日付設定が失敗する原因とその解決方法について
多くの小型カメラの日付設定はパソコンを使用して日付を調整する仕組みになっています。それがうまく行えない…という方向けのコラム記事をご紹介いたします。
小型カメラの日付調整方法について
多くの小型カメラは日付調整をご自身で行って頂く必要があり、方法もそれぞれ異なります。
方法については大きく分けて3つに部類され、商品ごとにより決まっています。
- テキストデータを作成して設定する方法
- 設定プログラムを使用して設定する方法(プログラム対応機種のみ)
- スマートフォンをカメラに接続して設定を行う方法(Wi-Fi対応機種のみ)
テキストデータに記載して設定する方法と設定プログラムを使用して設定する方法は過去にご紹介しておりますので方法のご確認は過去記事をご覧ください。
テキストデータを作成して設定する方法紹介記事設定プログラムを使用して設定する方法紹介記事
設定方法自体については上記過去記事をご確認頂くとして、本記事ではよくある失敗する原因とその解決方法についてご紹介できればと思います。
よくある失敗の原因と解決方法
よくある失敗原因は大まかに分けて以下の様な物が多いです。
- テキストデータの記載方法が違う
- テキストデータの名前が違う
- デキストデータの配置位置が違う
デキストデータの記載方法が違う
ありがちな失敗例として、文章の記載方法が違い正しく日付が反映されない事があります。
上記の画像はキーレス型カメラSPK-19の日付調整用テキストデータです。
例として2020年3月27日の10時40分に調整する場合、記載する内容は「2020.03.27 10:40:00 Y」となります。
この記載内容に間違いがあると正しく変更できません。よくある間違いとしては全角と半角を間違えている、入力する数(桁)が間違えている、記号を打ち間違えている…という事が多いと思います。
成功例)
2020.03.27 10:40:00 Y
失敗例)
2020.03.27 10:40:00 Y←全角入力になっている
2020/03/27 10:40:00 Y ←記号が違う
2020.03.27 10:40 ←桁が足りない、語尾のアルファベットが無い
テキストルールの基本ルールとして入力は全て半角入力です。
細かいルールは商品ごとに決まっていますが例としてSPK-19ならば「日付は . で区切る」「時刻は : で区切る」「日付と時刻の間は半角スペースを入れる」というルールがあります。
まず設定が行えなかった場合は、入力ルールを守れているか確認して頂ければと思います。
テキストデータの名前が違う
ルールを正しく守り時刻を入力しても、テキストデータの名前が間違っていると反映されてくれません。
保存するテキスト名は取扱説明書に記載がある為、その通りに保存してください。
今回の例でいうとSPK-19であれば名前は「time」です。
拡張子は「.txt」なので、正式な名前は「time.txt」になります。
テキストデータの配置位置が違う
テキストデータの配置位置も決められていますので、誤った場所に置くと反映されません。
テキストデータ配置位置は「全商品共通でmicroSDカード直下」の位置になります。
簡単に言うとSDカードの中身を開いたときに出てくる最初の画面で、撮影した映像データを格納しているフォルダがある場所です。
そこにテキストデータを配置し、「撮影データを格納しているフォルダ」と「テキストデータ」が並ぶ様に配置されていれば完了です。
たまにある間違いとして、その格納しているフォルダの中にテキストデータを配置する事がありますが、それでは反映されてくれませんので注意です。
その他注意事項
多くの間違え方やその解決方法は上記の通りですが、その他の間違え方として以下の様な物があります。
- 拡張子が.txtじゃない(特にmacの場合が多い)
- テキストデータをWordで作成している
あまり多くないケースですがご参考頂けたらと思います。
いかがだったでしょうか。本記事で症状が解決されれば嬉しく思います。
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初めのうちは難しいと思われる部分なので、ぜひ参考にしてください。