腕時計型カメラの秒針や、電池交換時の注意点をまとめました
腕時計型カメラの針駆動は一般的なボタン電池で行われています。その電池交換や針駆動に関する注意点をご紹介させて頂きます。
当店の腕時計型カメラの針駆動は、一般的なボタン電池が用いられています。
このボタン電池の平均寿命は1~2年程とされており、電池が無くなると針は止まってしまいます。
そうなると電池を交換する必要があるのですが、小型カメラという事もあり普通の腕時計にはない注意すべきポイントが多々あります。
今回はそんな注意すべきポイントについてご紹介させて頂きますので、是非とも参考資料としてご覧頂ければと思います。
小型カメラならではの注意点、配線に気を付ける
普通の腕時計と違う重要なポイントは、小型カメラの基盤やパーツの配線があるという物。
電池を交換するにはカメラ基盤やバッテリーを一度持ち上げるか取り外し、その上で電池を交換する必要があります。
その基盤にはマイクやリチウムイオンバッテリーの配線が繋がれており、これらが切れてしまうと正常に動作しなくなってしまいます。
電池を交換しようとして基盤を持ち上げ、無理に引っ張ったり等で配線が切れてしまうケースも少なくありません。
カメラ基盤を持ち上げる際はゆっくりと、配線の状況を目視で確認しながら行って頂くのが良いかと思います。
ボタン電池の種類を確認する
ボタン電池自体は市販されている物なのですが、種類が分けられており間違った電池を取り付けると正常に動作しない事が殆どです。
乾電池でいう単三電池や単四電池…と考え方は大変近しいです。
使われている電池の種類は製品の型番毎に違うのですが、大体の場合は「SR621SW」か、「SR626SW」のどちらかが使用されております。
ボタン電池本体に方の印字がされていますので、それを確認して電池の種類を間違いないようにして頂ければと思います。
裏蓋を閉める時に破損させない様に注意する
電池交換は腕時計の裏蓋を開けて作業します。
もちろん交換作業が完了したらそれを閉じるのですが、閉じる際にカメラを破損させやすい点があるのでご注意ください。
特に注意したいポイントは『配線を挟んでしまう事』と、『文字盤のガラスを割ってしまう事』です。
配線を挟まないように注意
当記事で真っ先にご紹介した配線に注意する問題ですが、ここでも注意すべきポイントになります。
腕時計の裏蓋を閉めるとき、裏蓋と腕時計を力強く押し付ける事となるのですが、もし配線が蓋に収まっていなかったら裏蓋で配線を挟みこんでしまう事となってしまいます。
それに気付かず裏蓋を強く押し付けると当然配線が切れてしまいますので、閉める前に配線が収まっているかご確認ください。
文字盤のガラスを割ってしまわないように注意
こちらは裏蓋から見て表面の、文字盤のガラス部分についてです。
裏蓋を閉める際に力を入れすぎて、表のガラスを割ってしまうというケースも十分に考えられます。
裏蓋を閉める際は机などの平な場所に布を敷き、腕時計を押し合えててもガラスが割れない様に対策を取って貰えればと思います。
以上が電池交換を行う際に注意したいポイントのまとめになります。
いずれも本体を破損させる事に繋がってしまうため、特に注意したいポイントになっています。
電池交換を行う際は、是非慎重な操作をお試しくださいませ。
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電池交換作業に関する注意点をまとめました。
ご参考頂き、製品が破損する確率を下げてもらえればと思います。