある文字盤を相手に向ければよいので、腕の位置を気にする頻度が動画撮影よりも非常に少なくなります。
用途として写真だけでも十分に有用な使い方ができる、というお考えの場合には十分利用できるのではないでしょうか。
動画容量が非常に少なくなるという利点も
商品ごとによって詳細な数値が異なるのですが、通常の動画撮影以上に容量が少なくなり、内部メモリを圧迫しにくいという特徴もあります。
動画データの保存容量はピンキリな数値で、800MB~1GB等幅広い数値である事が多いのですが、静止画はなんと1MBを基準に前後する数値である事が多く、動画容量と比較としても非常に小さな容量である事が多いです。
先の通り具体的な数値は製品ごとに違うのですが、大まか動画容量の1/800の数値と言ってもいいほどに小さな容量です。
動画データの場合は使用できる最大容量のmicroSDカードで保存できる目安があり、保存しておける映像データの上限があるのですが、静止画の場合は容量がかなり小さい為100~200枚という膨大なデータ数も問題なく保存しておけます。
このデータ容量の小ささも静止画撮影の強みです。
静止画撮影の活用事例
以下の様な使い方が便利な様に思えます。
・ライバル店、市場の価格、相場調査(店舗を経営されている方向け)
・追跡、尾行調査(探偵業等をされている方向け)
・会場の下見等、後からデータを見返す用
カモフラージュカメラという利点を活かす、という点を踏まえると上記の様な使い方で活きるのではないでしょうか。
静止画撮影は利用用途にあっているのか、証拠データとして強いのか
ここまで静止画撮影の利点をご紹介してきましたが、利用用途が静止画を活用できるかどうかも大切なポイントになります。
例としてカメラを防犯調査に使用したいという用途の場合、犯行の瞬間を捉えて犯人を特定し警察に証拠として提出…なんて使い方が想像できます。
そこで動画と静止画、どちらか証拠データとして強いかといわれると、恐らく犯行の一部始終を撮影できる動画データの方が証拠として強いと考えられます。
理由はシンプルで、一連の動作を記録できる動画と複数枚の写真データを比較すると、犯人がどのような動き(=犯行)をしていたか、わかりやすさに差が出るためです。
以上の様に、静止画撮影は確かに便利な機能なのですが、用途によっては動画撮影の方が理にかなった使い方ができる、という事もあります。
その為自分のご利用用途に合わせ、どちら方が使いやすい機能なのか、じっくりと検討した上でご利用頂ければと思います。
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今回は機能の紹介で、静止画撮影機能についてご紹介させて頂きました。
動画撮影とはまた違った使い方ができますので、是非ご参考頂ければと思います。