動画容量が大きくなってしまう要因…フレームレートや解像度について
撮影された映像の動画容量は非常に重要で、大きくなればなるほど保存できる容量が少なくなります。
ここではどんな機能を持つカメラの動画容量が大きくなりがちか説明させていただきます。
スペックが高い物程容量が高くなりがち?と思いきや…
結論からお話すると、解像度やフレームレートが高いもの程、動画容量が大きくなる傾向があります。
ここでミソなのが、あくまで傾向な事。スペックが高くなればなるほど動画容量が大きくなりやすいのはあながち間違いではないのですが、動画の保存形式(圧縮形式)によっても変わってきます。
その為動画容量の大きさは言ってしまえばカメラ毎によると言ってしまうのが正しいのですが、その中でもやはり動画容量が高くなりがちなカメラにはある程度特徴がありますので、動画保存数を気にされている方は特に注力してご確認頂ければと思います。
特徴1 高解像度で撮影が可能なカメラ
解像度とは画質性能を決めるスペックの一つで、平たく言えば映像のきめ細かさを示す数値です。
この数値は高くなればなるほど良い物になっていき、高画質なカメラに必要な条件とも言えます。
詳細な解像度のご紹介については以下ページにてご案内しております為、併せてご参考ください。
「解像度についての記事紹介リンク」
解像度とは言ってしまえば映像に使用している情報量、という意味合いが近く、その数値が高くなるとその分映像内の情報量が増えます。
動画容量はその映像内の情報量の多さで増減しますので、情報量が増えるという事はその分だけ動画容量が増えるという事にもなります。
解像度を変更できる機能を持つカメラであれば、画質も下がってしまう代わりに動画容量を落とす事もできます為、用途にあわせて調整ください。
特徴2 フレームレートが高いカメラ
フレームレートは映像の滑らかさを決めるスペックで、数値が高くなればなるほど肉眼で見れる光景に近い映像を撮影できます。
考え方としてはパラパラ漫画と同じで、1秒間に使用しているコマ数が多くなればなるほど滑らかに動く、というシンプルな考え方です。
より詳細なフレームレートのご紹介は以下にてご案内しております為、ご参考くださいませ。
「フレームレートについての記事紹介リンク」
フレームレートも解像度と同じく、映像内の情報量に関係しています為、この数値が高くなるとその分動画容量が大きくなります。
平均的なカメラのフレームレートは30fpsとなっており、これを基準に高いか低いかご判断頂くのがよろしいと思います。
それを基準に判断すれば、60fpsのカメラは30fpsの物と比較すると単純計算で60fpsは30fpsの物の倍の動画容量を持つ事になります。
スポーツ観戦等の素早い動きを捉える場合はフレームレートが高いカメラの方がおすすめできますが、防犯や証拠取りを目的している場合は容量を抑える為にフレームレートは標準な物を選ぶのも良いと思います。
特徴3 動画圧縮形式
こちらは少し聞きなれない言葉かと思います。
動画圧縮形式とは、その動画を保存する時の処理がどのような処理のされ方なのかを示す物となります。
解像度やフレームレートと異なり少々説明が難しいのですがここで覚えて頂きたいのは1点で、カメラが「H.264形式」か否かです。
弊社でお取り扱いしている小型カメラの動画圧縮形式は2020年5月現在では2種しかなく、「H.264圧縮形式」か「MotionJpeg形式」のどちらかしかありません。
H.264圧縮形式のカメラだった場合はそれを商品ページにて記載しております為、H.264形式という記載があればそちら、そうでなければMotionJpeg形式のカメラとなっています。
動画容量の話に戻すと、H.264圧縮形式の物は動画容量が小さくなる傾向が高くなります。
理由については圧縮形式の仕組みを詳細に解説しないといけない為本記事では省略いたしますが、簡単に言えばH.264圧縮以外のカメラの動画容量は大きくなりがち、と覚えて頂くだけで良いと思います。
以上の事をまとめると、動画容量が高い傾向にあるカメラは以下の通りです。
- 解像度が高い物
- フレームレートが高い物
- H.264圧縮形式に対応していない物
また、カメラのスペック表に動作検証時に記録した動画容量を載せていますので、そちらも併せてご確認頂くのが良いと思います。
保存できる映像量にこだわりのある方は特にチェックしていただければと思います。
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今回は動画容量についてのお話しでした。またスペックについてご紹介させて頂ければと思いますのでお楽しみに。