動体検知モードで撮影する際の注意点-第2弾-
今回のブログでは前回記事にしました動体検知撮影についての注意点に関連したお話になります。 動体検知での撮影を想定されている方へ、是非参考にして頂ければと思います。
動体検知モードの待機状態について
動体検知モードは基本的に撮影を行っていない間は"待機状態"になります。
この待機状態というのはカメラ本体の電源が切れているのではなく、動体を検知して撮影するまでの間は常にカメラ本体は駆動しています。
その為、カメラ本体は駆動しているので、少しずつではありますがバッテリーは消耗していきます。
イメージとしては、スマートフォンのようにお考えいただければと思います。
スマートフォンも電源を入れていれば、操作をしていなくてもやがて充電が切れて電源がオフになります。
これと同様にカメラも電源を入れていれば、徐々にバッテリーは減り、撮影操作を行えばその分バッテリーの減るスピードは上がります。
動体検知モード時のバッテリー持ち時間について
先程のお話に関連しますが、よくあるご質問で動体検知撮影の場合はバッテリーはどれくらい持つの?というお問い合わせが多々ございます。
まずはじめにバッテリー持ち時間というのは、フル充電したカメラが"連続で撮影し続けられる時間"となるわけで、
商品ページのスペック表の記載で言えば「連続稼働時間」がバッテリー持ち時間となります。
ただ、この「連続稼働時間」は動体検知モードで撮影を行った際はまた話が変わってきます。
動体検知モード時は先程ご説明した通り、待機状態の間も少しずつバッテリーが消耗してきます。
つまり、動体検知の待機状態が続く程、"撮影出来る時間"が減ってくるという事になります。
逆を言えば、待機状態が長く続く程、カメラを設置している時間帯が伸びるという捉え方も出来ますので、
防犯カメラとして使うなら動体検知機能は大変便利な機能と言えるでしょう。
動体検知モードで撮影した際の失敗例
よくあるお問い合わせで動体検知モードで撮影した際、「上手く動作していない」「最初の数分の撮影データしか残っていない」等のお声が多数ございます。
勿論、お問い合わせの中にはカメラ本体そのものが不具合を起こして動作していないというケースもありますが、
「上手く動作していない」「最初の数分の撮影データしか残っていない」という症状の原因として考えられるのが、撮影した環境によって動作しなかったケースです。
例として以下の内容をご参考いただければと思います。
==========失敗例==========
目的:空き巣被害の証拠映像記録
撮影方法:朝、部屋の陽が差し込む明るい場所にカメラを設置し、留守にして夜までカメラを回し続けた。(充電しながら録画※充電中録画有り)
撮影データ:自分が設置した時の最初の映像データしか残っていない。
原因推測①:単純に撮影終了までの間に映像内に何も映らなかった。
原因推測②:時間帯によって部屋の明るさが暗くなり、カメラの前に人は通ったが映像内が真っ暗だった為、映像の変化を感知せず動体検知が作動しなかった。
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上記の失敗例は撮影環境が開始時と終了時との映像内の明るさに差があり、時間帯によって映像が真っ暗になり、
動体検知のしにくい環境になってしまった事が原因と考えております。
最後に動体検知モードで撮影する上で以下の2点の事注意して頂ければと思います。
・人通りが少ない、映像内に余計な物が映り込まない環境
・時間帯によって明るさの変化が少なく、常に同じ画で撮影出来る環境
いかがでしょうか。動体検知撮影は証拠映像の記録には非常に役立つ機能ではありますが、注意すべき点を把握しておかなければ撮影に失敗する場合もあるかと思います。
動体検知機能を活用する方は是非本ブログをご参考いただければと思います。
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